DoromPATIO DoromPATIO
topPage
information
That's談
Link
来夢&来喜日記
日々雑感
Guitars
Macintosh
DoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIO
topPage
Gibson SG Special - DoromPATIO
■ Fender Japan Stratocaster その4
Fender Japan Stratocaster - DoromPATIO
Fender Japan Stratocaster - DoromPATIO
外観は変わりません(^^;;

Gibsonに慣れすぎた人間にはやっぱりストラトは弾きにくい。だから、せっかく色々と改造したんだけども、暫くはお蔵入りしていた。しかし客演バンドの秋のコンサートで「Highway Star」と「私は風」をやることが決まり、急遽ストラトを引っ張り出してきて、前者については、あの名盤中の名盤たる「Live in Japan」版フルコピーだって言うので、一所懸命コピーをする羽目になっちゃった。
で、つい先週、練習に持って行ったのだが、そうしたらなんと接触不良で音が出ないではないか!!(SGも持って行っていたので練習に支障はなかったけど)
そこで帰宅してから分解して点検したら、なんのことは無い、5ポジション・セレクターの接点の経年変化(腐食)による接触不良だった。根本的な解決は交換しかないんだけど、とりあえずはCRC(KURE 5-56)をぶっかけて数10回がちゃがちゃやって解決。また発生したら、その時は交換ですな。

と言うわけで音が出るようになったストラトを日曜日の練習に投入。
結論:やっぱ弾きにくい(T_T)
これはまぁ当たり前なんだな。と言うのもGibson系と比べると…
  • ロングスケールであるからフレットの間隔が広い
  • ネックの構造上、弦高が高い
  • フレットが高い
  • 指板にRがあるので感触が違う
  • ネックの角(かど)が気になる
  • 弦のテンションがGibsonよりも強い
  • センターピックアップがピッキングの邪魔
  • などなどなどなど沢山(T_T)
…とにかく慣れの問題とは言い切れないぐらい違いが大きすぎる。中でも一番困るのが弦高。ストラトの場合、ネックの構造並びに指板にRがついている関係から、Gibson並に弦高を下げると、12フレットから上はまるっきり音が出なくなっちゃうし、音が出る程度に弦高を上げても、チョーキングすると、やはり指板のRの関係で音が切れちゃうのだ。
しかしである。エレキギターとアコースティックギターは根本的に違う楽器なのである。つまりエレキの場合、生音状態で全てのフレットでチョーキングなどを含めたあらゆる状態で、一切、ビビリ音(具体的には押さえているフレットより上のフレットに弦が触ってしまうことによって起きるもの)が無い状態にする必要は実は全くないのである。アンプを通さない状態で多少びりびりしていても、アンプを通しちゃうと関係ないのである(勿論、程度問題ってのはあって、ビビリが酷ければ、今度はサスティーンに影響が出るのは当然だが)。
(※と言うのはロック系の筆者の価値観であって、超クリーン系サウンドのギタリストは全然違う場合も大いにあり得るだろう。この辺は楽器の面白いところである。つまり「ベストな状態」は人によって違うのである)
と言う経験則に基づいて、まず、全てのブリッジを一番下まで下げた。それから12フレットを抑えた状態で音が出るまで各弦ごとに高くする。次にもっと上のフレットでのビビリ状態をチェックしながら必要最低限だけ更に高くする。
そして最後にチョーキングをして最終調整。
この結果、恐らくストラトのセッティングとしては史上最低ぐらいまで弦高を下げることに成功したのだったのだった。

リッチー・ブラックモアもイングベイ・マルムスティーンも、ストラトのセンターピックアップをピックガードと同じ高さまで下げており、インギーに至っては配線も外してあると教則ビデオで断言している。Fenderのリッチー・ブラックモア・モデルに至ってはセンターマイクが無い!!
これは全く当然のことで、ストラトのセンターピックアップを普通の高さにしていると、ピッキングの邪魔になるからである。それに、この二人とも、そもそもフロント・オンリーとリア・オンリーしか使わないんだから関係ないわけだ。つまりクラプトンのような5ポジション・セレクターの中間点を使った音(いわゆるハーフ・トーン)なんかまるっきり関係ないわけだ。
で、筆者の場合。
最初はストラトは「Gibsonでは出ない音」が出せるから面白いと思ったからセンター・マイクは通常の高さにしておいたし、客演バンドで演る場合もストラト的な音を色々と試していたんだけど、やっぱり30年近くGibsonの人としては、そう言うのって飽きちゃうんですね。別の言い方をすればいい音だと思って使っているサウンドじゃないのである。
しかも、結局、ストラトを使うのはディープ・パープルの為なのだ(「私は風」つまりカルメン・マキのバックバンドは恥知らずと断言していいほどにまるっきりのディープ・パープル・コピー・バンドだから尚更なんである)。
てぇことは結局、センターマイクは不要なわけだ。 と言うわけで、センターマイクをピックガードと同じ高さまで下げちゃった。配線は外していない。一応、必要があればクラプトン系の音も出せることは出せるって意味で。しかし絶対に使わないだろうけど。

追記: ストラト君がトランクルームに鎮座ましましてから早一年。じぇんじぇん使わない弾かないと言うことが明らかになった。これは無駄である。ストラト君も可哀想である。やっぱり筆者とFenderは縁がないらしい。
などと思ってたら偶然、某私大同期のジャムセッションを見学に来たエリック・クラプトン命のおね〜さんと知り合ってしまった。このおね〜さんは大学時代はフォークソングの人だったのだが極々最近、クラプトンに填ったとのこと。つまりアンプラグド以降の落ち着いちゃったクラプトンのファンと言うことであるが、昔取った何とかもあるのでエレキも弾いてみたいらしい。だったらうちの倉庫で惰眠を貪るよりはエレキ初心者の練習に供した方が良いだろう。
と言うわけで筆者的に即断即決。おね〜さんは若干躊躇しているようだが、そう言うことは全くお構いなしの筆者は勝手にZOOM 505 IIとセット(じゃないとギターアンプがなければ音が判らない)でクロネコヤマトで発送してしまったのだった。
愛されるんだよぉー(^^)/~~~>ストラト君
Gibson SG Special - DoromPATIO
CASIO QV-3000EX
猫 チンチラ 来夢&来喜
←
DoromPATIO
↑
↑

MacBook Pro
iPod and iPhone
Mac OS X
Tips of Macintosh
レシピ, recipe
書籍, 本, books
映画鑑賞, 洋画, movies
旅行, トラベル, travel
七不思議
Guitar, ギター
Bass, ベース
Effector, エフェクター, ペダル
Tips of Guitars
pageBack
http://company.insight-dp.com/ http://murmur.insight-dp.com/
(c)insight, inc. All Rights Reserved.
無断転載複写を禁ず