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2011.08.11[月]
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
■ dpGuitarSystem3 - その15 - 改良
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.3

dpGuitarSystem3 Ver. 2.2をThe SHOTのスタジオ練習で何回か使ってみた結果、良い点と宜しくない点がかなり明確になった。
  • ゲインを殆どゼロ近くまで絞った状態のLovepedal ETERNITYによるクリーン/クランチ・サウンドはバッキング用には文句なく◎
  • 但し、そのままではソロを弾くには当然のごとくにまるで物足りない
  • これに対して、BOSS ST-2 Power Stackのセッティングは非常にムズい
  • Soundつまみ(Crunch → Drive → Ultraと歪み具合が変わる)を回すと歪みが増えるのだが、それと比例して音の芯=腰も無くなる=つまり音が引っ込みがちになるので、歪みを上げるとレベル(出力)も上げることになるのだが、そうなれば当然、うるさすぎるか、またはガーガーピーピー=フィードバックでは無くてハウリング状態=になってしまう
  • ハードロック系の曲でパワーコード(5度弾き)に丁度よいセッティングにするとソロにはゲインも音圧も足りない。別の言い方をすると、ギター(dpTL GoldTop)のボリューム操作だけでバッキングとソロの切換えは無理な場合が多々ある(曲によってはOKだが、曲によっては駄目……と言うこと)
  • そうなると、ソロの時はRC-BoosterをONにするっきゃない

つまり、音の芯をしっかりと残したままで必要な歪みを得るにはどうするか?が大きな課題となるわけだが、要するにBOSS ST-2単体では駄目と言うことだ。
また、バッキングとソロの切換えにはRC-Boosterが、やはり必須である。

すると、配列(配線)を下記のようにした方が合理的になる。

Guitar
Amp
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Guitar
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3

つぅまぁりぃ〜……
  • Lovepedal ETERNITYはBOSS LS-2 Line Selectorの前(外)に出し、常時ONとする
  • 通常のバッキングではSmall CloneをOFFった状態のChannel Aにしておく
  • ロック、ポップス、R&Bなどを演奏する場合はこれでOK
    ※ギター → Lovepedal ETERNITY → Lovepedal Echo Baby → ギターアンプ
  • ハードロック系の場合はETERNITYにBOSS ST-2 Power Stackを加える(Channel Bに切り替える)
  • Lovepedal ETERNITYで基本の歪み(いわゆるクランチ・サウンド)は出来ているので、Power StackのSoundつまみは控えめとし、歪みの味付けをするわけだ
  • 但し、いかにもヘビメタな感じを出すためにST-2のベースとトレブルを調整して、適度なドンシャリ・セッティングにすることがポイント
  • ソロで音圧が足りない場合はRC-BoosterをONにする

すると順列組合せは以下のようになる。

接続順と組合せ(A案)
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Ch. A
Ch. B
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
← 信号の流れ ←
0
Tuning / Mute
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Ch. A
Clean / Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ETERNITYのセッティングのコツはGainを控えめにし、Glass=トレブルブースターをフルテン近くまで上げること。Glassはトレブル(高域)のトーンコントロールではなくブースターなのだ
2
Clean / Crunch
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
殆ど「目指せ、エリック・ジョンソン」なサウンドである
3
Ch. B
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ST-2は徹底してドンシャリのヘビメタサウンドにセッティング。すると高調波出まくりなので、ギター側のボリュームを思い切り絞っても、ちゃんと高域が出るからそのままカッティングにも使えるし、フルテンならソロも勿論OKである
4
Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
RC-BoosterのGainはほぼゼロとし、Volume(出力レベル)をフルテン近くまで上げる。それと同時にドンシャリのST-2の正反対でトレブルとベースを絞ってミッドブースト系のチューニングを施し、結果、ST-2との合算でフラットで分厚く明確に音圧の上がったリードサウンドが得られる
5
Lead 2
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
歪みは増やしたくないが音圧を上げたい場合はRC-BoosterだけをONにしたい

ここで問題となるのが上の順列組合せ一覧のNo.5である。
Lovepedal ETERNITYのクランチーなサウンドをブースとしたい場合には、ST-2をOFFにしなければならないことになるのだ。この組合せをしょっちゅう使う可能性が高いとなると(色々試してみないと使用頻度は判らない)現在のボードのサイズと基本的なレイアウトに基づいて最小限の配置と配線の変更だけを行う想定の下図の状態では奥に横向きに配置したST-2のON/OFFがやりづらいと言う問題が生じる。
日々雑感 - DoromPATIO
改良版実体配線図(A案)

そこで上記の配線はそのままで、ペダルの配列だけを変えてみたのが下図。
日々雑感 - DoromPATIO
改良版実体配線図(B案)

こうすると、良く踏むペダルは前に来ることになるし、George L'sを切り詰める作業までやるならば配線距離が最短になると言うメリットもある(からSmall CloneとLovepedal ETERNITYが反対向きなのである)。

このような配線/配列にするとコーラスを使う場合と使わない場合でLS-2の使い方も変わる。
そこで、いっそのことRC-BoosterもLS-2の外に出しちゃうと下図になる。
Guitar
Amp
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Guitar
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
日々雑感 - DoromPATIO
改良版実体配線図(C案)
接続順と組合せ(B案)
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3 ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Ch. A
Ch. B
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
← 信号の流れ ←
0
Tuning / Mute
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Ch. A
Clean / Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ETERNITYのセッティングのコツはGainを控えめにし、Glass=トレブルブースターをフルテン近くまで上げること。Glassはトレブル(高域)のトーンコントロールではなくブースターなのだ
2
Crunch Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Lovepedal ETERNITYのまま音圧(音量)を上げるセッティング
3
Clean / Crunch
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
殆ど「目指せ、エリック・ジョンソン」なサウンド(^^;;
4
Crunch Lead
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
滅多に無いがコーラスをかけたままソロを弾く場合のゲインアップ用
5
Ch. B
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
基本のサウンドはLovepedal ETERNITYで作ってあるので、ST-2は歪みと箱鳴りを足す感じ。ST-2を歪ませすぎると音の芯が無くなるのでセッティングの追い込みが重要
6
Overdrive Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
音圧アップしてリード・サウンドをしっかりと前に出す

しかい、これはやり過ぎっぽい。何故なら、この配列(配線)ではフルゲインのソロから一発でクリーン/クランチ系のコーラス・サウンドへの切換えが出来ないのである。

そこで発想をまたまた変えて、配線は最初の案だが、ペダルの配置をゴロッと変えてみるとどうなるか?
Guitar
Amp
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Guitar
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
日々雑感 - DoromPATIO
実体配線図D案

これはどう言う事かというと……
  • 筆者がKORG Pitchblack(チューナー)でチューニングをチェックする頻度は非常に低いので後方へ移動する(手前にある必然性が薄い)
  • 結果、Pitchblackは斜めの配置じゃないと収まらないが視認性に問題は無い(横向きは流石に問題あり)
  • 手前には演奏中にON/OFFする可能性のあるペダルをズラッと並べる
  • Electro Harmonix Small Clone(コーラス)を使う頻度は低いがフルゲイン状態から一発で切り替えられることが重要なのでLS-2のCh.Bに接続し、Small Clone自身は常時ON。切換えは全てLS-2任せ
  • 通常の演奏はLS-2のCh.Aで行う
  • クランチとオーバードライブの切換えはST-2を直接ON/OFFする
  • リード用の音圧アップはRC-Boosterを直接ON/OFFする
  • ST-2だけをONにする場合もあり得るがLovepedal ETERNITYを手前に持って来ているのでいつでもON/OFF出来るから問題なし
  • Lovepedal Echo Babyは常時ON
  • ジミヘンなどを演るときに、どうしても深い歪みとコーラスを両方欲しいときはLS-2のモードを「A+B Mix ⇔ Bypass」に切り替えれば一応は可能

なのだ。
なお、ギターからのプラグの抜き差しの関係で初段はLovepedal ETERNITYとなり、KORG Pitchblackはその次になる。
実際の順列組合せは下記のように膨大になる【爆】。

接続順と組合せ(B案)
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3 ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Ch. A
Ch. B
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
← 信号の流れ ←
0
Tuning / Mute
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Ch. A
Clean / Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Lovepedal ETERNITY+Lovepedal Echo Babyによるクランチ・サウンド
2
Crunch Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Lovepedal ETERNITYのまま音圧(音量)を上げるセッティング
3
OverDrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ETERNITY+BOSS ST-2によるオーバードライブ・サウンド
4
OverDrive Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ETERNITY+ST-2をRC-Boosterでブーストアップしたリード・サウンド
5
OverDrive 2
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ST-2のみのオーバードライブ・サウンド
6
OverDrive 2 Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ST-2+RC-Boosterによるリード・サウンド
7
Ch. B
Clean / Crunch
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
コーラス・サウンド。Small CloneをONにした時の若干のゲイン落ちはLS-2で調整
8
Ch. A
&
Ch. B
Mix
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
どうしても深い歪みにコーラスを掛けたい場合のみLS-2の設定を変更すればそれも一応、可能ではある

使用頻度の高いのはピンク色に赤数字の1と3と4であり、これらで90%以上になるはずである。
日々雑感 - DoromPATIO
BOSSのペダルは背が高く角張っているのでRC-Boosterを手前にしないと踏みにくいので段差を付けてある
日々雑感 - DoromPATIO
この配置だと無理なく両端にハンドルを付けられる
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剥がしたり付け直したり穴を開け直したりあちゃこちゃ穴だらけ凸凹だらけ
日々雑感 - DoromPATIO
RC-BoosterとST-2に貼り付けた、Small Cloneのは、それぞれLS-2のチャネルの色と合わせた目印

これをベースに、後はスタジオ練習などでLovepedal ETERNITY単体、BOSS ST-2 Power Stack単体、そして両方がONの時の全てで最適な状態のパラメータを探すことが今後の課題となる。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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