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2002.08.05[月]更新
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PowerBook G4/400(M7952L/A)
その8:iTunesとCD-Rの不具合
yano
価格とデザインとサイズで購入したヤノ電器のUTRW-446
もちろん本来はPowerBook G4内蔵が望ましい

今や、ストレージ・ディバイスの主流は完全にCD-R/RWである。ドライブは安いし、なんたってメディアが格安。PCショップの特売コーナーなら「10枚・20枚持ってけ泥棒!数千円」なんてのはざら。MBあたりの価格でダントツに安いし、容量は650MB(700MB)だし、そのうえMac/Windowsに関わらず互換性が一番高いという点も重要である。何故なら、今どき、CD-ROMドライブの無いパソコンなんて無いんだから。
そこでPowerBook G4が来るのを待つ間にデザイン=見た目と大きさ=と価格だけでヤノ電器のUTRW-446を買っておいたのだが、一昨日、やっとPowerBook G4と接続してCD-Rを焼く機会を得た。
ところが、結果的にはちゃんとCD-Rは焼けたのだが、同時にとっても大きな不具合があることも判明しちゃったのだったのだった。

その大きな不具合とはこういうことである。
PowerBook G4の前のPowerMac 8500/G3には自分で改造してCD-Rドライブを組み込んでいたわけだが、このPowerMac 8500/G3のCD-RドライブにCD-Rのブランクメディア(買って来たままのもの)を挿入すると、そのまま何も起きなかった。当たり前である。データが入ってないんだから。
そして、CD-R焼きソフトの定番である「Toast」を起動してCD-Rを焼き、チェックが済むとCD-Rが排出され、それをそのままもう一度、挿入すると今度はちゃんとDeskTopに表示されるのであった。

今度はPowerBook G4とヤノ電器のUTRW-446の場合である。
まずはPowerBook G4とUTRW-446をUSBで接続する。USBはホット・スワップだからPowerBook G4もUTRW-446も動作状態で構わない。この辺は昔のシリアル・ポートやADBやSCSIとは全く違い便利至極。
そしてCD-RブランクメディアをUTRW-446に挿入する。ちなみにUTRW-446はiBookなどと同じドライブ部分がそのまま飛び出してくるトレー式(と言うのか?)である。
ところが、ここでいきなり大問題が発生した。
CD-Rブランクメディアを挿入すると、なんとそれをMac OSのFinderが認識しちゃって「このメディアは読めません。初期化しますか」と言うアラート(警告)が出てしまうのだ。
CD-RをFinderで初期化することは出来無いし、する必要はないし、更に言えば、しちゃいけない筈なので、つまり「イジェクト(排出)」するしかない。
それではCD-Rを焼くことは出来無いのである。
そこで、ものは試しとまず先にUTRW-446に標準添付の「B's Recorder GOLD」を先に起動しておく。それからCD-Rブランクメディアを挿入すると………結果は同じ(T_T)
をいをい。。。
さぁ、困った。
をいをい。。。
冗談で【苦笑】「初期化」を」クリックするとこうなる(^^;;

そこでヤノ電器のHomePageの「PowerBook G4対応表」(その後、削除されてしまったので、今は無い)をチェックしてみると、本日只今現在(2001.3.14)UTRW-446については「確認中」とある。つまり「対応(確認済み=メーカー保証あり)」では無いのである【涙】。

こうなったらとりあえず思い付く解決策は一つ。
UTRW-446でCD-Rメディアを認識しないようにすればよい。そのためには「機能拡張マネージャー」を起動して、Apple純正の機能拡張書類である「Apple CD/DVD Driver」のチェックを外せば良い筈である。
こうすれば、UTRW-446はもちろん、PowerBook G4に最初から内蔵されているDVDドライブも機能しなくなる。つまりソフトウエア的にCD/CD-R/CD-RW/DVDを読み込めなくなるわけである。PC的に言えば「ディバイス・ドライバーが存在しない」状態になるわけだ。
と言うわけで再起動。
そして再び、UTRW-446にCD-Rブランクメディアを挿入すると、今度はFinderは、だんまりを決め込んだままとなる。つまり「このメディアは読めません。初期化しますか」と言う警告ダイアログは表示されないのである。
そこで「B's Recorder GOLD(正確には『B's Recorder GOLD(F&U)』つまりFireWire&USB専用版)」を起動し、コピーするボリュームを「B's Recorder GOLD(F&U)」のウインドウにDrag&Dropし、書込みをスタートすると、ちゃんと「CD-R焼き」が始まった。
つまり「Apple CD/DVD Driver」の有無とは関係なく「B's Recorder GOLD(F&U)」からUSBを通じて、ちゃんとUTRW-446に挿入されたCD-Rブランクメディアを認識していると言うことである。

とまぁ言うわけで、ちゃんとCD-Rは焼けたのであるが、しかし、上記の状態は正常ではない。別の言い方をすれば美しくない。面倒くさい。CD-Rを焼くたびに機能拡張マネージャーのセットを切り替えながら複数回の再起動をしなければならないなんて冗談じゃない。
であるから、この件に関しては当然のようにヤノ電器のHomePageからヤノ電器宛にE-Mailを出しておいた。UTRW-446そのもののファームウエア・アップデートになるのか、それとも「B's Recorder GOLD(F&U)」で対応するのかは判らないが、一刻も早い解決を望みたい。
なお、通常のシステム・フォルダーの状態(つまり「Apple CD/DVD Driver」が動作している状態)で、PowerBook G4内蔵のDVDドライブにCD-Rブランクメディアを挿入するとどうなるか?
読めないものは不要であると言うがごとく、一切のアラートなど無しに、自動的にブランクメディアを排出するのであった。

それから一夜明けて、いつもの通りPowerBook G4をスリープから目覚めさせてE-Mailをチェックしたら、早速、ヤノ電器株式会社からのお返事到着。こんなに速いレスポンスは生まれて初めてである。
そして問題はあっさりと解決した。
犯人はApple社だったのだ(^^;;
具体的には「iTunes 1.1」がインストールする「Apple CD/DVD Driver 1.4.3」が元凶だった。PowerBook G4で標準インストールされているのは「Apple CD/DVD Driver 1.4.1」。
これに対して、新しい「Apple CD/DVD Driver 1.4.3」の売り物はMacに後付け・別付けされるであろう多数のサードパーティ製のCD-R/RWドライブでもiTunesからの音楽CD-R作成が出来ること。ところが、そこにバグがあったというわけ。
ヤノ電器のE-Mailによれば、ヤノ以外のメーカーのCD-R/RWドライブでも同様のトラブルが起きるとのこと。

そこで早速、予備のシステム・フォルダーが入っているExHDから「Apple CD/DVD Driver 1.4.1」をメインのHardDiskのシステム・フォルダーにDrag&Drop。ExHDにはiTunesはインストールされていないから標準の「Apple CD/DVD Driver 1.4.1」がそのままインストールされているからである。(※正確には、まず先に、本来は「Apple CD/DVD Driver 」である名称の末尾にそれぞれバージョン番号を書き加えた。じゃないと機能拡張フォルダーの中で単純に置き換わっちゃうからである。置き換わってもいいのだが、動作確認のためにわざわざこうしたということ。老婆心ながら書き加えれば、こうすると、それ以降、例えば次のバージョンのiTunesなどをインストールする場合に名前が違うから自動的には最新版に置き換わらず、しかも、同種のディバイス・ドライバーが複数起動しちゃうのでトラブる可能性もある。であるから、そう言う理屈がちゃんと判っている人だけがこうすること!!) さて。コピーが終わったらば、機能拡張マネージャーを起動して「1.4.1」を活かして「1.4.3」を殺すわけである。
そして再起動してから確認のためにPowerBook G4にUTRW-446を接続してブランクメディアを挿入してみたら何も起きなかった。つまり「初期化しますか?」問題は発生しなかったのである。
かくして一件落着である。
さらに念の為にPowerBook G4内蔵のDVDドライブにブランクメディアを入れたら、従来通り無言で排出された。
後は「Apple CD/DVD Driver 1.4.4(??)」が出るのを待てばよいわけだ。どうもApple社はCD-R/RWについては後手後手に回ってゴタゴタするようである。
ついでに言えば、個人的にはiTunesでオリジナル編集の音楽CD-Rを焼く趣味はないので「Apple CD/DVD Driver 」のバージョンが古くても今のところは特に問題はないのだが。

追記:上記の問題を解決してから例によって例のごとく「ExCD-R」(アダルト系のDownloadデータ収納専用のボリューム)が満杯になった=CD-Rを焼く機会が出来た=ので、PowerBook G4にYANO UTRW-445を接続してB's Recorder GOLDを起動して、そしてマニュアル通りに「ExCD-R」をボリューム・アイコンごとB's Recorder GOLDの所定のウインドウにDrag&Dropして書き込みボタンを押した。
ところがである。予想完了時間がたったの7分なのである。650MBをUSB接続の4倍速でCD-Rに焼くのにこんなに短い時間で済むわけがない。
案の定、焼き上がったCD-Rはカスタムアイコンがほとんど表示されず、ファイルをダブルクリックしても大抵が壊れている。つまり書込み失敗である。
そこで気を取り直してB's Recorder GOLD付属のImageDriveで仮想ディスクを作り、そこに「ExCD-R」をまるごとコピーしてから、その仮想記憶ディスクのアイコンをB's Recorder GOLDの所定のウインドウにDrag&Dropして書込みを開始してみたら、今度はちゃんと予想完了時間が20分ぐらいと表示された。そして書込みは無事成功したのである。
つまりPowerBook G4とB's Recorder GOLDとYANO UTRW-445の組合せでは、わざわざ仮想記憶ディスクを設定しないとボリュームのコピーは出来ないと言うことになる。
ちなみにアダプテック TOAST 3.5.5JとPowerMac 8500/G3内蔵のTEAC製CD-Rドライブではこう言うことは全くなかった。しかし残念ながらTOAST 3.5.5JではUSB接続されたYANO UTRW-445を認識することは出来無い。
と言うわけで、この件もヤノ電器にE-Mailしてみようかな。

追記(2):別稿のようにPowerBook G4に内蔵するCD-R/RWドライブを購入したので、この遅くてしかも互換性に大きな問題のあるUTRW-446はまるっきり用が無くなった。一応、我が家の旧型iBookはUSBしか無いから、それ専用という考え方も出来るが、このタキシードiBookは実は普段は全く使っておらず、たまに起動した時はEPSON PM-780Cのスプーラーに過ぎないのでCD-Rを焼くことがない。全体のバックアップはFireWire/USB両対応の外付けHardDiskがあるから、それを使えばよい。
となると使わないものが目に付くのは嫌いな人なので哀れUTRW-446くんは我がマンションのトランクルーム(別途借りている備え付けの倉庫)に追いやられてしまったのだったのだった。ちゃんちゃん♪

追記(3):筆者は片付け魔である。定期不定期的に不要な物を捨てるのは趣味の一つである。と言うわけで、ある日(2002.08.04)トランクルーム(倉庫)に仕舞ってあったUTRW-446とPowerBook G4から外したDVDドライブを分別ゴミとして捨てた。
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