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2000.07.30[日] 更新
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■ Zoom 505 2000LTD 改 その2
改良後のフットボード

ZOOM 505の新型である505IIが出た。価格が下がって筐体がコンパクトになってエフェクトの種類が増えてパッチが50%増しの36になった。その通りならいいことずくめである。癪に障るので店頭で調べてみたら大問題があったので購入はやめた。
大問題とはパッチの切換えモードが減ったことである。
我が旧型505の場合、バンクがAからFまでの6つで、それぞれに4つずつのパッチを記憶できる。つまり24パターン。505IIの場合、バンク数は同じでバンクごとのパッチ数が6つに増えるから総計で36パターンになる。
しかし24も36もどっちも実質的な意味はない。24通りあるいは36通りも常用するサウンドの種類ががあるわけないんだから。
しかしバンク内のパッチ数が4と6とでは大違い。と言うのも、普通、6通りあればことは済むわけだから、てぇことは505IIならバンク切り替えは殆ど例外操作になるわけで、つまりライブなどでの操作性が向上すると期待できるわけだ。

さて。
旧型の505の場合、パッチの切換えには次の三つのモードがあった。
  1. 標準:フットスイッチを踏むとシーケンシャルに24種類のパッチが連続して変わっていくモード
  2. プリセット:フットスイッチを何回か踏んで「次に使うパッチ」を選ぶ。この時点では音色は変わらない。実際にパッチの切換えを実行するにはフットスイッチを両方一度に踏む。
  3. バッチ内のループ:普通にフットスイッチを踏む限り、その時選択されているバッチ内の4種類のパッチがシーケンシャルに切り替わるモード
上記で実際に使えるのは「3. バッチ内のループモード」である。プリセットは煩雑だし、標準モードだと最悪の場合、欲しいサウンドにたどり着くのに10数回フットスイッチを踏む羽目になるから実用性がない。
ところがだ。
505IIには、なな何と、肝心要の「3. バッチ内のループモード」と言う設定がどこにも無いのである。これでは筆者としては論外に使えない。

で、そもそも、なんで505IIに興味を持ったかと言えば、実は現用の旧型505が時たま熱暴走(??)らしき異常動作をするからなのである。この原稿を書いている時点での昨日、バンドのスタジオ練習があったのだが、その時にも数回発生した。どうなっちゃうかというとこれがまた実に色々で、こっちとしてはいつも通りにフットスイッチを踏んだ次の瞬間に………
  • 突如、インジケータが勝手にクルクルと表示を変え始め、フットスイッチその他、一切の操作を受け付けなくなる
  • その時点で選ばれたパッチから変更できなくなる
  • インジケータの暴走の後、サウンドも破茶目茶となる
などなど。昨日はソロになるところでフットスイッチを踏んだら、突然暴走してまるで三味線のような音になってソロどころじゃなくなった【涙】。要するに、それがライブ中に発生したら冷や汗では済まない種類のもの。これじゃいつ爆弾が出るか分からない不安定なMacのようなもので、とてもじゃないが安心しては使えない。だから低予算での代替え機を考えたわけだ。

結局、505IIは使えない買っても意味がないと分かったので、仕方がないから精神衛生上の観点から、本日先ほど旧型505を分解し、基盤上のマイクロスイッチ周辺とか、筐体とのアースを取るためのバネ状の部品の取り付け状態などを再チェックし、組み立て直した。大体、本当に熱暴走だとすると、いつ起きるかなんて絶対分からないし、根本的には基盤交換しかないのだが、前に書いたようにフットスイッチの部品を510と入れ替えてあるとか、一応は改造をしてあるわけだから保証が効かない可能性が高いので修理依頼は有償の可能性もあるので若干躊躇するって事情もあるわけだ。逆に言えば、分解したことが原因で調子が悪くなったのであれば、原因を突き止めないと、これまた精神衛生上宜しくないと言うのもあるし。
で、それから自宅で音出ししたり、わざと乱雑にフットスイッチを操作したりしても、予想通り、誤動作は発生しない。あるいは治ったのかも知れないが治っていないのかも知れない。実際の所は現段階では全く不明である。

なお、そう言うわけで余り気持ちが良くないので、単なる気分転換で505とペダルの半固定用の自作フットボードを作り直した。従来はかなりサイズに余裕を持たせていたのだが、それだとギターケースに入れるのにぎりぎりの大きさなので、操作性を損なわない範囲で可能な限り小さくなるように、505とフットペダルの間隔を狭め、ボード部分の「余白」も殆ど無い状態にしたのだ。
それと、前回は「半固定状態」にするために硬質スポンジとプラスティックテープを使ったかなり手の込んだ工作をしていたのだが、同じことは二度とやる気がしないので、今度はもっと安易な方法として、3Mの接着材付きのクッションゴムで半固定するようにした。
ちなみに前回、今回の改造とも両面テープなどを使って固定してしまわないのは、半固定の方が持ち運びに楽なのと、エフェクターなんてものは結構しょっちゅう気が変わって取り替える可能性が高いからである。
zoom
切り落としたスチレンボードを並べてみると随分と小さくなったのが分かる。
zoom
(c) ZOOM CORPORATION
CASIO QV-3000EX
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