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昨日、上野の国立西洋美術館にルネッサンス展を見に行って来た。筆者はこう言うものを自発的に見に行くことはあり得ない人であり、行ったのはワイフの要望だったのだが、ルネッサンス展そのものは全体としては予想よりもピンとこなかった。しかしレオナルド・ダ・ビンチのデッサン2点だけは感動した。あの筆致は凄いとしか言いようがない。
ところで国立西洋美術館のロビースペースではルネッサンス展展示品関連グッズを販売しているのだが、その一角が特別に特殊印刷された複製絵画のコーナーになっている。例えばルネッサンス期の作品には大理石などを使ったモザイク加工の絵画があるのだが、それを最新の印刷技術でまるで本物のように見せながら価格は36,000円とか、そう言うものである。油彩やテンペラ画も、間近で見ても本物そっくりの凹凸や質感がある。恐らくはプリント合板などの技術のハイテクなる発展系などなのだろう。最近は曲面や球面などへの印刷なんかも出来るんだから、想像は出来ることである。新聞の科学欄などに特集されることもあるし。
ところがである。そのコーナーには(株)DNPアーカイブと書かれたパネルがあちゃこちゃに掲示されている。つまりこの「技術」を開発した大日本印刷(株)の小会社が出展しているわけだ。そして、当然のように、そこには同じく(株)DNPアーカイブの大きなネームプレートをぶら下げた説明員が立っている。
その50歳ぐらいに見える説明員の真横には、わざわざ剥き出しのサンプル(他はガラス入りの額に入っている)が展示してあったので、連れと一緒に「良くできてるねぇ」などと言いながら触ろうとしたら「触らないでください」と慇懃無礼なる警告。続けて「これはキャンバスそのものです」。そこでこっちが「そこに印刷したわけですか」と聞いたら、その説明員は「特許が色々ありまして説明してもしょうがないですからねぇ【笑】」と完全に人を馬鹿にした言い方。なんだこいつ?
思わず「あんた、ずいぶんと失礼な言い方するね」と言いながら睨み付けたら、へらへらとにやにやと視線を外した。
なんなんだこいつ?
どんなに画期的な印刷技術だとしても、こう言う馬鹿が説明するならゴミである。そう言う馬鹿に説明させる会社も馬鹿である。と言うわけで昨日から大日本印刷(株)と(株)DNPアーカイブと言うのは史上最低の馬鹿会社であると言うことが筆者的に決定したのだったのだった。
大日本印刷(株)からはたまに仕事をもらうことがあるし、友人知人も居るのだが、それとこれとは別である。 |
話は全く変わって…。田中眞紀子外務大臣に絡む問題が相変わらず次から次へと噴出している。マスコミと野党は煽りまくっている。自民党と国民はさっさと正常化して欲しい。伏魔殿外務省の官僚連中に加えて最近は「アホの坂田」こと鈴木宗男とやらも参加。ますます泥沼のようである。田中眞紀子が外務委員会で外交問題と関係ない質疑は辞めて欲しいと求めたのは最初の鈴木宗男の質問たるや全く馬鹿げて無意味な内容だったのだから、その意味では正しいのだがやりかたが強引すぎた。
しかしである。常識的に考えて、まず従来旧来の政治の世界は常識外れだったのであり、ただいま人気絶頂の小泉内閣はそうじゃないんだぞと宣言しているので人気があるんだから、だったら対抗勢力も少しはやり方攻め方を考えればいいと思うのである。
長いものに巻かれろとか、人気内閣に迎合しろと言っているのではない。もう少し頭の良いやり方があるだろうと言う話である。 |
ところで参院選の投票方式が変わった関係から、またぞろタレント議員が続々と立候補するらしいが、民主党は何を考えているのか?大橋巨泉はないだろう。本人も何で受諾したのか?「巨泉」に書かれていることと矛盾しないのか?日本にいないで選挙運動しても当選はしちゃうだろうけど、それはないんじゃないの?
と言うことで非常ぉ〜〜〜に呆れ果ててしまったので、筆者の好きなタレント有名人リストから大橋巨泉の名前はあっさりと削除されてしまったのだった。知人から借りていて全然読んでいなかった大橋巨泉著「巨泉」も全く読む気がなくなったので読まずに返すことになっちゃったのだった。
筆者って極端? |
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