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2002.10.29[火]
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小旅行記
■ 雨の箱根
箱根
湿生花園の紅葉

今や普段は全くクルマの運転をしない筆者だが、その理由は前から書いているように東京都内で生活する限り、殆どの場合、クルマは不要だからである。しかし旅先ではクルマがあった方が便利に決まっているのも事実。そして、そう言う場合はレンタカーを利用すればよいのである。

と言うわけで箱根。箱根は「庭」と言うぐらいに道は熟知しているが、東名で行くにしろ、西湘バイパスで行くにしろ、行き帰りの(特に帰りの)渋滞は避けようがない。しかも筆者の車は実家(大田区洗足池)に置いてあるから、実家から出掛けるならまだしも、明大前からとなると面倒この上ない。早朝に明大前からクルマを取りに出掛けて、帰りは置いて帰ってくるなんて馬鹿らしい。だからと言って、普段乗らないクルマを手元に置くための駐車場代はもっと馬鹿らしい。
そこで明大前駅隣接の京王観光で小田急ロマンスカーを予約。さらに箱根湯本駅前の湯本富士屋ホテルの中にあるトヨタレンタカーでヴィッツを確保(6,000円@日)。これで準備万端。事実上の自由業の良さを生かして平日(木曜日)にちょいと箱根に出掛けてきた。

問題は天候。このところの関東地方は天気予報がまるで当てにならない。そして案の定、先週の予報では晴れの筈だった木曜日はしっかりと雨だったのだった。
しかしそれはそれ。ちょっと早起きして新宿から小学校以来超久々の小田急ロマンスカーに乗ったのだった。
最近列車に乗ると言えば新幹線のぞみ号の筆者としては、小田急の誇るロマンスカーの、東京近郊では通勤ダイアの関係でのろのろ運転だし、小田原から先は単線だからもっとのろのろってのが気に入らないのだけれど、しかし絶対確実に新宿から92分で箱根湯本に到着するんだからクルマに比べれば全然速いわけで、つまり結局、文句はない。

免許取り立て時代、つまり今から32年前(^^;;
当時のガラガラの東名なら東名用賀料金所から御殿場インターまで30分弱ってな暴走運転(だって日産チェリーで、最初から最後までマジでアクセル全開だったんだから)をしたもんだけど、あるいは10年ほど前にはマークII GT TwinTurboで得意先の役員さんを助手席に乗せて銀座三越前からぴったり一時間で箱根仙石原の某旅館まで行ったこともあるけど(その役員さんは「俺を殺す気か!!」と怒鳴ったが無視した。文句があるなら自分の車で行きなさい)、今更そんなことをする気もないし往復で考えると今の道路事情で安全確実に92分×2はクルマじゃ無理なんである。
ゴルフだってクラブ一式を宅配便で送って東北新幹線で那須で一泊(温泉というおまけも付く)の方がいいに決まっているのだ(^^)v
とにかく東京を中心に考えるとクルマで周辺に出掛けて帰ってくるのは馬鹿みたいに時間が掛かるのである。

てなわけで、小田急ロマンスカーはあっさりと11時前定刻に箱根湯本に到着。天気は小雨。但し風がないので寒くはない。駅を出て、地下道をくぐって橋を渡った先の湯本富士屋ホテルの地下のトヨタレンタカーでクーポン券を出してヴィッツを受け取る。トヨタが誇る世界の大ベストセラーカーであるが、最近はホンダ・フィットに押されて販売が落ちている、あのヴィッツである。

前述のように箱根の道は熟知しているからカーナビなんかは不要。基本料金の6,000円だけで済む。そしてまずは箱根湯本駅裏直近のガーベラ園へ。これは当然、ワイフの趣味。筆者には全く関係ない。中は思ったよりも広くてガーベラという花はやたらめたら種類が多いことを知る。ちなみに筆者は花と言えばバラとチューリップぐらいしか判らない(^^;;

次は宮ノ下。これは小田急のHomePageに特集記事が掲載されていたからで、最近の宮ノ下は観光誘致の関係でアンティックショップが一杯あると書いてあったのだ(アンティックもワイフの趣味)。湯本から宮ノ下はあっと言う間だが、その湯本駅前から続く道は国道一号線。湯本を過ぎればすぐにくねくねの山道。と言うことは、東名が出来るまでの日本の道路行政は江戸時代並だったってことの証明なのだね。

その国道一号線を走ってみるとトヨタが誇るヴィッツも所詮は軽自動車よりは上ってだけのクルマなのが露呈する。シートは小さく、パワーは最低限。エンジン音はゴォ〜っと始終うるさい。センターメータは最後まで慣れなかった変な感じ。
北海道に行ったときのレンタカーはコネがあって差額無しで上のクラスにアップグレードしたのだが、もしもヴィッツ・クラスだったら10倍は疲れたに違いない。
結論としてはヴィッツは都内近郊をちょこちょこ走る以外には使えないクルマである。

なんてなことはどうでも良くて、宮ノ下到着。お腹が空いたので町営駐車場にヴィッツを駐車(最初の30分は無料)し、宮ノ下富士屋ホテルの隣のひなびたそば屋に入ったらこれが大正解。本物の自然薯を使った「箱根蕎麦(要するに「とろろせいろ」のこと)」が妙に美味しかったのだった。
お腹が落ち着いたのでアンティックショップのハシゴ。ついでに品揃えの良い土産物屋で値切って箱根細工(27回仕掛けで5,000円は安かった)と無垢の寄せ木のモダンなコースターを購入。割りと正解な買い物。

天気はちぃ〜とも良くならないがめげずに大涌谷へ。しかし標高が上がるともろに霧。大涌谷駐車場に着いたら殆ど視界ゼロ。更に下の写真の通り、先日の台風で遊歩道が土石流で流れちゃったので観光は一切出来ず。硫黄の匂いだけを味わう。観光バスでやって来たシルバーエイジの日本人の団体とやたらとやかましい中国人(大陸か台湾かは不明)は霧の中を無理矢理降ろされ、行くところは土産物屋しかないのが可哀想。

箱根
大涌谷は何にも見れません(T_T)

ところで箱根に来た目的が紅葉見物であるのは今の季節、言うまでもないことである。しかし箱根の何処にも殆ど紅葉はない。やっぱり今年は夏が暑すぎたのだ残暑が長すぎたのだ。しかも天気は雨なのだ。う〜みゅぅ〜〜。。。
と言うわけで(どう言う訳?)湿生花園に行ってみる。これが結果、正解。湿生花園の見学コースのあちゃこちゃにわずかながらも綺麗な紅葉が散見されたのである(冒頭の証拠写真参照)。

次は来た道を戻って途中にあったマイセン庭園美術館。これまたワイフの趣味だが、ここは不正解だった。入園料は高いし肝心の庭は整備されてないし展示物も中途半端だったからである。ちなみにここは個人がコレクションを公開しているものであってドイツのマイセン社とは何の関係もない。

気を取り直して箱根に来たら必ず立ち寄る元箱根の箱根権現こと箱根神社へ。筆者は神仏衆合八百万の神礼賛の典型的日本人なのである。この点はワイフも同じ。しかし久々に上った石段は息が切れた。歳だ(T_T)
なお、神社駐車場併設のプレハブ作りの色気のない茶屋で食べた「きなこ餅」は美味しかった。お薦めである。

この時点で16時前。ロマンスカーは18時47分を予約してあるがもう見るところも特にない。だったらさっさと帰ろうと言うことで一路、箱根湯本へ。そして当初予定より2時間早いロマンスカーで帰京。結果、明大前には19時に到着したので、行きつけのホルモン焼き系焼肉屋でいつものメニュー(生ビール、レバ刺し、ヤン、うめ蕎麦)を食べて帰宅。

疲労皆無。時間の無駄なし。経費極小。自画自賛。
それにしても、いつも思うことなんだけど……
  • 日本全国、レンタカーは公共性のある乗り物として位置づけを変える
  • 日本全国、レンタカー会社の区別無く乗り捨て自由
  • 価格大幅下げ
  • この結果、自動車会社が2社ぐらいに集約されても知ったこっちゃ無い
ついでに……
  • 大都市のJR、私鉄が連携して必要な路線を終夜運転する
  • 夜中は一時間に数本で充分
  • この結果、大半のタクシー会社が倒産しても知ったこっちゃ無い
となれば日本はどんなに便利になり、同時に無駄な消費が無くなることか!
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