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2003.05.31[土]
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日々雑感 - DoromPATIO
■ 家電製品の寿命・他
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電気ポットの蓋を分解してみると……

1年365日毎日重宝している象印電気ポットのお湯に、なにやら白い小さな破片のようなものが浮いて来るという現象が起き始めた。フィルターがあるからその破片は外には出てこないが気持ちが悪い。お湯を完全に取り替えても駄目。クエン酸洗浄しても駄目。日本の水道水中に電気ポット内で沈殿・固形化するほどの石灰分が含まれているはずはない。
こりゃ電気ポットの寿命だなと言うことで例によって例のごとくビックカメラ渋谷東口店にて最新型のものに買い換えた。

新型が来た時点で旧型を分解。これは本来は一般分別ゴミとして捨てちゃうためだが、白い破片の原因探しも兼ねていたのは言うまでもない。そして上蓋をバラしてみたら、びっくり唖然呆然愕然。パッキンの内部の空気室と思われる白いプラスティックの円筒形の部品がボロボロになっていたのだ。沸騰時の蒸気熱と経年変化による完全なる変質である。元はプラスティックの筈なのだが、今や指で軽くつまんだだけでバラバラに砕けてしまう。つまり、お湯の中に浮かんでいたのは、この変質したプラスティックの破片だったことが判明したのだ。アップの写真で見れば、その変質ぶりの凄さが良く判るだろう。
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中のプラスティック部品が熱と経年変化でボロボロになっていた

この電気ポットは恐らく5〜6年ぐらい毎日使っていた筈だが、白い破片は1年前ぐらいから(その頃はかなり細かかった)出始めていたから、と言うことは、この象印電気ポットの製品寿命はたったの4〜5年ぐらいしかないと言うことになる。
これがなければ毎日のインスタントコーヒー(ネスカフェ・ゴールドブレンド)が楽しめない必需品だから稼働率は高いし、量販店価格なら9,000円弱だから一日あたりで計算するとざっと5〜6円なら安いと言うべきか?

しかし重要な部分への安易なプラスティック部品の多用が耐久性を落としているのは確かだろう。昔の製品、あるいは外国製(GEやフィリップス、あるいは今は無き大昔のフーバーなど)に比べると最近の国産製品は機能豊富だが耐久性には欠けると思うのだ。
今回の部品がプラスティックの射出成型品ではなく、アルミなどの金属製だったら10年だって持つ筈なのだ。

全く同じ時期に炊飯器の調子がおかしくなった。ちゃんと炊けるのだが、保温にしておくとあっと言う間にご飯が黄色くなっちゃうのだ。これは炊飯器を長く使っていると必ず起きる現象。原因は内釜の表面のフッ素コーティングの劣化である。こうなっちゃったら他もおかしくなってきただろうと諦めて新品に買い換えることにしている。
なので電気ポットと同じ時に東芝製(以前は松下製)を購入。今のトレンドの「釜炊き」って奴である。ちょっと前のトレンドのIH方式は全社標準装備で、最近の差別化は「釜炊き」なんだそうである。これは内釜の底部に丸みを持たせて底の部分に回転する対流を起こすと言うもの。要するに昔ながらの「お釜」の内部の対流状態を再現するわけである。

それ以外でちょっと前の製品と違うところは無洗米への対応。内釜の目盛り表記並びにコースメニューに「無洗米」の文字があること。我が家は既に100%無洗米なのでこれは便利……かと思いきや、結局、表記より更に水の量を増やさないとちゃんと炊けないことを発見。表記通りだとぼそぼそで固すぎるのだ。無洗米は水をかなり多めにしないといけないのだ。
と言うわけで、東芝も結構いい加減である。

それにしても電気釜も劣化の原因はフッ素加工にある。普通のフライパンもフッ素加工のものには寿命がある。しかし昔ながらの鉄製の中華鍋はちゃんと使えば一生持つ。
やっぱり近代工業製品はどこかおかしいのである。

話変わってSARS騒ぎ。本当に日本に患者が居ないとは信じられないが、居ないに越したことはない。シンガポール他では「日本(人)の清潔な習慣を見習いましょう」なんて推奨しているが、言われてみれば日本(人)の基本的な生活習慣は清潔である。平安京には完全な下水施設があったらしいが、遙か後のベルサイユ宮殿にはなかったのは有名な話。マリーアントワネットも滅茶滅茶不潔だったのだ。風呂は滅多に入らなかったしトイレは壺だった。ヨーロッパで香水が発達した理由の一つは単純に悪臭除けなんだから。
また、中国宮廷料理やフランスの正統貴族式テーブルマナーでは、例えば鶏の腿肉を食べた後の骨は何のためらいもなく床に捨てて良いのである。ブドウの種は口から直接、床に吐き出せばよい。王侯貴族は何をしても良いのである。床を掃除する係には仕事がなければいけないのであると言う理屈。貧しかった日本、妙に平等な日本の食文化にそう言う不潔な習慣はない。
そしてイマドキの日本で、繁華街を歩いていて平気で唾やタンを吐く奴は居ない(正確に言えば、筆者は見たことがない)。
ところがシンガポールでは唾を吐くと罰則があるのだから、それはつまり、そう言う輩が多いと言うことだろう。

SARSの元々の感染源は(まるでエボラ出血熱のように)野生動物だという説もあるようだが、これはおよそ食べられるものは何でも食べちゃう中国への警告か? 実際の所、中国政府の情報公開がいい加減なので本当のところは良く判らない。
どっちにしろイラク戦争とSARSのダブルパンチで航空業界と旅行業界が史上最悪の状況なのは不運であるとしか言いようがない。

ついこの間(春先だったかな?)「あさひ銀行はりそなになりました云々」なんてコマーシャルをやっていたと思ったらあっさりと事実上破綻して国有化になっちゃったのがりそなグループ。マクロ経済に弱い筆者には訳が判らないが、日本の銀行は本当に大丈夫なのか? 但し筆者には心配するような預金がないから関係ないんだけど。

またまた話変わって、帝国ホテルのガルガンチュアは流石は老舗帝国ホテルという見事な味の総菜やスープ、パン、お菓子などを売っているので昔からのお気に入りなのだが、そのガルガンチュアが昨今のデパ地下総菜ブームなどの関係から店舗をリニュアルしたと言う情報を耳にした。だから当然、更に品揃えが充実しただろうと思って行ってみたらこれが大不正解。帝国ホテル・ガルガンチュアで最も気に入っていた「ビーフクリームコロッケ」「シーフードコロッケ」「ビーフカツレツ」などの揚げ物系総菜が全て無くなっちゃったのである。何でだ?

と言うわけでロクな話題のない今日この頃である(T_T)
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