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2007.02.09[金]
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Gibson SG Special - DoromPATIO
■ dpGuitarSystem2 その13
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
発想から一週間後に完成♪。後方はdpBassSystem

新しい発想のdpGuitarSystem2を早速制作した。すぐに作る理由はあることにはある。暮れの某私大同期ライブに筆者がギター&ボーカルの新しいバンドで出る事にしたからである。そのバンドの練習は春先から始まる予定なのである。しかし、作ってしまった最大の要因は「思い付いたものはすぐに作らないと気持ちが悪いから」である【爆】。

ここで問題なのは並べ方。つまり、二つに分けたボードのどちらにどのエフェクターを載せるかの最終決定。その前に面倒なのが、前のバージョンのボードの分解。強力両面テープで止めてあるから剥がすのは単純に力仕事なのだ【爆】。

そして、バラバラにしたエフェクターを実際に並べてみて、試行錯誤する事およそ1時間。結論が出た。前ページの表で言うとパターンの6。そうと決めたら後は作業にはいるだけ。そこで早速、翌日、例によって例のごとくJマートに行ってポリスチレンボードを買ってきて、すぐに制作に入った。既に同じ形状と方式のdpBassSystemを作っているわけだから作業は早い。殆ど、あっと言う間。細かいところはdpBassSystemを見ながら出来るので色々と改良も出来た。

と言うわけで、メインボードが下の写真。「EBS MultiComp → Xotic RC-Booster → KORG DT-7」から外へ出て「BOSS CH-1 SuperCHORUS → BOSS DD-6 Digital Delay」に戻ると言うレイアウト。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ギターアンプ側にセットするメインボード。山型の段差には意味がある(本文参照)

ちなみに、全部で4つのストンプボックスが凸凹かつ、かなり間隔をあけて並んでいるのには意味がある。どう言う事かと言うと……
  • EBS MultiCompとXotic RC-Boosterはいずれもジャックの位置が両サイドなので、L字型パッチケーブルを互いに避けてなるべく近づけて配置が出来るように上下にずらしてある
  • BOSS CH-1 SuperCHORUSのインプットにはフットボードからのリターンを接続するのでXotic RC-Boosterとの間をあけてある。但し、L字型コネクターであることが前提(ストレートジャックでもOKにするには馬鹿みたいに間隔を取らなければいけないからである)
  • BOSS CH-1 SuperCHORUSとBOSS DD-6 Digital Delayは演奏する場所のアンプなどの環境によってモノラル配線をすることが有り得るので、その時にパッチケーブルを抜き差しする余裕を持たせながら、かつ、両者の間隔を少しでも狭くするために上下にずらしてある
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
最も近付けられるように上下にずらす
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
L字型のパッチケーブルを抜き差しできるギリギリの間隔と段差
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
ボードの裏側へACアダプターケーブルを通すための穴を開けた

なお、今のところ、すぐにSamson AirLineを購入する必要はないので、これは後回し(ベースボードはサイズも機能もdpBassSystemと完全互換)。だからベースボードにはBOSSの汎用型ACアダプターが両面テープで固定してあるだけである。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
現在、裏側はすっからかん

以上の結果、もう一方の、足元にセットするフットボードは超シンプル。「Xotic AC-Booster → ZOOM PD-01 PowerDrive(とACアダプター)」だけ。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
足元にセットするフロアボード。左下に寄っているのには意味がある(本文参照)

その割りにボードサイズに余裕があり、セットした位置が左下に寄っているのにはちゃんとした理由がある。写真で見ての通り、エフェクターから飛び出したプラグを間違って踏ん付けた時の対策を施すための余裕スペースなのである。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
踏ん付け対策 その1
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
踏ん付け対策 その2

ついでに前のボードに取り付けていたコの字型のハンドルを移植して完成。このハンドルがあるのと無いのとでは、床から持ち上げたり移動したりするときのちょっとした取り扱いの便利さがまるで違うのである。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
超シンプル&ハンドル付き

なお、完成形の実体配線図は下記のようになる。現場(練習スタジオ、ライブハウスなど)の状況や演奏するバンドの傾向などに合わせて様々な配線のバリエーションが可能である。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem
完成形実体配線図

  1. 全てを配線したワイアレスのステレオ出力(これが基本。EBS MultiCompとXotic RC-BoosterとBOSS CH-1 SuperCHORUSとBOSS DD-6 Digital Delayは常時ON。Xotic AC-BoosterとZOOM PD-01 PowerDriveは適宜ON/OFF)
  2. ギターから直接、EBS MultiCompに繋げばワイアードのステレオ出力
  3. BOSS CH-1 SuperCHORUSのアウトプットB → BOSS DD-6 Digital DelayのインプットBの(図では黄色い)パッチケーブルを外せばモノラル出力になる(筆者が現場で使えるギターアンプが一台しかない場合)
  4. KORG DT-7 → BOSS CH-1 SuperCHORUSとすれば、フットボードを使わないシンプルなシステムになる(この場合はギターアンプとXotic RC-Boosterのセッティングによってポップ系にもロック系にもサウンドチューニングできる。但し音量のコントロールはギター側のボリュームのみ)
  5. KORG DT-7から直接、ギターアンプに繋げばジャズ系のクリーンサウンドになる(フットボードと空間系エフェクターは無し。使うとすればギターアンプのリバーブ回路)
  6. 最下段=フットボードだけでも使える(例えば決して歪んでくれないJC-120に繋いでロック/ハードロックだけを演奏するような場合。電車移動で荷物を重くしたくないときには最適。ちなみにフットボードだけならギグバッグ=ギターケースのサイドポケットに収まる)

使い方は一見、とても複雑のようだが、実はとてもシンプルである。
 メインボード(ギターアンプの上にセット)
  • ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem雑音抜きでギターのチューニングをしたいときはギターアンプ側に振り向いて、KORG DT-7のMUTEスイッチを押せばよい
  • EBS MultiCompの設定は、ほぼ固定でよい
  • Xotic RC-Boosterのセッティングは接続するギターアンプによって適宜調整する(ゲインとトレブルとベース)
  • 2台のギターアンプのセッティングが完了した後に音量調整の必要が生じた場合はXotic RC-Boosterのボリュームで調整(すればステレオ接続の2台のギターアンプを同時に上げ下げ出来る)
  • 同じく、トレブルやベースの調整もXotic RC-Boosterで行えば2台のギターアンプそれぞれをいじる必要がない
  • ライブなどで全体の音量や音質が気になった場合も、曲間などにXotic RC-Boosterを調整すればよい(演奏中にも可能)
  • BOSS CH-1 SuperCHORUSは掛けっぱなしで良い自然な立体感・適度な複音感にセッティングする。つまり演奏中は触る必要なし
  • BOSS DD-6 Digital Delayはテンポ固定で問題がないようにエフェクトレベルとフィードバック回数を設定する。つまり、こちらも演奏中は触る必要なし
 フットボード
  • ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem足元にはXotic AC-BoosterとZOOM PD-01 PowerDriveしかないのだから、操作は単純。両方のフットスイッチを連続して踏む必要は(滅多に)ない。つまりエリック・ジョンソンのようなタップダンスは原則は不要
  • クリーン系なら、曲によって、ソロの時にXotic AC-BoosterまたはZOOM PD-01 PowerDriveを踏み、ソロが終わったらOFFにすれば良い
  • ロック系の場合はXotic AC-Boosterを常時ONにしておき、ソロの時に必要があればZOOM PD-01 PowerDriveをON/OFFすれば良い
  • ZOOM PD-01 PowerDriveのセッティングは固定。事前にブーストレベルだけを調整すればよい
  • Xotic AC-Boosterはバンドの傾向などによってゲインとトーン(主としてトレブル)を調整する場合が有り得る(が、一つのバンドの演奏中にしゃがみ込んでの調整はなるべくしたくないから、そこまではしないのが原則)

これにてdpGuitarSystem2の新バージョン(バージョン・ナンバーは改変が多すぎるので数えてない)は完成である。後は実際に音出しをしてバンドで使ってみての評価となる。

なお、ひとつだけ困っている(解決していない)問題がある。それは、このセパレート型だと、今までのソフト・アタッシェに一式全ては入りそうもないと言うこと。つまり可搬性の問題。これまたじっくり、これから考察してみよう【爆】。
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