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2002.08.12[月]
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■ 蘊蓄&Tips@2002:夏休み Mac OS X 実験室
Mac OS X 10.2(Jaguar)が来る前に10.1.5を試す その1
実験途中のMac OS X 10.1.5のDeskTop。iPhotoとCASIO QV-3000EXはばっちし連動する。右の「SANVOL」がカシオ内蔵のIBMマイクロドライブ。カーボン版DragThingはMac OS XのDockとは次元の違う便利さを提供する。右下のゴミ箱はそのDragThingによって表示されているもの

何事にも「物には順序」と言うテーゼがある。何の話かと言えば、それはMac OS Xである。
間もなく(2002/8/24)Mac OS Xとして初のメジャー・アップデートである「Mac OS X 10.2(Jaguar)」が発売されるわけだが、これがどれほどの物であるかをいきなり評価は出来ない。Mac OS 9.nとMac OS Xはまるっきり別物のOSだからである。そうであるから現時点での最新版であるMac OS X 10.1.5をまず先にインストールして久々にMac OS Xのルック&フィールを掴んでおこうと考えたわけだ。

そもそもMac OS Xに関しては最初のベータ版の発表・発売と同時に前のマシンであるPowerMac 8500/G3で試して動かないことでめげて、やがてPowerBook G4を入手してから色々と試したがやっぱり使い物にならないことが判り、それっきり一年近く無視してきたのだが、昨今の情勢はMac OS 9.n派としては困ったちゃんになりつつあるのも事実。と言うのも………
  • iPhotoは最初からMac OS X専用である
  • iTunes3もどうやらそうらしいが10GB版iPod発注済みの筆者としてはそれは困る
  • QuickTime 6(MPEG4対応)もそうらしい
  • ATOK15はMac OS X版しか出さないとジャストシステムが明言
  • MicrosoftOffice for X、Adobe Photoshop、Adobe Illustratorなど、キラーアプリケーションのMac OS X版(カーボン版あるいはCocoa版)が確実に増えてきた
  • しかもこれらは既に入手済み
また、iPod 10GB版入手の関係から既にPowerBook G4のHardDiskは40GBに換装済みであり、Mac OS Xお試しインストールはいつでも出来る状態にあるのだ。しかも………
  • 我がクライアントであるマツダは8/10〜18は毎年恒例9連休
つまり絶対に電話もE-Mailも来ないから今週の筆者は絶対的に暇なのである(^^;;

と言うわけで安心して「夏休み Mac OS X 実験室【笑】」を開始出来るのだ。まずは先日のHardDisk換装時のパーティション状態(右図)に従って「eX」にMac OS X一式をインストール。その状態で一通りの実験をしてみたのだが、以前試した「Mac OS X 10.1」と、現時点最新の「Mac OS X 10.1.5」では色々な部分がかなり進歩しており、右図のようなパーティションは不適切であるという結論に達した。Apple社はこの1年間、必死にMac OS Xを熟成させていたのである。
さて、右図のパーティションの何が問題かと言えば、この方法ではせっかくの40GBが生かし切れないからである。
右図では「Mac」と「eX」は、いずれも約18GB弱である。その主旨はMac OS 9.n系とMac OS X系を「OSもApplicationもデータも分けて考える」ことにある。
何故なら一年前の実験ではMac OS 9.n系とMac OS X系の互換性が低かったし、クラッシュも多かったので、安全策としてパーティションを分けるのが常識だったからである。
ところが今やMac OS Xの「クラシック環境(Mac OS X上でMac OS 9.n系を動かす仕組み)」が大進歩を遂げており、互換性が高く、安定度も増しているので、パーティションを分ける必要がないのである。
そうなると、パーティションと言うものはまとめておいた方が利用効率が高いのだ。何故なら、どっちかの18GBが一杯になったときに不便きわまりないからである。経験上、全体で36GBあれば、そうそう簡単にパンクすることはない。
また、この時点ではMac OS 9.n=Mac OS 9.2.2のシステムフォルダー=は「Mac OS 9.2.2専用の『パーティション:Mac』」と「Mac OS X専用の『パーティション:eX』」それぞれに入っていたのだが、それも無駄なのだ。Mac OS 9.nのシステムフォルダーだけで730MBもあるんだから。

そこでまずはパーティションを切り直すことから始めることとする。当然の順序として先にMac OS 9.n系の全てのデータをFireWire接続の外部HardDiskに保存する。
続いてシステムCD-ROMで立ち上げてHardDiskをイニシャライズし、右図のようなシンプルなパーティションに切り直す。
  • Mac(約35GB):Mac OS 9.n、Mac OS X、アプリケーション、データ他一式全てを収納
  • eX(約2GB):「パーティション:Mac」をメンテするとき専用の緊急起動用パーティション。現時点ではMac OS 9.n環境専用。将来的にはここにもMac OS Xをインストールしないと「パーティション:Mac」のMac OS X環境をメンテできないと言うややこしいことになるかも
これで40GBを無駄なく使えることになる。

ところでMac OS X 10.2(Jaguar)が到着する前にMac OS X 10.1.5にするのは実は結構手間の掛かる作業である。と言うのも、筆者が持っているMac OS XのシステムCD-ROMは「Mac OS X 10.0」と「Mac OS X 10.1アップグレード版」だけなので、次のようなとんでもなくややこしいステップを踏まなければならないからなのだ。
  1. Mac OS X 10.0システムCD-ROMのインストーラーを起動
  2. 再起動しMac OS X 10.0がインストールされる
  3. 所定の入力&設定作業を済ませる
    ※以上を先に済ませないとMac OS X 10.1はアップグレード版なのでインストールできないのだ
  4. Mac OS X 10.1アップグレード版CD-ROMのインストーラーを起動
  5. 再起動しMac OS X 10.1がインストールされる
    次にAppleのサイトにアクセスしてMac OS X 10.1.5統合アップデートを行うのだが、これがまたややこしい
  6. セキュリティアップデートを実行
  7. アップデータのアップデート【笑】を実行
  8. それからMac OS X 10.1.5統合アップデートをDownloadして実行する
  9. やっとこさMac OS X 10.1.5で再起動
  10. さらに最新版のセキュリティ・アップデートを掛ける
  11. 次にソフトウエア・アップデートを起動し更にアップデートが必要なソフト(沢山ある。筆者の場合で6つあった)を次から次へとアップデート
ここまでで2時間ぐらいは軽く掛かる【苦笑】。しかも全く同じ事をパーティションを切り直す前と後にやったんだから4時間以上掛かったわけである。ああ趣味は無駄の追求………。
だから最初からMac OS X 10.1.5システムCD-ROM(有料)があれば問題はないが、後二週間でMac OS X 10.2(Jaguar)が来るんだからそれは馬鹿らしい。

てなわけで、とにかくMac OS X 10.1.5は無事、インストール完了。しかし、これはいわゆるすっぴん状態であるから使えたもんじゃない。ここからがまた色々あるのである。だから「夏休み実験室」なのだ(^^;;

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