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2000.10.20[金]
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お葬式
猫, チンチラ・シルバー, May the Cat
めいちゃんが好きだったテーブルの上の祭壇

結局、めいちゃんが息を引き取ってからワイフは朝まで眠れず。筆者も中途半端に1時間ほど寝ただけ。9時になってワイフがアリーズ動物病院に電話して、めいちゃんが永眠した報告と治療の御礼。そして火葬方法などのアドバイスを求める。
その結果、自宅から(も動物病院からも)京王線一本で行ける東府中に慈恵院と言うペット専門の有名なお寺があることが分かった。
家を出るとき空模様がおかしくなりそうな気がしたので、傘を取りに一度戻る。今まで、こうすると雨が降らないと言うジンクスがあったのだが、今回は違った。死後硬直を起こしためいちゃんの亡骸の汚れなどをワイフが丁寧に拭き取り、何度も通院に使っためいちゃん専用のキャリングバッグに入れて、タクシーで病院へ。死ぬ直前の症状などを報告して、もう一度、御礼をしてから病院を後にする。助川先生もかなりがっかりした様子。笹塚駅で真っ赤な薔薇の花を買ってから京王線の急行で東府中へ。そしてタクシーで慈恵院に向かう。その慈恵院。パンフレットによれば有名芸能人や野球選手などの歴代のペットのお墓がある。敷地も広い。
葬儀受付で立ち会い火葬、骨壺持ち帰りでお願いする。料金は5万円。これで向こう2年間の納骨も可能。
白いタオルでくるまれた、未だに生きているようにしか見えないめいちゃんを火葬用の白い段ボール箱に寝かせ、ワイフが薔薇の花を綺麗に並べ、大好きだったネズミの玩具を一緒に入れる。ここまでで一度、待合室へ。10分ほどでお坊さんが呼びに来た。いよいよ火葬である。
何故か雨が降り始めた。境内の迷路のような道を通って火葬場へ。なかなか立派な施設。焼香し、最後のお別れをして、めいちゃんの亡骸が入った段ボール箱は焼却室に入った。お坊さんの読経。バーナーの音が高くなる。形式は全く人間の場合と同じ。
再び待合室に戻り20分ほど待つ。「焼き上がりました」と、先ほどのお坊さんが呼びに来る。雨がさっきより強くなってきた。涙雨だ。火葬場では巨大なスコップの先端部のようなステンレスのトレイの上に火葬が終わっためいちゃんの遺骨をそれぞれの部位に合わせて並べ直してある。
その余りの小ささに唖然。子猫だったから当然だし、骨がまだ出来上がる途中だからかなりの部分は焼失してしまうのだろう。二本箸の作法で小さな骨壺にめいちゃんの骨を入れるのだが、全部入れても、その小さな骨壺の底がやっと隠れるぐらいの量しかない。
火葬場の係の人が骨壺に封印をし、再び待合室へ。今度はすぐに、お坊さんが現れて読経のために慈恵院の本堂へ。焼香を済ませると、お坊さんが般若心経をとなえる。
かくて、めいちゃんの葬儀一式完了。感無量。喪失感莫大。普通、人間の葬式というのは対象が老人であるから、お別れ感はあるにせよ、喪失感はほとんど無い。直接の親族(一等親)以外は特に悲しくもないものだと思うのだが、ペットの場合はそうは行かないと言うことが良く分かった。要するに子供が事故や病気で死んだのと同じ感覚なのだ。とくに、めいちゃんのようなケースでは。文明国では「ペットロス症候群」と言う立派な病気があるそうだが、気持ちは分かる気がする。さて。今後どうするか、納骨か散骨かなどは後でゆっくりと考えることにして、まずは帰宅。そして上の写真のように、めいちゃんがひなたぼっこをするためによく寝転がっていた(数ページ前の花と一緒にいるところと同じ)和室の丸テーブルの上に祭壇を作った。
初七日まではとりあえずこの状態にしておこう。合掌
CASIO QV-3000EX
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