2005.06.16[木]
2001
|
2002
|
2003
|
2004
|
2005
|
2006
|
2007
|
2008
|
2009
|
2010
■
闖入亀捕獲事件
ん？
珍事というものは起きるものであると言う話。数日前の夕方（と言うよりも、殆ど夜）、ワイフが庭の草花に水をやるので庭に出た。すると、すぐに「うそぉ〜!!」の大声。何事かと思い筆者も庭に出ると、ウッドデッキのすぐ外の地面にマックスが出ている。そんな馬鹿な。勝手に水槽から出られるわけがないではないか。慌てて水槽を見ると……あれ？ マックスはちゃんと水槽でがちゃがちゃやっている。あれれれのれ？
そう、つまり庭にいたのは別のミドリガメだったのだ。じゃあ、その亀はいったいどこから来たんだ？
確かに我が家の庭に隣接して、隣のお寺の大きな池があり、そこには沢山の亀が生息しているのは知っている。しかし、池から我が家までの間には竹藪と二重のフェンスがあり、亀が通れるような隙間はありそうにない。しかし、間違いなく、そのミドリガメはやって来たのだ、我が家に。
と言うわけで、仕方がないから、そのままマックスの水槽に入れた。ミドリガメは陸亀じゃないので水に入れないと干からびてしまうからである。
そして翌朝。前日は夜だったから良く判らなかったので、マックスと、その闖入者くんをウッドデッキに出してみた。
比べてみると違いは結構大きい。
甲羅の長さはほぼ同じ
厚み、丸みは闖入者の方がある（下の写真参照。以下同様）
甲羅の色が闖入者の方が茶色っぽい
甲羅の艶が違う
闖入者君は圧倒的に警戒心が強い
と言うよりもマックスに警戒心が無さすぎるだけの話
同じ理由からか、餌は今のところはまだ殆ど食べない（慣れてくれば食べる筈だから心配はしていない）
撮影用に並べてみましたの図。手前が闖入者くん
喧嘩はしないようである
厚みと丸みの違いは運動量の差であろう。闖入者くんは前日まで大きな池を毎日泳ぎ回っていたのである。これに対して、マックスは赤ちゃんの時からの水槽暮らし。甲羅の艶の違いも同じ理由だろう。
で、とにかく。こうなっちゃったら選択肢は二つしかない。
飼う
隣の池に戻しに行く
だがしかし、戻しに行くのはいつでも出来ること。隣のお寺と池は観光名所で昼間はいつでも開放されているんだから。と言うわけで、マックスの友達だから語呂だけで筆者がラックスくんと名付けた【爆】。
ホースを踏んだまま、ビロォ〜〜〜ン＠マックス
それから約1週間であるが大きな問題があることが判明した。それは水槽のキャパである。活動期のマックスの場合、最低でも1週間に一度は水槽の水を全取っかえしないと、排泄物と藻で水は濃緑色になってしまうのだが、これが二匹になると当然のように水の汚れも倍になるのだ
※
。水槽の水を3日に一度、全取っかえするのは大変な重労働なのである。それにもちろん、どう見ても、今の水槽は二匹には狭い。
さぁ困った。またＪマート通いかぁ？【爆】 それにしてもミドリガメ二匹（とチンチラ二匹）を飼うことになるとは思わなかったぞっと。
※
冬場は全く食べなくなるので排泄もなく、数ヶ月間は完全にほったらかしで水槽の水も全く取り替えないが、それで何の問題もない。要するに半冬眠状態になるのだ
ラックスを足蹴にするマックス。困った奴じゃ
