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2004.08.11[水]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ Ornetts GM8R(GLD) その4 配線変更+α
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
ネック側の配線とスイッチを変更。そしてエスカッションをブラックに交換

せっかくのネック側ピックアップのカスタム配線のスイッチからノイズが出るのでアースを取り直したり、DiMarzioの資料を見直していたら「スイッチを『ON-ON-ONの6P』にすると、シリーズ or パラレル以外にセンター位置でタップになります」とあるではないか。これ、完全な見落とし【苦笑】。だったら「ON-ON-ONの6Pスイッチ(今までのは「ON-ONの6Pスイッチ」)」を買ってきて交換すればいいわけだ。
と言うわけで例によって他の用事で出掛けたついでに吉祥寺のロックインと渋谷の石橋楽器に寄ってスイッチを二個と、ブラックのエスカッションと、ベルデンの配線用ケーブルを買ってきた。スイッチが二個というのはLes Paulも同じ配線にするため。エスカッションはEMGに合わせるため。後はDiMarzioの図面通り配線するだけ。
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
右手前の黒いスイッチが肝。今はセンターなのでネック側のピックアップはタップされてシングルコイル状態になっている。向かって左に倒せばノーマル(シリーズ)、右ならパラレルとなる
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
Les Paulも全く同じコントロール系になっている。GM8Rと比べるとポット類などの取り付け角度が違うのが判る。こちらはアーチドトップの面と関係なくコントローラー類の軸が平行になるようにしてあるが、GM8Rは面と垂直なので軸は放射状になる。しかし、そうするためには後ろのザグリを表のカーブと合わせなければならないわけだから、つまりGM8Rの方がLes Paulよりややこしい加工をしていると言うことになる。なお、当然だが表面のRに合わせてある方が人間工学的で操作がし易いのは言うまでもない

なお、配線と工作には以下の「諸問題【苦笑】」並びにおまけ的工作が発生したので、それぞれ解決した。
  • ON-ON-ONの6Pスイッチへ配線をする時の注意としては、元々のGM8RのピックアップはDiMarzioの図面とは4芯配線のケーブルの色が違うこと。逆に言うとEMGは(たまたま)DiMarzioの図面とケーブルの色は全く同じ。だから工作は非常に簡単。そうじゃない場合はどれがどれかを先に確定してから作業しないと思った結果が得られないので要注意
  • DiMarzioのON-ON-ONの6Pスイッチ(品番:EP1108)は在庫がなかったのでコンバットのを買ってきたのだが、こいつの首がやたらと太かった。なので、Les PaulもGM8Rも、それぞれのトーンポットの開口部をかなりザグらなければならなかった。こういう加工をする時は気を付けないと表面の塗装を痛める(同心円状にベロッと剥がれる場合がある)ので注意が肝要
  • なお、在庫がないから使わなかったDiMarzio純正のEP1108はいわゆるミニスイッチなので、逆に特殊なスペーサーを噛ませないとトーンポット用の開口部には首が小さすぎるし、筆者には操作性も悪い。この種のスイッチを目立たないように別付けするには最適だが(最近のエディ・ヴァン・ヘイレンのギターなんかがそう)
  • GM8Rから外したブリッジ側のトーンポットが余っていたので、経年変化があるに違いないLes PaulのGibson純正のネック側のトーンポットと交換した
  • ブラックのエスカッションはDiMarzio製を買ったのだが、こいつは水平じゃないタイプ。GM8Rの本来のエスカッションは薄い水平用。なので、ピックアップをそのまま取り付けると絶対に弦と平行にならないので中に仕込むスポンジの位置を工夫して解決

加工前
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加工後
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
傾斜は完璧。しかし、やっぱりビスの色を黒にしないと変である

そして試奏。GM8RとEMGでは結果が違う。
  • GM8R+EMG+カスタム配線:結果は完璧。EMGの中身は余程素性が良いのか、タップしてシングルコイルにした場合の「音の立ち方=いかにもシングルコイルというパキーン、スコーンと言うトーン」が素晴らしいし、何故かノイズも増えない。ノーマル(シリーズ)とパラレルの差も明快で、使えるサウンドが見事に3種類に増えるのだ
  • Les Paul+'59アルニコ(Ornettsオリジナル)+カスタム配線:ノーマル(シリーズ)は悪くないが、パラレルにしても音色差が少ない。タップ=シングルの場合は確かにシングルコイルの音になるが線が細い感じ
やっぱEMGはただものではないと言うことらしい。但し、以上はヘッドフォンでのチェックなので、最終チェックは後日である。
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
これで外観が落ち着いたのだが、エスカッションを止めるビスとピックアップ調整のビスがいずれもクロームなので、いずれブラックに交換する予定

ところで改造とは全然関係ないのだが、Les Paulと並べて記念撮影【笑】をしてみると、ご覧の通り、GM8Rの方が全長がかなり短いことが判る(スケールはどちらもミディアム・スケールで全く同じ)。写真を良く見比べてみると……
  • ブリッジとテールピースの間隔がGM8Rの方が、かなり狭い
  • テールピースから後ろの長さもGM8Rの方がかなり短い
以上の相乗効果でかなりの差が出るようである。当然、短い方が取り回しはしやすい。
Ornetts GM8R(GLD) - DoromPATIO
Les Paulと並べると全長が短いのが判る
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フラッシュ撮影したバージョン。GM8Rの左下はフローリングの映り込み

と言うわけでGM8Rは完璧になったし、Les Paulもコントロール系は全く同じ(違うのは重さとハイポジションの弾きやすさとピックアップセレクターの位置)になったが、ピックアップの違いが実際にギターアンプを大音量で鳴らした時にどうかをチェックしなければならないようだ。近々、またバンドの合宿がある【爆】ので、その時にチェックすることにしよう。
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