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2004.04.11[日
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映画三昧 - DoromPATIO
■ ロード・オブ・ザ・リング「王の帰還」・他
話題作、人気作が面白いとは限らないのが世の常。最近、この傾向はますます強いと思う今日この頃の映画三昧である。

ロード・オブ・ザ・リング「王の帰還」:一言で言えば「あ〜眠かった」で済ませることが出来るぐらいひたすら冗長で退屈な作品。なんたって上映時間=3時間23分。同じぐらい(もっと?)長い「タイタニック」は眠くならないから、つまり「王の帰還」は遙かに駄作と言うことである。なにがどう(筆者にとって)駄作(=だるい)かと言えば、それは……
  • 三作どれも流れは同じ(苦労の旅、派手な戦闘、曖昧なラブストーリー)
  • 結局だから何なの?と言う必然性の希薄さ
  • 主人公の演技はひたすらでかい目玉をさらにひんむくことしかないのか?
これは全作共通。さらに「王の帰還」は下記がいただけない。
  • クライマックスの大戦闘シーンはまるでスターウォーズの地上戦シーンと同じではないか(金属ロボットが巨大な象に変わっただけ)
  • ストーリーがおかしいぞ。指輪を消滅させればいいだけの話なら、主要登場人物全員で山に行けばもっと簡単じゃん
  • 終わった後の付け足しシーンの意味がまるで判りません
要するに、結局こう言う種類のファンタジーものは駄目なのね、筆者は。

リーグ・オブ・レジェンド:劇場で観ようと思ったらあっと言う間に上映が終わってしまったのでDVDにて。内容はショーン・コネリー主演のファンタジー系の冒険もの。歴史上の超人(透明人間、ネモ船長、ジキル博士=ハイド氏、ドラキュラの奥さん=紅一点など)が謎の悪人の組織と戦うという、かなり(いや、目茶苦茶)荒唐無稽なストーリー。しかし映画なんて幾ら荒唐無稽でもいいと考える筆者だから楽しめた。なんたってショーン・コネリー主演だし。
しかし、今どきのこの手の冒険活劇映画は殆ど何から何までCG。そして、この映画は特にこの傾向が強い。ネモ船長の誇るノーチラス号だって、完全にCGである。様々なCGシーンはかなり良くできてはいるが、ロード・オブ・ザ・リングほどの巨大予算映画ではないので、CGであることは(少なくとも筆者には)はっきりと判るという程度。
だから筆者が今までに見た映画の記憶で言うと、ディズニーがかなり頑張った初期のフルCG映画である「トロン」に人間だけが実写で登場するような感じ(リーグ・オブ・レジェンドとトロンを両方見たことがあれば判ると思う)。
まぁしかし、映画としては好きな部類である。これも確かにファンタジー系という括りでは「王の帰還」と同じジャンルなのだが、のりが軽いから良いのだ。「王の帰還」は重々しく作っているけど実際には「だから何なの?」って程度の内容しかないから冗長になるのだ。

S・W・A・T:TVで流された予告編は良く出来過ぎで、そこまで面白い映画じゃない。カット割り=テンポが悪く、全体に「金の掛かったTVシリーズ」ぐらいの出来。しかし、少なくとも「王の帰還」よりは遙かにマシ。もちろん、劇場で観るには値しないけども。と言うわけでDVDで見るには丁度良いぐらいのスケールのB級作品。レンタルして損はしません。

座頭市:生まれて初めて、最初から最後まで全部を観た「天才たけし」【苦笑】の映画。はっきり言えばC級。劇場で観たら金返せ系。なんたって作りが素人っぽい。カット割り=場面転換が下手すぎる。つまり編集が悪い。ストーリーも良く判らない。殺陣は凄いと言えば凄いが「ラスト・サムライ」を観た後ではたいしたもんじゃない。その昔の三匹の侍や五社英雄の名作を観た時の凄さとショックはない。ドバっと血が吹き出すだけの話。なのに切った方が返り血を浴びないリアリティの無さも噴飯もの。笑いの演出が入っているからまぁ堪えられるかな程度。こんなもんで国際賞なんか取れるわけがない。
やっぱり邦画はみんなまとめて諦めてあっさりすっぱりすっきりと全面的に撤退廃業解散雲散霧消した方がよいと思うのね、筆者は。

マトリックス・レボリューションズ:1と2は劇場で観たが3=レボリューションズは見る前からつまらないという評判を聞いたのでやめてDVDにて鑑賞。1と2だって本当に面白かったのは1だけで2は相当に落ちる(評価出来るのはカーチェイスシーンぐらい)。で、3=レボリューションズは実はまだ最初の30分ぐらいしか見ていないのだが、全然面白くないことは確か。しかもストーリーがまるで把握出来ない。1と全く同じようなビル内の銃撃シーンはやたらと退屈。続きは全部観てから書き足すことにしよう。でも、いつ続きを見るんだろう? 手な具合で、なにしろ、こう言う調子で映画評を済ませちゃうぐらいに退屈な映画なのである……と書いた三日後に全部観たが結論は全く変わらず。劇場で観なくて、ああ良かったって感じ。ゲーム世代とキアヌ・リーブスのファンにはいいのかも知れない。
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