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来夢&来喜日記
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2000.09.25[月]
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日々雑感 - DoromPATIO
■ シドニー五輪:その2
前半戦を斜めに振り返る
予想外に好調の日本。中心は女子選手:女子の活躍を中心に日本のメダル獲得数は思ったより伸びているようだ。何と言っても高橋尚子のマラソンは感動的に強かった。このまま行くと女子ソフトボールも凄いことになりそうだし。と言うことで、とにかく女子選手が頑張っている。そこへ行くと男子は不甲斐ない結果が多い。サッカーは最初から何も期待していなかったのでいいとして、野球も肝心要の松坂を筆頭にパッとしないし、体操もハンマー投げもメダルには全く手が届かない。水泳に至っては話題になるのは女子だけ。解説の鈴木大地も立場がないだろう。

相変わらずプレッシャーに弱い日本選手:射撃やアーチェリー、今回から正式競技になった競輪ならぬ「ケイリン」、そして室伏選手等々。参加し惨敗した日本選手の試合後のコメントは基本的に全員同じ。戦う前にメンタル的に自滅しちゃっているのだな。
メンタル・トレーニングと言う言葉が一般化してから随分と経つんだけど、全然応用されていない日本のスポーツ界ってやっぱり遅れているんだろうか?

柔道の審判は素人以下だぜ:100kg超級の篠原の「誤審事件」を持ち出すまでもなく、柔道のジャッジは明らかにおかしい。我々素人が見ていてもおかしいと分かるんだから本当におかしい(一応、中学の体育の授業で二年ぐらいやったから一通りのことは分かるけど)。
それと、そもそも柔道というのは受けの技術の集大成であって、自分から攻めて行くものではない。相手の力をうまく利用して投げ飛ばすのである。しかし国際ルールにおいては、すぐに「指導ぉ〜」である。これでは柔道じゃない。
こうなってしまったのは、そして「柔道」と「JUDO」がまるっきり別のものであるのは恐らくは日本柔道連盟の連中の国際感覚、外国語力、そして政治力の無さに原因があるに違いない。言うべきことを主張せず、改革には対策無しに反対し、その結果、欧米(多分フランスとオランダ)や韓国に主導権を取られてしまったのだ。いい例がカラー柔道着である。あんなものはどうでもいいのである。柔道着が何色であろうと、柔道の本質とは関係ないのである。カラーテレビ時代に分かりやすいという主張は、F1マシンのカラーリングと同じ事なのである。だから反対しなくて良いのである。その代わり、柔道の本質に関わることについてはちゃんと主張すべき点を通せばいいのである。何でも反対は旧・社会党の専売特許だが、その社会党がどうなったかはみなさまご存じの通り。かくて、田村亮子や野村や井上のように、誰が見ても文句の付けようのない一本勝ちしか確実な金メダルとはならない時代になってしまったのである。もう手遅れ=日本柔道連盟が世界のイニシアチブを取り戻すことは永遠にないので、これから五輪を目指す日本の柔道の選手は一本勝ちだけを狙いましょう。高度な「すかし」とかは篠原のようなことになるのでやめましょう。

女子体操は年齢別選手権にすべきである:コマネチが先鞭を付けた女子体操の曲芸化と、その結果としての低年齢化は未だに続いているようだ。だから新体操も生まれたわけだが、とにかく女子の体操は例えば16歳以下部門と17歳以上部門に分けて、前者は技の難易度=曲芸度を競い、後者は技の完成度と優美さを競うようにルール改正すべきである。さもないとアップになったときの顔だけが外人特有の女優顔で、ロングだとマイティマウスみたいなちっこい選手達がまるで上海雑伎団みたいなことをやらかす状態がエスカレートするだけである。あれじゃまるでサーカスだ。

シンクロは妙な競技だと思う:オリンピックとは関係ないのだが、筆者はエアロビクスが嫌いである。理由は単純で、競技大会の時の、あのわざとらしい演技中の笑顔が余りにも不自然だからである。にかぁ〜〜っと笑い続けたまま、首から下は極限の有酸素運動を続けると言うは、どう考えたって変である。しかし、そのエアロビクスもシンクロナイズド・スイミングには負けるかも知れない。そもそもが鼻にクリップを挟んだと言う非日常的な状態の上に、さらに、にかぁ〜〜っと笑ったまま、真上のカメラから見ると殆どの場合「なんとか48手」みたいな足の格好をしながら立ち泳ぎの変形を連続すると言うわけのわからん競技はなんなんだ?あれのどこが美しいんだ? もっと不思議なのは、いったいシンクロを何処の誰が何の為に始めたのか、そしてそれがなんでオリンピック種目になっちゃったのかという点である。エスター・ウイリアムスの水中レビューあたりが原点なんだろうか?(と言っても、若い人は何のことだか全く分からないだろうけど) なお、ついでに言えば「水球」も変な競技のベスト・スリーに入ると思う。あんな苦しいこと良くやるよね。
あ、でも実は筆者の価値基準ではサッカーも超・変な競技なんだな。だって手を使わないって不自然だもん。だから、その意味でラグビーが生まれた理由はとっても納得できるけど。話があっちゃこっちゃに言ってしまったが、さぁこれから後半戦である。男子マラソンに期待してみようかな。柳の下に泥鰌が二匹いないかな。

猫 チンチラ 来夢&来喜
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