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2005.07.30[土]

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■ 調布市花火大会

手前の人の列は河川敷に向かう群衆

7月23日[土]に開かれた調布市花火大会に行ってきた。10数年ぶりに東京都内で震度５の地震があったあの日である【爆】。そもそも調布市花火大会にはトラウマがある。一昨年、わざわざＳ席の予約購入までしたのに台風で中止（延期）になったのである。予約代金は払い戻し、結局見ることが出来なかった。去年は引っ越し前でバタバタしていたので観に行かず。そして今年。なんたって引っ越し後の我が家からはすぐ近く。なので予約による席確保などはせずに出掛けてきたというわけ。

近いとは言ってもクルマで行ったら交通規制に引っ掛かるし、うちから最寄り駅の久我山までは徒歩約15分なので花火で盛り上がってから電車で帰るとあんまり楽しくない。と言うわけで一計を案じて、仙川までルシーダ君で出掛けてコインパーキングに駐車。そこから電車で花火大会最寄り駅の京王多摩川へ。当日は調布市花火大会の関係で普段は止まらない急行が布田（布田会場最寄り駅）と京王多摩川（多摩会場最寄り駅）に停まるのだ。ワイフは最近、某所でバイトをしているので調布で待ち合わせと言うのが本日の本来の計画。

てなわけで仙川に向かう為に我が家を出てすぐの交差点で信号が赤だから停車した途端にルシーダがゆっさゆっさと大揺れした。「あちゃちゃ、とうとう、このクルマも寿命かぁ？」などと勘違いしてギアをニュートラルにしても直らない。つまりエンジンとは関係ない。てぇことは地震である。すぐに滅多につけないＮＨＫラジオを聞いたら大相撲中継がすぐに中断して「震度５弱。震源は千葉。都内の震度は４」とのこと。こりゃ結構でかいぞと。

しかしまぁ、既に出掛けちゃったのであるから仙川に車を停めて急行に乗った。この時点では京王線は普通に動いていた。そして車内放送で初めて急行が京王多摩川に停まることを知ったのでそのまま京王多摩川へ。そしてホームのベンチに座り、携帯メールで「集合地変更」を知らせるべく文章を作り送信しようと思ったら、これが全然送れない。Tu-Kaのサーバー無応答のメッセージ。音声電話を掛けてもビジー状態。これは明らかに地震による発着信規制に違いない。駅の構内放送では「大きな地震の為、京王線は全線45km/h運転中。山手線、小田急線、南北線は止まっています云々」。確かに筆者が京王多摩川に到着したあとの電車は全然来ない。仕方がないから携帯メールを送るべく複数回のトライ。やがて幸いにしてワイフからの電話が掛かり、集合地変更（調布駅 → 京王多摩川駅）の伝達に成功。あとは新宿から来るワイフを待つだけ。やっとこさ入線する到着電車はのろのろでやっと辿り着き、吐き出される花火客の人数は物凄い。やがて30分後にワイフと合流。あとは公称徒歩3分とやら（実質約5分だった）の花火会場へ。

その京王多摩川駅 → 河川敷の道すがらで驚いたのは宅配ピザ屋の若者達が「ピザ＝一枚＝1,000円!!」と大声で売っていること。その数が半端じゃない。もう一つ驚くのが満員電車で大きな発泡スチロールの箱を持参する家族連れ。中身は大量のビールであろうがご苦労さんとしか言いようがない。花見と同じのりなのであろうが筆者には理解出来ない世界。まぁ何事も好きずきであるが。

河川敷には無数の出店

上の写真は到着直後（18：30ぐらい）の多摩川河川敷の様子。物凄い数の露天商が出店している。まるでお祭り状態。人出は地震なんか無関係に物凄い。最近の傾向で若者の浴衣姿が目立つ。そしてまつこと暫し。予定表通り19：20より、いきなり調布市花火大会は始まった。それから終了の20：30までの70分間、10,000発の花火をずぅっと打ち上げっぱなし。これはかなり見応えがある。来た甲斐があったと言うものである♪　花火大好き人間の筆者とワイフは大満足であった。

大玉連発♪

迫力満点

ところで、デジカメでの撮影は無理だったので証拠がないが、今回、結構驚いたのが特殊花火というか変形花火というかな作品。「眼鏡の形」「スマイルマーク」「ハート型」など。文字通り、その形の花火が打ち上げられるのだ。花火も進歩進化するのであると感心した次第。

もうひとつ。花火の最中、ずっと花火と関係なく露天商で行列を成し、焼きそばや大阪焼きやクレープやかき氷を食べている人達は一体何しに来たのだろう？と言う大いなる不思議体験も印象的。

そして帰路。これは結構大変。京王多摩川駅が完全にパンクなのである。改札口の上の電光掲示板に「（入場）中止」の表示を見たのは生まれて初めて。見渡す限り全部、人（の頭）。しかし10分ほど待っていたらちゃんと動き出して無事帰れた。仙川駅で降りて徒歩5分のTimes24でルシーダに乗り楽勝で帰宅。作戦大成功。やっぱり日本の夏は花火であるぞと。

ばっさり

話は全く変わって、花火大会の数日後。いつものように居間でPowerBook G4 15"と戯れていて（←仕事の場合もある）何気なしに（と言うか何となく気配を感じて）振り返ったら（庭が見える位置なのだが）そこに人が居る。脚立に乗って庭の大木の枝の剪定をやっているのだ。つまり植木職人さん。前触れ無し。お断わり無し。でも驚いてはいけない。我が家には特殊事情があるのだ。

別の角度から

下の二枚の写真をご覧頂きたい。賃貸三軒長屋である我が家は東側と南側を国有地（の飛び地）で囲まれているのだ。そして東側の国有地の向こうは公園。南側の国有地の先は高源院（お寺）。つまり我が家の「見た目、メインのお庭のスペース」は殆ど、国有地なのだ【笑】。だから、植木職人は国有地の樹木の剪定をしているのである。だから驚いちゃあいけないのだ。不法侵入でも何でもないのである。

東側。完全に国有地に建つ物置【爆】
剪定前はこちら

2階から見下ろしたところ。南側

逆に言えば、上の写真で判る通り、我が家的に言えば「国有地に勝手に物置を置いている」のであり「国有地に勝手にフェンスを立てたり植木を置いたりしている」のである。しかし勿論、これ自体は不法行為ではない。ちゃんと不動産屋さんにも確認している。なにしろ「飛び地な国有地」だから、国としてもどうしようもないのだ。であるから永久構築物を建てること以外はなにをやったっていいわけなのだ。物置は置いてあるだけだからいつでも撤去出来るわけだし。要するに運がよいのである。

そこで植木屋さんにお茶など出しながら色々聞いてみたら曰く……

こんなラッキーな物件はないよぉ。他に聞いたことがないもん
物置？物干し？そんなもん、ぜんぜん問題ないよぉ
この辺はね、昔は「（田んぼの真ん中の）島」だったんだよ

なんだとか。そして加えて「蜂の巣があるよ」「え？」。言われて気が付いたのが下の写真。廻りではぶんぶん蜂が飛んでいる。植木屋さん曰くキンチョールか何かを「決して振り回さず蜂巣だけにめがけてぶっかければいい」とのこと。振り回すと蜂が向かってくるのだそうな。なので言われた通りに駆除したら見事に片付いた。これ、やってみると判るのだが、蜂の巣にだけ集中的に殺虫剤をぶっかけると、その廻りを飛んでいるミツバチ達は巣を守る為に蜂の巣に集まり、結果、薬液にやられてバタバタと落ちるのだが、もしも殺虫剤をミツバチの群れにぶっかけようと振り回すと薬液が拡散するから効果が半減し、ミツバチは人間様の攻撃に向かって来ちゃうと言う理屈なのだ。先人の知恵は重要である♪ 植木屋さん＝プロのアドバイスは全く正しい。知らなきゃエラいことになるのである。

植木屋さんに教えられて存在を知り慌てて駆除した蜂巣

と言うわけで「究極の借景」または「超らっき〜♪な庭」の樹木の剪定作業完了。下の写真はおまけの百合の花。

家の中まで届く芳香を放つベランダの百合

参考：剪定作業前の裏庭の状態
剪定後の写真に戻る

閑話休題。とある土曜日。暇なのと小腹が空いたのでワイフとで深大寺へ。とろろせいろを食べたあと、腹ごなしに土産物屋散策。そこで見つけた金色の招き猫が可愛かった（のと来夢に似ている）ので購入。自作ミニ神棚【爆】に鎮座在（ちんざましま）した。この自作ミニ神棚に置いてあるものは下記の通り【笑】。

ATMで1ヶ月分をまとめて購入するロト6とミニロトの控え券
銀色と金色の龍の置物（宝くじの置き台＝お供え台になっている）
※前にも書いたが筆者は辰年生まれなので龍が大好き
本日購入の金色の招き猫
パトローネ（サイズがジャストなので500円玉貯金箱）
※奥の二つはまだ空っぽ
レモンオイル（ギターの指板専用のオイル）

右奥の写真は横浜の日吉神社の写真。筆者が撮影してプリントしたもの。本年10月16日開催の2005年連合三田会大会の晴天祈願専用である。左奥の赤いのは何故かここに置いてあると言うだけの染み抜き剤。

自作ミニ神棚【爆】

こちらは同じ日に同じ土産物屋で購入した「火消し装置付き」の陶製灰皿。色、サイズ、質感共に良し。機能性もＯＫ。右奥は深大寺の別の店で買った「作家もの」のゴブレット。ビールを飲むのに最適。無名作家なのでモノが良く色も洒落ているのに＠1,400円と安かったのでワイフが気に入って買ったもの。左はバンド合宿をした山中湖ビクター・サウンド・ビレッジで買ったのロゴ入りマグカップ。

筆者の必需品：マグカップ＆珈琲、煙草、ライター、そして灰皿