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2003.5.14[水]更新
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映画三昧 - DoromPATIO
■ ロード・オブ・ザ・リング他
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔:ファンタジー系超大作ロード・オブ・ザ・リングの二作目。一作目から見ていないと訳が判らない点は同じ連作でもインディー・ジョーンズなどとは大違い。正直、筆者はファンタジー系もスペースオペラ系(スターウォーズ、スタートレックなど)もどっちも弱いのだが、ワイフが大好きだから付き合った。
ちなみに観たのはエイプリル・フール=つまり4/1で、この日は「毎月一日は映画感謝デー」って奴なので鑑賞料金は@1,000円ぽっきり。そんなことは全く知らずに最初から「007/ダイ・アナザー・デイ」と両方観ることにしていたので大ラッキー♪ 普段なら7,200円かかる筈が4,000円で済んじゃったんだから。
ハリー・ポッターとはまるで傾向の違う重い重い内容なのであるが、特撮のレベルは本当に物凄い。筆者が見た限り過去最高。分厚いパンフレットによれば、ハリーポッターの「トビー」と同じようなキャラ設定の「ゴラム(スメアゴル)」も「クライマックスの集団戦闘シーンの敵側の兵士」も全てCGとのことだが、そんなことはとてもじゃないが信じられないってぐらいに実写とCGの区別が付かないのだ。
と言うわけで良くできた映画ではあるが、少々気になる点もあった。それはまず「森のシーン」に出てくるキャラ。これだけはいかにも作り物っぽいし、デザインなどがまるで「ネバーエンディングストーリー」なのである。もう一つは大人気のリブ・タイラーの扱い。本来、ストーリー上は第二作ではリブ・タイラーの出番はないのにも関わらず、回想シーンでしっかり沢山出てくるのである【苦笑】。
この二つのシーンはしっかりと眠気を誘われた。何しろ苦手のファンタジー系だし、物凄く長い映画だからどっかで眠くなっちゃうのは避けられないのだ。

007/ダイ・アナザー・デイ:今年=2003年はイアンフレミングの原作の一作目=カジノ・ロワイヤルが出版された1953年(筆者が1歳の時!!)から50年目、映画版第一作の「007は殺しの番号(これは公開時の邦題。その後は原題通り「ドクター・ノー」に改められた)」の公開が1963年(東京オリンピックの前の年。筆者は小学校5年生)だから、それから40年目、そして作品としてはちょうど20作目と言う節目の年。
なので、ここ暫くの007とは違う工夫がなされている点が筆者のような40年越しの007ファンには色々と楽しいのである。例えば……
  • ここ数作のボンド・カーはBMW製であったが、久々にアストンマーティンになっている。これは明らかに「ゴールドフィンガー」へのオマージュ
  • 武器担当の二代目Qの登場シーンでは、過去の様々な「秘密兵器」が所狭しと並べられており、「ロシアより愛をこめて」のラストシーンで宿敵ローザ・クレッブが用いるつま先から毒を塗ったナイフが飛び指す靴や、「サンダーボール作戦」の冒頭シーンで使われた背負い式の飛翔装置などがギャグ・ネタとなる
  • ボンドが氷の下を泳いで移動するシーンで「サンダーボール作戦」で登場した超小型酸素ボンベが使われる
  • アカデミー女優ハル・ベリーが海岸から現れるシーンは「ドクター・ノー」のアーシュラ・アンドレスへのオマージュ
  • 絶対にボンドとはプラトニック・ラブであるはずのMの秘書のミス・マネー・ペニーとボンドが何故か……(これ以上は観ていない人のために書きません)
  • ラストシーンのBGMは明らかに「007は二度死ぬ」のオマージュであり、ラブシーンの舞台はどう考えても(例によって不自然で実際には有り得ない)日本の漁村のわらぶき屋根の小屋の中。これもまんま「007は二度死ぬ」のシチュエーション
  • などなど
映画の内容そのものは例によって例のごとくの荒唐無稽スーパーヒーローの大冒険活劇であり、トリビュート作品であるから予算潤沢で過去最高の大規模アクション・シーンの連続。渋谷パンテオンの大画面とドルビー・サラウンドで観ないと興味半減ってぐらいの「ド大迫力」である。
但し、幾らなんでもこれは無理だぞ絶対助からないぞってシーンもあるのはご愛敬か??

ところで007に関する蛇足的蘊蓄雑学を少々。まず、原作や初期のショーン・コネリーものを基準とすると、今や元気で生存しているのは、そのショーン・コネリーだけなのである。
原作者のイアン・フレミングは映画が大ヒットしてから数作目に急性心筋梗塞で急逝。ボンドの上司として完璧な填り役だったM(バーナード・リー)、ミス・マネー・ペニーそのものとしか言い様の無かったマリリン・マックスウェルも死去。更に1999年、最後まで老体で頑張っていたQ役のデズモンド・リュウェリンも死去。そもそも007シリーズを大ヒットさせた張本人である辣腕プロデューサーのアルバート・ブロッコリも亡くなっており、今は娘さんがプロデューサーに名を連ねているという次第。
もう一つ。007の原作シリーズのうち、第一作の「カジノ・ロワイヤル」だけはイオン・プロ(アルバート・ブロッコリの会社)が映画化権を取る前に他が権利を確保していた。だから「映画:カジノ・ロワイヤル」は他のボンドものと全く異なるおちゃらけ作品になっているのである。ちなみに、こちらの主演のデビッド・ニーブンももう亡くなっている。この映画、他にウディ・アレン、ピーター・セラーズ、デボラ・カー、ジャン・ポール・ベルモント、ジャクリーン・ビセットなど、とんでもない豪華配役なのも特徴。おちゃらけだと判って観れば「オースティン・パワーズ」の元ネタに違いないと確信できる名作(迷作)なのである。
さらにややこしいのがボンドものから完全に足を洗ったはずのショーン・コネリーがボンドを演じた「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」。ストーリーはまるっきり「サンダーボール作戦」と同じなのだが、これも正式な007シリーズではない。細かい経緯(要は映画化権に関する契約のゴチャゴチャ話である)は忘れたが、映画の中ではちゃんと007/ジェームズ・ボンドであるショーン・コネリーなのだが、公式な007シリーズとしてはカウントされないのである。しかしボンド・ガールのバーバラ・カレラは好みだし観てない人は観て観るべし。契約の関係からタイトルに「サンダーボール(作戦)」を使えなかったため、ショーン・コネリーの奥さんの「(あなた=ショーン・コネリー=、お金になるんだから007シリーズに)二度と出演しないなんてもう言わないでよ(= Never say, never again)」と言う台詞がそのままタイトルになったらしい。こう言うジョークのセンスは素晴らしい。ちなみに、この時のショーン・コネリーの出演料は40億円弱だったらしい!!

ボーン・アイデンティティ:マット・デイモン主演の記憶喪失もの。基本的なプロットは「ロング・キス・ロング・グッドバイ」とまるっきり同じ。つまり任務中のトラブルから記憶喪失になったCIAエージェントの死闘を描くもの。違いは「ロング・キス・ロング・グッドバイ」の主人公が女性だというぐらい。どちらも回り全てが敵となり、CIAに追われるが、途中で巻き込まれた脇役(当然「ボーン・アイデンティティ」では女性、「ロング・キス・ロング・グッドバイでは男性)が重要な役割を演じる。いずれの場合も主人公はスティーブン・セガール並みに滅茶滅茶強く頭も良いという設定。基本的に国家そのものを敵に回してしまうと言う意味では「エネミー・オブ・アメリカ」とも似通った話になる。
いずれの場合もハリウッド映画的に最後は見事なハッピーエンドとなるので、単純にアクションシーンを楽しみ、爽快感を味わえる筆者好みの映画。
それにしてもハリウッド映画の世界ではCIA(中央情報局)、DIA(国防総省)、NSA(国家安全保障局)、NRO(国家偵察局)、そしてFBI(連邦捜査局)は殆どの場合、悪の巣窟ないし諸悪の根元なのはなんでなんだろう?

トータル・フィアーズ:DVDでもう一度。映画の感想は記述済み。DVDにはCGや特撮のメーキング・シーンが収録されているが、これが凄い。ハリウッド資本主義=潤沢な予算とアイデアと才能の集積万歳。

メイン・イン・ブラック II:こちらもDVDでもう一度。「大資本派手派手アクション映画」と双璧をなすハリウッドの「ナンセンスギャグ満載のコメディ映画」の伝統に則った徹底的破茶目茶SF作品。トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスなんだから面白くないわけがない。
そう言えば、昨日、テレビで(既に5〜6回目になるであろう)「ビバリーヒルズ・コップ2」を見たが、何回見ても面白い。テンポの良さ、一作目を見ていないと面白みが半減するところ、ブリジット・ニールセンの人間離れしたかっこよさなど、MIBIIと基本プロットが全く同じ事が良く判る。

ウインドトーカーズ:同じくDVDにて。太平洋戦争物。主演:ニコラス・ケイジ。ネイティブ・アメリカン(今や「インディアン」は放送禁止用語らしい)のナバホ族の言葉を元にした米軍の暗号を守るために、ナバホ族の通信兵専属の担当となったニコラス・ケイジの本当の役目は、もしもMr.ナバホ族が日本軍に捕らえられそうになったら殺すこと。基本的なプロットはプライベート・ライアンと同じ。落ちも同じ。違いは監督がジョン・ウーだと言うこと。だから例によって例のごとく、ニコラス・ケイジは何度も「横っ飛びマシンガン撃ちまくりシーン」をやる。アクション・シーンは最近の傾向に従ってやたらと派手でリアル。
但し映画に登場する航空機が全てCGなのは興醒め。クリスチャン・スレーターが日本軍の将官の日本刀で首を切り落とされるシーンの転がった頭部が作り物だと判っちゃうのも辛い。CGや特撮がリアルになればなるほど、わずかな「アラ」が気になっちゃうからである。
なお、この映画ではナバホ族の言語を暗号に利用したと言うことが史実として扱われているが、これは嘘だという情報もある。どっちが本当なのか筆者には判らない。
……と思っていたらヒストリーチャネルの「現代の驚異 -MODERN MARVELS- #169『暗号』」によれば事実だそうである。この方法の最大のメリットは暗号解読器がそのままナバホ族のコードトーカー(暗号解読専門の兵士)であるので実際の戦場において解読作業が一瞬にして行われたこと(現代のコンピュータ時代と違って1940年代では人間が直接解読出来るならその方が遙かに速かったと言うこと)と、そして勿論、太平洋戦争中に(大日本帝国陸海軍に)暗号が破られなかったことだそうである。

ターミネーター2:TV地上波にて。良く出来た、そして世界中で大ヒットした娯楽アクション作品は何度見ても面白いし、古さも殆ど感じない。CGは今見ても充分に凄い。液体金属ロボット=T-1000に扮したロバート・パトリックは今や「Xファイル」のドゲット捜査官役で大活躍であるが、そのロバート・パトリックを最初に見たのは「ダイ・ハード2」のテロリスト役の時で、この時から非常に個性的で存在感のあるキャラクターだったので、これは端役じゃ終わらないだろうなと思った直感は見事に当たっていた。
ところで間もなくT3である。今度の敵役ロボットは女性らしい。

スター・ウォーズ エピソード1:超ぉ〜遅ればせながらTVにて。CGは確かに笑っちゃうほど素晴らしい。劇場で観たら凄いだろうと言うのは良く判る。この作品がなければ「ロード・オブ・ザ・リング」の集団戦闘シーンは無かっただろうってぐらいの出来である。最初の3作品と違って男優も女優も美男美女揃いであるのも宜しい(逆に言えば、最初の三部作のレイア姫やルークが醜女醜男過ぎたのだ。だから配役上は脇役なのにも関わらず一人得をしたハリソン・フォード=ハン・ソロに人気が集中したのだ)。それはさて置き、ありとあらゆるモチーフに中国や日本の影響が見られるのは不可思議。
ついでに言えば、見終わってから「CGは凄い。だけど、だから何なの?」と思うのは「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリー・ポッター」と同じくファンタジー系、スペースオペラ系が苦手の筆者にはストーリー展開の必然性が本質的に理解出来ないからと言う固有の事情であり、こればっかりはどうしようもない。

ジャッカル:ブルース・ウィルスとリチャード・ギアの競演が話題になった暗殺もの。劇場公開時にも見たのだがTVにて再度鑑賞。確か、この映画がブルース・ウィルスが最初に劇中で死亡する役柄である(その後が「シックス・センス」)。もう一人の重要な配役であるシドニー・ボワチエがラストシーンで滅茶滅茶得な役を演じている。ここに登場する「ジャッカル」は有名な「フレデリック・フォーサイスのジャッカル」とは全く関係がない。
ちなみにこの映画、非常に重々しく始まり、前述のごとく配役は豪華キャストで、映画的な仕掛けも大袈裟な割りに見終わってみると何となくパッとしない。作品としてはせいぜいBクラスである。
何でそうなっちゃうかと言うことを考察してみると、原因はブルース・ウィルスとリチャード・ギアと言う二大スターをバランスさせることに無理があったからであろうと言うことが判る。
何故ならばブルース・ウィルス扮する世界一の暗殺者=ジャッカルは過去20年間、一度もミスを犯さず、殆ど誰にも顔を知られておらず、この映画のストーリー上で請け負った仕事の報酬は7000万ドルと言う、とにかく物凄い設定。当初、この(ゴルゴ13も真っ青みたいな)ジャッカルを追い掛ける側のFBIとロシア当局は全く歯が立たない。にも関わらず、終身刑で入獄中の元アイルランドの闘士であるリチャード・ギアを(恋人がジャッカルの顔を知っているからと言う理由で)出所させ協力させると、その元アイルランド闘士は直ちにジャッカルの先を読んで、どんどんと的確に追いつめていくと言うのは余りにもお手軽すぎるではないか。
また、ジャッカルが選んだ暗殺方法はワゴン車に搭載した大口径機関砲をハイテクによって遠隔操作すると言うものなのだが、だったらジャッカルが現場のすぐ近くにいる必要はないのである。機関砲には2000mmの望遠レンズとビデオカメラが装着されており、ジャッカルはパソコンを使ってリアルタイムで標的を視認しながら精密な照準と発射が出来る。ワゴン車のセッティングが終わった後は逃走に便利な距離だけ離れてからリモコンで狙撃すれば捕まらずに済むのだ。
ところが映画ではジャッカルは犯行現場付近のベンチに座っており、逃走時にはリチャード・ギアに遠くから見破られてしまう程度の変装しかしてない。ジャッカルは天才的な変装の名人であるという設定であるのにも関わらずである。
この設定はラスト・シーンでリチャード・ギアとブルース・ウィルスが直接対決する場面を作り出すためであるのは明らかなのである。
以上、脚本は如何に大切かというお話しでありました。

X-メン:テレビにて。最近はシリーズものの新作が劇場公開される直前に前作をテレビで流すのが流行っている。既にレンタルビデオで一度見ていたのだが、テレビで見て損はないレベルの作品なので見た。CGオンパレードは快感。ハル・ベリーの銀髪の鬘は似合わない。ロード・オブ・ザ・リングでは善の魔法使い役のイアン・マッケラン(この人、何とナイトの称号を持つ英国を代表する名優)が悪のミュータントの総帥なのが面白い。
作品内容は置いといて、いつも不思議に思うのはアメリカのコミックが原作のハリウッド作品の一種独特の暗さ。これは全て原作に原因がある。それというのも、何故かアメリカン・コミックのヒーローは100%、暗い過去を背負っているのである。だから両親を虐殺された過去を持つバットマン映画も妙ぉ〜に暗い。スーパーマンだって故郷の星は爆発して無くなっちゃっているのだ。X-メンの場合も主人公は過去にナチの手で異常な人体改造手術を受けているからしょっちゅう悪夢にうなされている。大体、X-メンの導入部はアウシュビッツから始まるのだ。
と言うわけで、アメコミ原作のハリウッド映画は、お気楽に楽しむには困った背景演出が全く余計だと思うのは筆者だけであろうか?
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