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■ めいちゃんの食生活
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物の本によると猫は同じ食事だと飽きるのだそうである。めいちゃんも基本的にはその傾向がある。うちに来てからずぅ〜〜っと成長期用の肉系の缶詰だったが、段々と食べ残す量が多くなってきた。と言っても、後で時間が経ってから全部食べちゃうのだが。そこで先日、夜中に近所のドンキホーテに行って同じく成長期用の魚系の缶詰を買って来て食べさせたら、こっちはあっと言う間にペロッと一度に全部食べちゃった。しかし翌日にはまた同じように最初は残して後で食べる。
と言うわけで、なるべく手を変え品を替えの方がよいらしい。贅沢な話である。他に食べるものと言うと、どう言う訳か食パンが好きであるが、人間様用の食パンは猫にとっては塩分が多いらしいので、ちょっとしかあげない。ところでめいちゃんは飼い主が甘いのを良いことに平気で食堂のテーブルに上がってくるのだが、だからと言って、犬のように人間が食べているものにいきなり食らい付くことはしない。
しかしケーキなどがあると、クリームの部分を舌でなめる。どうやら甘いものが好きらしい。ただしあくまでなめるだけ。一度、ミニシュークリームがテーブルの上に出しっぱなしになっていたことがあったのだが、めいちゃんはものの見事に中身のカスタードクリームだけをなめ尽くし、外の皮は穴があいているだけで、ほぼ原型のまま残っていたのだった。どっちにしろ、犬のように無節操に食べまくらない猫の方が、飼いやすいことだけは確かだ。 |
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