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2001.05.22[火]更新
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日々雑感 - DoromPATIO
■ まさに日々雑感
小泉新政権が誕生し目玉たる田中眞紀子外相が毎日レベルの低い話題を提供し景気は相変わらず出口無しの低迷で戦後初のデフレ状況にあるというのにユニクロとトヨタとNTTは史上空前の利益を上げメル友殺人などの凶悪犯罪は益々増えるばかりの今日この頃、突然、このディレクトリの名称をコラム・エトセトラから日々雑感に変更した。さて………

変人小泉首相の手腕実績はまだ始まったばかりだから分からない。結果が全てであるから見守るしかない。人気は無いよりあった方が良い。国民が期待していることだけは100%間違いない。この状況を全く理解していないのが野党であり、その表出が代表質問の難癖いじめ的詰問である。その結果、各党に抗議のE-Mailと電話とファックスが殺到するのは当たり前である。こう言う結果を予測・想像出来ない連中が主メンバーである野党に未来はない。特に分かっていないのは共産党と社民党と自由党である。もちろん、自民党守旧派老害軍団にもさっさと政治から足を洗って欲しい。

昨日、近所のコンビニ(ミニストップ)で買い物をしていたら乾電池やカセットテープの棚にCD-R/RWのメディアを置いてあるのにはぶったまげた。サムソン(韓国)製だがCD-Rの650MB 10枚パックで880円、700MBで980円はビックカメラなどに比べれば割高であるとは言え、絶対価格が安い(一枚あたりたったの88円〜98円)から問題はないが、びっくりしたのは価格じゃない。置いてあるというその事実である。
一体いつの間にCD-R/RWがここまで一般的なメディアになってしまったのだろう。隔世の感ありなんてもんじゃない。時代はどんどんと進むのである。

そのミニストップは概ね問題のない品揃えで重宝しているのだが、パニーニだけはさっさとやめて欲しい。以前のパストラミサンドの方が全然良かったのだ。

東京リーガルマインドという司法試験専門予備校がMicrosoftやAppleのソフトを不正コピーしたとして訴えられ、判決は不正コピーしたソフトの価格の倍を支払えと言うことになった。これに対して学校側は該当金額は払ったのだから不当な判決だとして直ちに控訴した。これは明らかに学校側がおかしい。
何故おかしいかは万引きや窃盗で考えれば簡単な話である。例えばどっかの馬鹿が店で万引きをして捕まったとする。そこで、その馬鹿が代金を払えば一切は水に流れるかというと、そんなことはないのである。もっとも、万引きの場合、初犯なら情状酌量は客商売としてあり得るかも知れないが、これが窃盗ならあり得ない。空き巣が捕まって盗んだものを全部返したって罪は罪である。恐喝犯が全額を返済したって恐喝罪は成立するのである。
と言うわけで、この東京リーガルマインドと言う学校は、とてもじゃないが倫理を持って当たるを旨とする司法試験の予備校を運営する資格なんか全く無いことが証明されたのである。

メル友殺人の類を老害的ニュースキャスターに解説させるもんじゃない。彼等は実態がまるで分かっていない。メル友にしろチャットにしろ、匿名メディアの場合、相手がどう言う人間であるかは全く分からない。1987年から匿名メディアの経験がある筆者から言わせれば、何処の誰だか分からない相手といきなり会う方が悪い。結果の責任は自分以外誰も取ってくれない。特に出会い系サイトの場合、両者の目的は「やること」に決まっているんだし、しかも、その目的を最も安直な方法で達成しようとしている両者なんだから他人が警告したって無駄である。この種の事件はこれからも増え続けるはずである。
ちなみに日本で最初にネット系で知り合って結婚したカップルのことは全てをとっても良く知っているのだが、彼等は数年後に見事に離婚した。別れた後で女性の方が「幾らなんでもあんなガキだとは思わなかった」と漏らしたのが印象的だった。

どうも最近は天候が安定しない気がする。何というか、一年中三寒四温のような感じなのである。それと東京を基準に考えると季節が1ヶ月ぐらい後の方にずれていると思うのである。毎年4月が花冷えだったりするのは変だし、10月が暑いのを残暑とは呼べないだろう。
と言うわけで、いっそのこと「閏月」を挿入するとちょうど良いと思うのは筆者だけだろうか?

我が国には「暗黙の言論統制」があると思う。言葉狩りもその一種だろう。だから石原慎太郎や小泉純一郎や田中康夫のように誰もが内心では思っていることをそのまま口に出すと批判されるのである。

シュリがヒットしたので韓国映画ブームなんだそうだが、そんなことはないだろう。やっぱり面白い映画はハリウッド製に尽きる。シュリはテレビで見たが例によって例のごとくアジア映画独特の「無用な間(ま)」が気になって白けること夥しかった。これはヒットしたMission:Impossibleにも言える。監督はジョン・ウーだから、やはり余計な間合いが入る。要するにテンポが悪いのである。
そして更に困ったことに韓国映画も香港映画も妙な「泣き」が入る。これがまた白ける。
結局、ハリウッド映画の絶対的優位は変わらないのである。

中国や韓国が騒いでいる、いわゆる教科書検定問題は完全に内政干渉である。同じ事を日本がしたら、中国も韓国も異常なまでに感情的な反発をするに決まっている。
もちろん、日本が太平洋戦争に負けたあとで、ちゃんと総括と補償をしなかったということはあるだろうが、しかし教科書の内容は国家の主権の範囲であり、また、そもそも歴史についての記述は立場によって内容が変わるのは当たり前なのだから、それについてとやかく言われる筋合いはない。

台湾の李登輝前総統へのビザ発給問題も内政干渉という点では全く同じである。旧森政権は人道的立場に問題をすり替えて逃げたが、日本は開かれた民主国家であり、台湾も同じく民主国家なのだから、その両者に渡航の自由があるのは当たり前なのである。それに難癖をつける中国の態度は傲慢不遜としか言いようがない。

金正日の息子の金正男の不法入国事件は小泉新内閣の脆弱性ないし優柔不断ないし有限不実行性をさらけ出した。明白なる不法入国であり、しかも過去に3回も同じ事を繰り返しているとのことだから、単なる国外退去ではなく逮捕尋問は当然である。事なかれ主義では不法拉致事件など絶対に解決しない。全く日本の政府は情けない。

先月末に運転免許の更新に行って、やぁ〜っとゴールド免許になった。今までは何故かちょっとした駐車違反などがあって絶対にゴールド免許にならなかったのだが、最近は殆ど全く運転をしないので違反をする可能性が限りなく零に近いためにゴールド免許になったというわけ。これで分かる通り、ゴールド免許って言う制度は何の意味もないのだ。

クリントン政権時代に始まったアメリカのヒステリックな禁煙運動は幸いにして日本に飛び火していないが、そのアメリカからやって来たコーヒーショップのチェーン店であるスターバックスは全店全席禁煙であるからヘビースモーカーである筆者としては絶対にスターバックスには入らない。逆に言えば煙草が嫌いな人にとってはスターバックスは最高なんだろう。
しかしである。嫌煙権があるなら喫煙権もあるわけである。もちろんエチケットあるいは健康上の理由から分煙は必要だが、しかしコーヒーショップは寛ぐところである。喫煙者にとっては寛ぎと喫煙は同義語である。てぇことはスターバックスは喫煙者を差別しているわけである。商売的に言えば自らターゲットを狭くしているわけである。
東京は伊皿子にメニューが一種類しかなくて絶対に水も出さないカレー屋と言うものが存在するが、これは個店の店主の我が侭勝手であり無視すればすむことである。しかしスターバックスのような多店舗展開のチェーン店はもうちょっと「公共的な存在」じゃないか?だったら喫煙席があってもいいんじゃないだろうか?また、そう言う意味では東京駅地下の喫茶店やレストランが全面禁煙なのも許せない。まったく喫煙者にとって肩身の狭い世の中になったものである。
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