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2002.04.23[火]
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日々雑感 - DoromPATIO
■ BSデジタルとハイビジョン
pioneer
デジタルセットトップボックス BD-V2T

せっかくBSデジタル対応の36inchワイドTVを買ったのだから、ソースもデジタルじゃないともったいない。と言うか意味がない。たまにTV売場で見るハイビジョンの高精細画像も見てみたい………などと考えるのは当然のこと。
うちのCATV(J-COM Broadband)から毎月送られてくるTVガイドなどにも「BSデジタル放送加入のお薦め」が入っている。そこで数ヶ月前に葉書を出したが音沙汰がない。そこでフリーダイアルに電話したら惚けた返答だったが、まぁとにかく申し込んだ。

そして本日が工事日。お昼頃に新しいチューナーを持っておにいちゃんがやって来た。今までのアナログ用チューナーよりふた周りぐらい大きいパイオニアのデジタル用チューナーを取り付ける。CATV回線と接続すると暫くはチューナーが自動的に各局との同期を取るための初期化作業を行う。その後、地域設定、(電話回線と繋いでの)双方向通信(はサービスが開始されていない)をやる時のための認証作業などをセットして完了。何やかんやで30分ほどの作業。デジタル放送機器は従来よりも時間が掛かると言うこと。

さて、まずは早速NHKのBSハイビジョンを見てみる。番組はちょうど大リーグのマリナーズ戦。驚天動地別次元の画質。まるで高解像度のPhotoshop画像を毎秒30コマで見ている感じと言えば大袈裟か?
次は民放の無料放送のBSデジタル・チャネル(BS日テレ、BS朝日、BS-i、BSジャパン、BSフジ)をチェック。ちょうど、BSフジで洋画をやっていたのだが、その画質は、ほぼ、まんまDVDレベル。画面サイズも最初から16:9だからばっちし。
その後、ニュースやトーク番組などをBSデジタルで見てみたが、まぁ〜とにかく笑っちゃうほどの高画質。19時からはNHKのニュースをハイビジョンと地上波を交互に切り換えて比較試聴してみたが、まるで次元が違う。
ちょっと前になんかの番組でMr.マリックが数年前の紅白歌合戦で「ハイビジョンで見た場合にネタバレしていた」という、本人曰くの屈辱の体験を明かしていたのだが、それはつまり、例のパンストをほぐして作った超極細のナイロン繊維がハイビジョン・カメラではちゃんと映っちゃうし、ハイビジョン・テレビならやはりそのまんま放送されて視聴者に見えてしまうと言うことなのだ。NHKニュースの比較試聴でも、ハイビジョンなら街頭インタビューの人々の髪の毛の一本一本がちゃんと判るのだ。だから中年以上の女優さんはハイビジョン時代は生き残れない(皺の一本一本、化粧の浮きなどがもろに判る)ってのもあながち嘘ではないようである。

こうなると2005年に延期された地上波デジタル化もさっさと進めて欲しいものだが、いやしかしほんと、TVの進歩(あるいはデジタル系技術の進歩)は凄いと言うのを実感した次第。
但し、画質は最高だが番組的にはどうでもいいものばかりというのも事実。実はBSデジタルにしたのはBSフジならF1の全戦生中継(土曜日のフリー走行、予選、日曜日の決勝)が見られるってのがあったんだけど、良く調べたらそれは有料の方だったりするし(月額700円)。
とまぁ言うわけで矛盾を抱えたBSデジタル&ハイビジョンなのだが、綺麗なことは筆者的に画期的レベルだから月額1,500円プラスと言うことで許そう。

なお、BSデジタル・チューナーはまるでMacのiTunesでCDをリッピングした時にCDDBから情報を引っ張って来るみたいに、J-COM BroadbandのCATV放送の場合で言えばチャンネルを切り換えると例えばその時放送している映画の題名がTV画面の上部に表示されたりするし、リモコンの「ガイド・ボタン」と言うのを押すと、やはりTV画面にその時間帯の番組表が表示されたりもする。その番組表で別の番組を選んでリモコンの「決定ボタン」を押すと、その番組に切り替わる。
要するに放送帯域に余裕があるから色々な情報を同時に流せるわけだ。
そして将来は電話回線を使った双方向番組が始まる。そうなるとリモコンを使ってTV通販の直接申込とかアンケートへの回答とかが出来ちゃうわけだ。要するにTVがPCになるわけだが、既にデジタルTVは充分すぎるほど中身はコンピュータである。そもそもパイオニアのチューナーの説明書にはどこにも「チューナー」とは書いてなくて「デジタルセットトップボックス」と表示してあるぐらいだ。なんとも凄い、あるいは便利な時代になったものである。

テレビの本放送は昭和28年(1953年)に始まったわけで、だからつまり、昭和27年生まれの筆者はまるっきりのテレビ世代である。白黒からカラーになった時の感動を今でも鮮明に憶えているし、日本初の衛星生中継がケネディ暗殺で内容変更になった時も、社会党(当時)の浅沼委員長の暗殺も生(今で言うなら「ライブ」)で見ていたぐらいなのだ。そしてデジタルの画質はそれらと並ぶぐらい衝撃的な進歩である。後は地上波も含めてさっさと全部がデジタルになればロクな番組がないってぇ問題も解決されるのだ。日本中が不況で困っているんだから地上波デジタル放送を前倒しして消費拡大に走ればいいのに、肝心のテレビ局の体力が弱まっちゃっていて2005年だか2008年だかに延期せざるを得ない混迷の日本と言う構図は全く困ったもんであるぞ。
猫 チンチラ 来夢&来喜
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