DoromPATIO DoromPATIO
topPage
information
That's談
Link
来夢&来喜日記
日々雑感
Guitars
Macintosh
DoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIODoromPATIO
2000.07.17[月]
topPage
2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010
日々雑感 - DoromPATIO
■ 個人的大掃除の薦め その1
「「捨てる!」技術」と言う本がベストセラーになっているんだそうな。試しに本屋で立ち読みをしてみたが大したことが書いてあるわけじゃない。全て筆者からすれば当たり前のこと。しかし、整理整頓の基本は「捨てること」にあるのは真実。片付かない人、片付かない会社事務所は全て、片付けないから片付かないのも原因だが、しかし、何しろ捨てないから片付かないと言う事実が先にあるのだ。だから「「捨てる!」技術」は「捨てること」を思想的に普及させる意味では有意義だろう。それにベストセラーになるんだから「捨てる技術の無い人」ってのが世の中には沢山居るのもきっと事実なんだろう。さて、このページの「個人的大掃除」と言うのは、自分の身の回りをたまには振り返って、リストラクチャリング、つまりは一種のReStartすることを本質とする。
この場合の「技術的背景」として「捨てまくること」は極めて重要である。
筆者はたまたま去年(1999年)の9月〜11月の3ヶ月間で自宅、事務所を含めて徹底的なリストラクチャリングを実施した。その経験談をもとに、筆者流の無駄なものを整理整頓するための技術論を綴ってみよう。

基本的な考え方:
リストラクチャリングあるいは整理整頓あるいは徹底的な捨てまくり、すなわち大掃除を開始するには、まずきっかけというものが必要である。しかし、例えば「「捨てる!」技術」を買って来て、熟読して、そして「じゃ、この本を参考に少しだけ片付けてみようか=捨ててみようか?」では実は駄目なのである。禁煙と節煙はまるで内容が違うのと同じく、そして節煙は結局はなんの意味も無いように、中途半端に捨てたって片付かないものは片付かないのである。筆者の場合は必然性に近い理由があったから「よし、この際、徹底的に整理整頓しまくろう」となったが、そうでは無い場合は、何か自分をモチベートする理由はでっち上げるしかないだろう。
しかし、徹底的な整理整頓すなわち身の回りのものの(容積で言えば恐らくは)半分以上を捨ててしまうことの結果は驚くほどすっきりさっぱりこれっきりってぐらいに気持ちが良いものである。だからとにかく、積極的なきっかけ=モチベーション=動機付けを持ち、やるとなったら徹底的に行わなければいけない。そうでないのなら、今まで通りのぐっちゃぐちゃのままを続けるしかない。何事も中途半端は時間と労力の無駄であるからだ。なお「(筆者個人のモチベーションである)必然性に近い理由」については省略する。

自分の持ち物を把握する
生きている年数が長いほど持ち物は増える。事務所で言えば、会社創設から時間が経てば経つほど、書類の山は高くなる。当たり前の話である。筆者個人の場合で言えば、生まれてから48年、会社を作ってから20年弱、しかも会社の事務所は創設時から同じ場所であり、また普段の居所の他に実家にも自分の部屋(リスニング・ルーム)があり、さらにもう一カ所、拠点があるという状態であり、しかもそれら全てが自分個人あるいは自分が代表者である会社の荷物(つまり結局、税法上は別として、事実上は全て個人の荷物)であるから、自分で処理しなければならないものの総量はぞっとするほど多かった。ここで大事なことはまず第一に、それら全ての正確な内容を把握し、リストアップすることである。
何故かというと、もしもそれら全てを単純に捨てるとしても、今の時代は捨てるのにも、まともにやれば金が掛かってしまうのだから、そう言う無駄を省くために譲ったり売ったりして余計な出費を抑えるためにも、自分以外の第三者に自分としての不要品の内容を伝達する必要があるのであり、そうであれば、その内容はデータ化されていなければいけないからなのであるのであるのである。ちなみに筆者の場合、詳細は省略するが目立つものとしては下記のリストのようなものが処分対象品であった。

  • 事務用品一式
    机、椅子、キャビネット、本棚、その他沢山
  • 書類ごっそり、資料ごっそり
    企画書、カタログ、マニュアル、参考図書他
  • コンピュータ関係
    古くなったMac、周辺機器、FDなどのメディア、ケーブルなどなど
  • 書籍ごっそり
    カーグラフィック数百冊を筆頭に一般的な本棚換算で15個分ぐらい
  • LPレコード約600枚
  • その他オーディオ楽器電気製品玩具雑物がらくた他色々
正攻法では金が掛かることを知る:
環境時代である。ゴミだからポイポイ捨てられる時代ではない。事務所のゴミは少なくとも東京都では既に処分が有料である。個人の場合も、粗大ゴミや産業廃棄物は清掃局に連絡して予約して有償で処分しなくてはいけない。それが面倒なら専門業者に頼むことになるが、これは更にお金が掛かる。ちなみに「事務所不要品高価買い取り」が看板の業者に会社の不要品処分の見積を取らせた結果は、総経費22万円であった。見積書を仔細に見ると、買い取り価格は1万円弱で、後は全て処分費である。つまり「不要品高価買い取り」は客引きの餌であり、実際にはひたすら処分には金が掛かると言うことを思い知るだけなのである。
と言うわけで22万円も経費を使う気はないし、そもそもリストラするぐらいだから金もないので、この業者に関しては見積もりだけで終わった。
ではどうするか?

この項、続く

猫 チンチラ 来夢&来喜
←
↑
→
↑

MacBook Pro
iPod and iPhone
Mac OS X
Tips of Macintosh
レシピ, recipe
書籍, 本, books
映画鑑賞, 洋画, movies
旅行, トラベル, travel
七不思議
Guitar, ギター
Bass, ベース
Effector, エフェクター, ペダル
Tips of Guitars
pageBack
http://company.insight-dp.com/ http://murmur.insight-dp.com/
(c)insight, inc. All Rights Reserved.
無断転載複写を禁ず