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■ 猫は手先が器用である
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寝不足で所定の時間帯には専用のベッドルームである運搬用バケットに閉じこめられることになっためいちゃんであるが、当然、このバケットには鍵が付いている。
出入り口には太い格子状の蓋が付いており、4箇所のシャフトで止まっている。縦に2カ所のシャフトのロックを外せばドアとして開くし、4カ所全部を外せば格子ごと外れるわけだ。そして、寝かせるときは格子の内側に水を飲ませるための入れ物を取り付ける。とぉこぉろぉがぁ〜〜〜〜
なな何と昨晩。めいちゃんはこの格子のロックをちゃんと縦に2カ所、自分で外して外に出て来ちゃったのだ。ぐるっと回してきちんとロックできるようになっているというのに、なんて器用なの?…と感心しまくっていたら、猫がそれぐらいのことをするのは普通なんだそうな。
そう言われて考えてみたら、自分で取っ手を操作してドアを開けちゃう猫ってのをテレビで見たことがあったのを思い出した。さらに色々と観察すると猫と犬の違いはずいぶんと多いことが分かる(筆者には元々、犬の知識しかない)。
そもそも犬の場合、前足は通常の関節方向にしか自発的には曲がらない(と言うか曲げない)。つまり歩いている状態だと地面を普通に蹴る方向である。
しかしめいちゃんの場合、紐やボールや猫じゃらしと遊ぶ場合、前足を人間のように身体の内側に曲げるのが普通。だから、いわゆる猫パンチはストレートではなくて、フックになるわけだ。
つまり犬の場合はせいぜいものを両方の前足で抱え込むのが関の山だけれども、猫の場合は掴むことが出来るわけだ。
それでバケットのロックを外してしまう「技」が納得できた。なお、上の写真は我が家の和室に諸般の事情【苦笑】から鎮座ましましている業務用コピー機の脇で縮こまっているめいちゃんであるが、何故かコピー機の周辺が好きなのである。
食堂テーブルの上には乗ってはいけないことになっているのだが、それを見つかると、これはやばいという意識が働くのか、こっちが怒る前にそそくさとテーブルから飛び降りて、あっと言う間にコピー機の裏側に隠れたりするのである。下に敷いて居あるのは事務所用のブロックカーペットだが、これも好きであり、他の場所にも敷いてあるのだが、良くそこにも居るのである。 |
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