2010.04.15[木]更新

	■ その１０：バッテリー交換 NewerTechのバッテリーキット http://www.newertech.com/ 筆者にとって2個目のiPodである第二世代（10GB）のバッテリーが寿命を迎えた。筆者のお下がりを使っているワイフが「すぐに聴けなくなるぅ!!」と文句を言い出したのだ。そこでMacPerfectに注文。ＧＷ中の5/2[月]発注 → 5/7[土]に届いた。 iPodの交換用バッテリーは昔はCPUアップグレードの雄だったNewer Technology inc.の半独占。交換すると標準状態よりバッテリー容量が向上するのが売り。また、iPodのバッテリー交換をApple社に頼むととんでもなく高額のサービス料を取られるらしいが、Newerのバッテリーを自分で交換すれば遙かに安い……と言う情報はインターネットで前から知っていた。今回購入の第二世代用の価格は代引手数料込みで6,880円也。これなら本体を買い替えるなんて馬鹿なことを考えなくて済む。 なお、今回購入した商品の正式名称は「NuPower High Capacity 1800mAh iPod Battery Kit」である。その名の通り、容量は1800mA。純正品は1320mAだから、容量は36％増しである。 早速、ブリスター・パッケージを開けてバッテリーを確認。下の写真のように驚くほど薄い。こんな薄いバッテリーで10時間以上駆動出来るなんて、なんか不思議。 びっくりするほ薄いのねのねのね でも写真が「後ピン」になっちゃった と言うわけで、まずはiPodを自分で分解しなくてはならない。説明書によれば、付属する二本の水色のプラスティック製の工具で勘合している裏面のステンレスのパネルを外せとのことだが、これがちぃ〜ともうまく行かない。手先の器用さには自信がある方だが、これは難物。確かにわずかな隙間は出来るが、それから先が進まない。 爪の部分を引っ掛けろと言うわけだが、そうは問屋が卸さない 色々やっているうちに、爪の部分が折れてしまった【爆】。それでは埒があかないので、結局、下の写真の昔からの筆者ご愛用の工具一式を使って、なんとかこじ開けて分解することに成功した。ちなみに、右のバターナイフみたいのは実際にバターナイフだったものを改造した万能工具。なんと30年以上愛用している。結局、実際にこじ開けたのはこれだった。 付属の工具では外れず、結局、使い慣れたごらんの工具をフル活用 無事、裏蓋が外れた状態。上は、まだコネクターで繋がったままの純正バッテリー 裏蓋さえ外れれば後は簡単。純正バッテリーのコネクターを外して写真に写っているステンレステープの接着面を剥がし、Newerのものと取り替えて、裏蓋を元通りに填め込むだけ。但し、その前にちゃんと動作するかを確認するのは工作の常識。 今回の場合、何の問題もなく作動した。 Newerのものに入れ替えたところ 裏蓋を元に戻して再起動したところ かくて、第二世代10GBモデルは無事、新品バッテリーとなった(^^)v　これでまだ当分、ワイフの愛機として頑張れそうである。