2000.08.10[木]更新
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■ 蘊蓄&Tips@2000:快適Mac(4/5):便利な小物ソフトたち
MacがMacである最大の理由、あるいはMac最大の発明はFinderである。Finderと言うソフトによって、Macの使いやすさが保証されている。しかし、そのFinderとて万能ではない。そこで幾つかの小物ソフトを併用すると「超・便利」になる。
ランチャーはDragThingで決まり:
http://www.dragthing.com/
アップル純正の「ラウンチャー」はタコである。この種のソフトは色々あるが、ベストはズバリDragThing。この原稿を書いている時点の最新バージョンは2.8。他のソフトを考慮する必要は一切無い【きっぱり】。
ところでDragThingのDock(パレット)をどこに置くかが問題となるが、筆者は画面の一番右端にしている。
右端の上は現在動作中のApplication。右端の下はよく使うソフトやフォルダーをラウンチさせている。こうするとDeskTopの邪魔にならずとても便利である(※スクリーンショット参照)。
但しMac OS Xになれば事情は全く変わるだろうが。
名作NowMenuはActionMenuになった:
http://www.poweronsoftware.com/
数年前までNowUtilitiesと言う小物ソフトの集大成があって、Finderで足りない部分をものの見事に補っていたのだが、ある時に消滅してしまった。このソフトの権利を継承して新しいMac OSに対応させたのがActionUtilitiesである。
この中で実際に役に立つのはActionMenuだけなので、それだけをONLINEで購入すればよい。
機能としてはアップル純正の「アップルメニューオプション」を大幅に機能強化し、更にNowMenuでも「超・便利」だった、自分で好きなキーボードショートカットを割り振れる機能を継承しているのが嬉しい。その他、筆者としては無くてはならない小物ソフトをざっとあげてみる。
DailyName:
1989年のソフトなので今や新規に手に入れるのは難しいと思う。機能は単純でファイルを保存するダイアログで自分好みのキーボードショートカット一発で、これまた自分好みの書式で日付が入れられるのである。10年間毎日使っている珍しいソフト。
Default Folder:
http://www.stclairsw.com/
これは定番品。これとActionMenuの両方で旧NowMenuとこれまた超名作だったSuperBoomerangの機能をほぼフルカバーできる。基本はいわゆるリバウンド・ソフト。
Dialog View:
http://www.jwwalker.com/
Mac OS 8.5までの旧・SF Dialogのサイズを大きくできるソフト。実はNowMenuにはこの機能も付いていた。
FinderPop:
http://www.finderpop.com/
これまた現在の定番ソフト。コンテクスト・メニューの機能を拡張する。
GlueWindow:
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008406/japanese/index.html
同じ名前のソフトが数種存在するが、これが一番古く、動作が筆者の好みに合っている。ウインドウをぴったりとくっつけるのと同時にライブ・ドラッグ出来る。DeskTopの整頓に必須のソフト。
Connectix CopyAgent:
http://www.connectix.com/
Mac OS 9になってSpeedDoublerが動かなくなって不便を感じていたら、ちゃんと出ました新ソフトってのがこれ。SpeedDoublerのコピー機能などを抽出したもの。なんと言っても「SmartMerge(SpeedDoubler時代の「SmartReplace」に相当)」が超・便利。Drag&Drop動作だけで変更箇所だけのコピーをしてくれるのである。これがあるのとないのとでは快適性がまるで違うのだ。
Snapz:
http://www.ambrosiasw.com/utilities/
これも定番。スクリーンショット・ユーティリティ。Mac評論家御用達。これが無いと上のDeskTopのスクリーンショットはゲットできない。Mac標準のスクリーンショットではメニューをプルダウンした状態は画像に出来ないのだ。
この項、続く