|
|
|
|
あっと言う間にシドニー五輪が終わってしまったが、日本選手団に関しては最初から最後まで女子選手の活躍が目立った大会だった。金メダルに関しては田村亮子と高橋尚子以外は柔道男子なわけだが、しかし、金・銀・銅メダル総計18個のうち、女子が13個(72.2%)と、圧倒的に女子選手が頑張ったのは明白なのである。これは要するに…
- 男子は大抵の競技で世界との差があり過ぎる
- 女子はそうでもない種目が沢山ある
- 現代日本は既に女性主導の時代である
…ってぇことだと思う。
五輪とは全然関係ないが、例えばもう20年ぐらい前から大学の各学部の首席卒業者(いわゆる学部総代)は大抵の大学で女性である。女子大生で勉強が出来るタイプは間違いなく授業に全出席しノートをちゃんと取り、驚くほどの数のAを取りまくる。こうなると男子学生はかなわない。
これから類推するに、高橋尚子や田村亮子の練習態度と練習量は絶対に男子選手以上の筈なのである。人種的にかなわない種目(例えば陸上のトラック競技・フィールド競技など、どう考えても筋繊維密度が違うぞぉ〜みたいなのとか、あるいは女子の体操・新体操など、ルックス面でどうにもなんないものなど)は別として、努力すれば何とかなるものについて結果が出ているのだろう。ところで次のアテネ五輪だが、少なくとも開会式は原点に戻ってシンプルなものにして欲しいと思う。過剰演出は百害あって一理無しだぞ、絶対に。 |
|
|
|