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有料会場で配布していた抽選券を兼ねる団扇。こちらはDHC提供
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夏は花火である。
と言うわけで浴衣に下駄なんぞを履いて「2002 神宮外苑花火大会」に行って来たのだった。
6〜7年前にも一度、行ったことがあるのだが、今回も同じ有料の軟式野球場会場。1000円@一名様。e-plusのサイトでオンラインで頼んだらクロネコヤマトでチケットが届いて便利便利。これが神宮球場だと4,500円@一名で余りにも馬鹿らしい。
ほいでもって今年で23回目の神宮外苑花火大会は例によって例のごとくもの凄い人出。銀座線の神宮外苑駅のホームから地上に出るまで20分(T_T)
青山通りを歩いて絵画館前の軟式野球場に行き着くまで30分以上。
全て普段の3〜5倍ぐらい掛かる(T_T)
しかし軟式野球場からみる神宮外苑花火大会はめっちゃめちゃ距離が近いので音も凄いし迫力抜群。打ち上げすぐから見られるので神宮球場から見るより良いのだ。何故なら神宮球場からだとバックスクリーンがあるから低い部分は見えないのだ。とにかく日本の夏の風物詩の代表選手である花火大会をしっかり堪能して来たのだった。 |
ところで笑ってしまったのが前に行ったときとの違い。何が違うかというと大手広告代理店仕切りで会場内の大型ビジョンに「これからお送りする花火はヤクルトの提供です」ってな具合にいちいちスポンサー名が表示されるのだ。
「只今の花火はDHC提供の3,000発の最後の1,000発です」ってな具合。
そして、この趣向の極みが前半の最後。それまではスポンサー名の表示とアナウンスなんだけど、最後はいきなり誰でも見慣れた武富士のジャズダンスのコマーシャルとあの音楽のフルバージョン。会場全員唖然(←数千人いや数万人?)。
その次の瞬間、メイン会場である神宮外苑球場のステージでいきなり「生・武富士」スタート。つまり、コマーシャルに出てくるおね〜ちゃん達が生出演してジャズダンスを踊りまくり、別会場にはそれが中継されるという趣向。
そして、ダンスの最後でビシッと決めたところでステージ後方で派手な仕掛け花火。
そしてそして、それに続いて「武富士提供大花火大会」になるのだ。ちなみに花火の打上げ数と迫力は純粋に広告協賛金と連動しているらしく、だから当然のように武富士提供の花火は物凄いど迫力で会場全員絶賛拍手の嵐なのだった。
場所柄(=青山)家族連れより遙かに若者が多いのでテレビ慣れしているから、こう言う演出でも白けることなく、かえって乗っちゃうのが面白い。そして総合的にも数年前より(スポンサー確保で予算があるから)花火も盛大だし、実に楽しめたのだったのだったのだった(^^)v
でもぉ〜〜。
花火大会終了後、神宮前駅は大混雑だというので青山一丁目まで歩いたんだけど、地上の入り口から電車に乗るまで30分の大大大混雑なのは同じ。東京は全く人口が多いのだったのだった(^^;;
しかしまぁとにかくやっぱり花火はいいねぇ〜〜〜〜〜♪ |
なお蛇足だが一番ダサかったのはキリン提供の花火だった。きっと協賛金が少なかったのだろうが、イメージダウンは著しいぞっと。 |
花火絡みの追記:北海道の花火大会で女児重態の事故が起きた。二尺玉の外皮が観客席に飛び込んだという。そのニュース解説を見ていて思い当たったのだが、「2002 神宮外苑花火大会」では一発も大玉が無かったことに気が付いたのだ。それに打上げ高度も全て低いのである。
これは明らかに最初から安全面並びに都条例並びに都心部唯一の花火大会だからこその種々の制約のためにそうなっているに違いない。ニュース解説によれば二尺玉の爆発半径は最大で500m(直径だったかも知れない)だと言うのだが、神宮の会場で低高度で大玉を打ち上げたら軟式野球場も神宮球場もナパーム弾の直撃状態になってしまうことは明らかだし、高高度まで打ち上げたら外皮が神宮外苑で火事を起こしかねない。 |
田中眞紀子ちゃんが国会休会中を狙ったように議員辞職届を出した。マスコミ(特に勿論ワイドショー系)は大騒ぎ。長男が出馬だ本人は否定だ外交旅券を返却してない何だかんだ侃々諤々である。
街頭インタビューでは未だに「主婦感覚を生かして云々」「惜しい」なんて脳天気なコメントをするおばちゃん達が多々居るようだが、眞紀子ちゃんの主婦感覚というのは一種の偽装=単なるイメージ演出=に過ぎないのだから、と言うことは、それを取ってしまえば政治家としての価値は何にも無いのである(あるいは重責を任せてみたら何も出来ずゴチャゴチャにしちゃっただけだったのである)。
確かに演説は抜群に巧い。ある種のカリスマ性はある。つまり大衆相手の人心掌握術には長けているのだが、自分の身の回りのスタッフを使用人としか思っておらず、政治家を取り込む術を知らず、だからつまり、素人あるいは外部の応援団は居ても本当の意味での仲間あるいは同志が居ないので結局は行き詰まるのである。
こういう人は絶対に組織とは馴染まない。国会も自民党も官僚も全て組織であるから本質的に無理なのだ。
それでも田中角栄が築き上げた新潟の地盤を威示する必然性から次の次の選挙には出馬するのかも知れない。しかし、そのことに関係があるのは地元だけなのであり、そうではない我々は居住地以外の知事選ぐらいの意味しかないのである。
と言うことからトータルな意味での日本の利益から考えれば眞紀子ちゃんは永久に主婦業専念=二度とマスコミに登場するような立場にならないのがベストであることは言うまでもない。 |
「日本ハムよ、お前もか!?」としか言いようのない企業犯罪が発覚した。例によって内部告発らしい。雪印事件の時に他に森永も明治もあるんだから雪印なんて無くなっても構わないと書いたのだが、他社も全く信用できないのである。それどころか、そもそも農水省や大手流通が当初はガリバー型寡占に近い日本ハムに気を遣っていた節さえ見られる。
今回の事件でも悲しき会社人間たる三人の部長が揃いも揃って「筆者の独断でやりました」と判で押したような答え。もしも本当にそうであるなら日本ハムという会社は中間管理職各自が全くの独断でほぼ同じ日に同じ手口で同じ犯罪を実行できるほどに完璧な社員教育が行き届いたスーパーエクセレント・カンパニーに違いない【苦笑】。
とにかく好きだったシャウエッセンは二度と買わない【きっぱり】。 |
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例によって例のごとくの日ハムHPトップページの状態
(当然のように日ハムの著作権は無視)
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相変わらず価格破壊が凄い。マクドナルドが「59円バーガー」を出したらサラリーマンおぢさん達の昼食に飛ぶように売れているらしい。彼等がいわゆる500円亭主なんだろうが、それにしても、なんと悲しいことか。
朝日新聞を見ていたら「90円スニーカー」と言う見出しの記事!!
既に「180円スニーカー」は出回っており脅威の大ヒットらしい。これなら少々品質に問題があっても文句も言えない。どんどん履き潰せばいいわけだ。
しかしスニーカーやハンバーガーがそこまで安価である必要はあるのだろうか? |
低迷を続けていたナムコのナンジャタウン(池袋サンシャインシティ)が餃子の名店をそろえた企画で復活したらしい。純粋なテーマパークは(USJが転けたこともあって)完全に東京ディズニーランドの一人勝ちだから、食べ物路線に走るのは正解だろう。しかしナンジャタウンを最初に考えた人達(知り合いだったりする)はかなり悲しいに違いない。必死に組み立てたコンセプトが相変わらずの飽食ブームにあっさりと取って代わられるんだから。 |
飽食と言えばこれ又相変わらずのラーメン・ブームである。夕方のワイド系ニュースもネタが切れればすぐにラーメン特集である。しかし、どう考えたって過剰報道である。確か前にも書いたと思うのだが、ラーメンは所詮ラーメンなのである。
この過剰報道やインターネットの「ラーメン・サイト」の影響で、人気取りに必死のラーメン店は原価率アップ或いは極端な場合には採算割れに苦しんでいるらしい。つまり評判=評価を気にする余り「どっちの料理ショー」みたいなラーメンを作るから儲けるどころじゃないという笑えない話があるらしいのだ。 |
ところが一方ではイマドキの若者に深刻な味覚障害が拡がっているという特集も多い。これは全くの事実で、例えば前に事務所を構えていたときの女性社員は白米=ご飯が嫌いで、理由を尋ねたら「だって味が無いじゃないですか」と来たもんだったのだが、特集番組に出てくる連中はみんな同じ事を言うのである。2000年間ずっと米を食べてきた日本人がここ30年ぐらいの劇的な食生活の変化で「ご飯を噛んでいると段々甘くなる」と言う味覚を失ってしまったのである。
そして、こういった若者は「マヨラー」になったりして、マクドナルドのハンバーガーや吉野家の牛丼を本当に美味しいと感じて食べているらしいのだ。 |
つまりラーメン・ブームとファスト・フードは矛盾するのである。これを博報堂生活総研あたりが分析するとややこしいことになるのだが、話は簡単である。テレビや雑誌やインターネットで人気の高いラーメン店数店に行ってみれば判るのである。すると昔から評判の高いところは味が落ちていない限りは間違いないレベルなのだが、新しい店の場合は大抵たいしたことはないのである。
「たかがラーメンされどラーメン」と言う立場からすれば、渋谷(並木橋)の山頭火なんて店はロクなもんじゃないのもすぐに判る。味もたいしたことはないのだが、そもそも客より店側が偉いような雰囲気が堪えられない許せない。
結局、情報だけが勝手に走っており、たとえて言えば情報がブランド化しちゃったようなものなのだ。だってマクドナルドで育った平均的な若者にラーメンの出汁の味や原材料の違いが判るわけがないではないか。 |
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