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2007.10.15[月]
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小旅行記
■ 鬼怒川温泉一泊旅行 その2
二日目午前中:鬼怒川ライン下り
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
鬼怒川観光の目玉商品はやっぱりお薦めです♪
http://linekudari.com/

明けて金曜日。しっかりと朝7時に目覚まし無しで起床。旅先でも自宅でも起きようと思えば思った時間に起床できる筆者。朝風呂には入らずバイキングの朝食会場へ。これまた、洋食系から和食系からなんでもあり。例えば台湾に行くと美味しいコーヒーは絶対に飲めないなんてことが日本にいれば有り得ないのが素晴らしい。筆者もワイフも朝から和朝食は大の苦手のパン食派なのであるが、自宅では朝食兼昼食であることが殆ど。しかし旅先では何故か、パン、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、コーンフレーク(ワイフは更にフルーツ)を食べてしまうのが毎回不思議。

部屋に戻って朝の情報バラエティ番組などを見てからチェックアウト。10時ちょうどにホテル前を出る無料シャトルバスに乗る。このバスは幾つかのホテルを廻って鬼怒川温泉駅前まで送ってくれる。そこから徒歩4分ほどで本日の目玉である有名な鬼怒川ライン下り入り口に到着するのだ。

下のチケットでも判るとおり、鬼怒川温泉は大抵の観光施設を循環するシャトルバスが無料運行されている。それが無くても路線バスがある。だから駅前のタクシーは延々と客待ち状態である【苦笑】。要するに狭いエリアの施設の殆どが無料バスで結ばれているから電車で行っても全然、不便がないと言うこと。ちなみに鬼怒川ライン下りは6kmも先に行ってしまうわけだが、ちゃんと戻りの無料シャトルバスがあるし、セットになっているロープウェイまでの無料バスもあるのだ。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
実際にはこの券を見せなくても無料です(^^;;

と言うわけで筆者もワイフも生まれて初めての川下りである。冒頭の看板のある案内所から階段を下りて河原に出るとテント張りの待合いスペースがあり、下の写真のように改札なんて看板が下がっているのがいかにも日本的。この時期、鬼怒川ライン下りはなな何と35分間隔の定時運行。列車ダイアに限らず日本人の几帳面さは決して真似できない美点だろう。筆者はAA型だからこう言うの大好き♪
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
奥に居るのは待合い客をターゲットにしたヤクルトおね〜さん!!
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
出発(出船)であーる

鬼怒川下りの船は純粋な和船。つまり底が真っ平ら。進水重量約1トン。手こぎでは日本最大。天竜下りの和船はもっと大きいがエンジン付きだし、あっちは事故もあったが、鬼怒川ライン下りでは過去に一度も事故はないとのこと。本日の乗船人数は1槽で25名。ピーク時期は35名。靴を脱いで乗る。クッションのようなものがあるのだが、それは救命具だった。出発するとすぐに脚立に載ったカメラマン役のおにーさんが撮影。後で大きなプリントを受け取れる。価格は1,000円。自動カメラではないので構図やピントは完璧。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
手を挙げているのが筆者(^^;;

行程は約6km。時間は鬼怒川の流れに左右されるがおおよそ40分。東京ディズニーランドのジャングル・クルーズの本物版だと思えばよい【笑】。鬼怒川の流れは激しいところと穏やかなところが交互に現れる。穏やかなところは前方のおにーさんが必死に漕いでエンジン役をする。激しいところは勝手にどんどん進んでいく。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
流れがあるので漕がないでよい部分を通過中の図

前方のおにーさんは正にジャングル・クルーズのごとく景色の説明や笑わせるネタを披露するので殆ど後ろ=我々観光客の方を向いているわけだが、実は後ろにもう一人、大ベテランが乗っており、下の写真の無愛想なおじさんが舵取りの一切を行っているのだそうな。だから船は安全確実に鬼怒川を下っていく。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
最も大事な舵取りおじさん
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
次から次へと変化する景色は素晴らしい

勿論、廻りの景色は紅葉の時期の方がもっと素晴らしいだろうが、今年の紅葉はこの調子だと11月中旬ぐらいになりそうで、そうなると寒いからちょっと問題。この日は寒くも暑くもなくマイナスイオン充満と言う感じで最高の天気であった。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
ゴリラ岩。見たとおり、そのまんま【爆】
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
熊岩。目玉は後から填めたそうである【笑】
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
岩のあるところまでは水位が上がる場合があるとのこと
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
あちゃこちゃに滝あるいは沢がある

川下り中のおにーさんの雑談に依れば、芸能人も多く乗るとのこと。つい先日は大きな帽子と大きなサングラスで変装した(つもりの)坂下千里子が乗船したが、気を遣って気が付かない振りをしたら後で自ら名乗ったらしい【苦笑】。春先には水谷豊がロケに来たとのこと。間もなく放映の「テレ朝:相棒」じゃないかな? 他にもバラエティー系(ワッキーや石塚英彦など)も来たとのこと。そう言えば、その番組は観たぞと。

余談その2。船頭さんは冬場は仕事がない。それでは困るので同じ会社が運営するエーデルワイス・スキー場で働くのだそうな。つまり春から秋は船頭さん、冬はスキーやスノボのインストラクターあるいはリフトの管理者になるのである。

てなわけで約40分の川下りが終点に近付くと川幅が広くなり川の流れが極端に緩やかになる。するといつの間にかモーターボートが現れて、和船を浮きドックまで牽引していく。目茶、システマティックで合理的。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
モーターボートで終点へ

もうひとつ。川を下った船はどうやって元に戻すのか? これ、乗船する前からの疑問だったのだが、下の写真のようにクレーンでつり上げてトレーラートラックで4槽ずつまとめて出発点まで陸送するのだそうな。何とも大掛かりな仕掛けになっているわけだが、35分間隔の運行と言い、鬼怒川観光の目玉商品だから当然と言えば当然の構造になっているのだったのだった。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
和船陸送部隊の偉容

なお、終点から階段と坂道を登って無料シャトルバスを待つところには当然のように休憩所があり、ニジマス、イワナ、ヤマメ、山椒焼き団子などが名物。船の運航時間がしっかり決まっているのに、シャトルバスは何故か船の到着の15分後(実際には20数分後)に来るようになっているので、待っている我々は100%何かを食べる。つまり自動的に休憩所の売り上げが発生するようになっているのだ。お見事。

ところで、鬼怒川ライン下りの観光客も我々以外は殆どがおばーさんの団体だったのだが、終点から国道に戻る結構急な坂道を元気に登りながら、あるおばーさんが別のおばーさんに「ねー、あーた、不整脈あるぅ?」と大声で問いかけていたのには(大声では笑えないから)ワイフと顔を見合わせて内心大爆笑だった。日本のおばーさんは元気なのである。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
全然関係ないが無料シャトルバスの車内テレビと天井との傾斜した隙間を見事に埋めている人形達。サイズを合わせてあるのが素晴らしいぞと♪

と言うわけでイワナと山椒団子を食べてから無料バスで今度はロープウェイへ。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
ミニ紅葉。右奥がシャトルバスの発着所

標高700mの丸山へ登るロープウェイはつい数年前にスイス製のゴンドラにリニュアルされたとのことで、確かに格好いいしやたらと窓が広い。
http://ropeway.kinu1.com/
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
麓駅の看板
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
山頂駅到着
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
お天気バッチシ♪

ロープウェイの終点から更に数分、坂道を登ると温泉神社がある。立ち寄り先に神社仏閣があれば無条件にお参りする典型的日本人の筆者【苦笑】。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
商売繁盛、家内安全、無病息災

ところで山頂にあったこの看板が面白い。あくまで構想図なのである。現実とは明らかに乖離している【苦笑】。筆者が見るところ、どー考えても近い将来に構想図の通りになる可能性は限りなく低いように思える【爆】。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
構想
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
現状

まーしかし、ちゃんとした展望台のガラス張りの中からより、まるで物干し台のような現在の展望スペースからの方が景色は余程はっきり見えるのだから良いのであーる。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
遠方右は筑波山
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
左奥がエーデルワイス・スキー場。鬼怒川の碧色が美しい

山頂観光のもうひとつの目玉が猿山。筆者は猿は苦手だが時間潰しに餌をやった。写真を撮れなかったが、一頭だけ大きな白猿が居るのが珍しい。
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
猿山と言っても完全に隔離されている
鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア
プリフォーカスで後ピンにして親子の猿を撮影

とにかく、猿山と神社と景色展望が山頂で出来ることの全てだから30分後に下りのロープウェイの案内放送があると全員下山する。だから山頂ではお金はまるで落ちない(猿の餌代=@100円だけ)。つまり前述の鬼怒川ライン下りの終点の休憩所とは大違いというわけ。だから展望台を作りたいのは分かるが、投資に見合うかどうかと言えば、まぁー無理でしょうねぇ。

と言うような話はともかく、下山し、無料シャトルバスを待つ間に御茶屋さんで味噌おでんとソフトクリームを食べてから鬼怒川温泉駅に戻った。
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