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ニュースなどでも話題の「有楽町で買いましょう（これは朝日新聞の見出し）」こと「ビックカメラ・ビックピーカン有楽町店（これが正式店名らしい）」に行って来た。
まず余りの人出にびっくり。大半はサラリーマン。しかしどう考えても業界関係者（ライバル店偵察）って人も多い感じ。店舗は地下2階から5階までの7フロアだが、銀塩カメラ、紳士服、ゴルフなどのスポーツ関係、そして玩具売り場もある。玩具売り場は別として、主たるターゲットをサラリーマンに置いたのは大当たりのようである。家電やＰＣ関係の品揃えは各フロアが充分に広いので秋葉原の大型店にひけをとらず、しかも前述のようなそれ以外のアイテムもあるのだから一種のワンストップショッピング・スポットとしても充実している。
かつての有楽町そごう時代はただの一度も黒字になったことの無かった同じ場所で価格破壊系の専門量販店が大々的にオープンすると言うのは何とも皮肉な話である。
なお、かつてジャイアンツ・セールをそごうで行っていた名残であろうか、店内にはジャイアンツ・グッズの売り場もあり、現役全選手の寄せ書き色紙や、長嶋監督のサイン色紙とスタジアム・ジャンパーなどがガラス・ケースの中に飾られていた。
今日は開店二日目だから混んでいて当然とは思うが、この「ビックカメラ・ビックピーカン有楽町店」は間違いなく成功するだろうし、その影響は新橋のキムラヤなどだけでなく、秋葉原にも及ぶと思われる。ビックカメラにはビックポイント・カードがあるが秋葉原には無いんだから。
これ、重要。 |
| 話は変わって田中眞紀子外務大臣絡みのゴタゴタはとどまるところを知らず収束する気配すらない。本当のところは全く分からないが、個人的には田中眞紀子を応援したい。外務省が伏魔殿なのは間違いないんだから。 |
| 消費者金融業者事務所に灯油だかガソリンをまいて火を付けた凶悪犯の類似犯が多数現れているが、同様に幼児・小学生相手に包丁を振り回したり、小中学校に刃物を持って侵入する輩も急に増えた。犯罪者は効果的な手口を模倣し、精神障害者は超自我の影響なのか攻撃的衝動を露見させる。どっちにしろ善意の一般人としてはたまったもんじゃないので警察は頑張ってくれなければ困るし、病院や主要施設は安易に退院出所させないようにしてもらいたい。 |
竹中平蔵経済財政担当相が景気は悪化しつつあると更に暗い見通しを発表したが、そんなことは言われなくったって分かることであるのは堺屋太一の時代から変わらない。なんたってデフレなんである。こんなことになっちゃったら主婦は喜ぶが旦那の給料は減るのである。つまり経済が縮小しちゃうんだからたまったもんじゃない。ここ日本は資本主義経済社会なんである。
しかしである。昨今の価格破壊ブームによる結果こそが正常な商品価格であると感じるのは何故か？それはつまり今までが高すぎたのである。例えば新入社員が買うようなスーツ（上下）の百貨店での平均価格はここ10年で半分以下（実勢で5万円弱ぐらい）になったわけだが、バブル期にアルマーニの30万円のジャケットが山ほど売れた方が異常なのである。コーヒー一杯が400円、500円が異常なのである。ドトール・コーヒー＝180円が正しいのである。ラーメン一杯800円が異常なのである。そこに行列して店主を持ち上げる方がおかしいのである。
つまり両方困るのだが、ここは小泉首相も言うように国民も我慢するところは我慢して経済を国を文化を適正規模にするしかないのである。これに失敗したら日本に未来はないのである。近代において欧米以外で経済的にまともに成功発展した唯一の国である日本の正念場である。 |
条件が悪い中でも知恵を出し一所懸命に努力すれば報われる場合がある。その典型がテレビ東京である。今や「大食い選手権」（TVチャンピオン）は次から次へと大食いと早食いの驚異的超人的ヒーローとヒロインを輩出する高視聴率番組だし、ラーメン特集と言えばテレビ東京である。その昔のテレビ東京は予算が無く視聴率は低く、今のメトロポリタンTVみたいなもんだったのだが、予算がないからラーメン店の取材をし、二流三流タレントを使って温泉特集をし、タレントを使わず素人を活用してコアなオタクを集めて「TVチャンピオン」を成功させた。「クイズ赤っ恥青っ恥」なんかも結構おもしろい。他局の二番煎じ三番煎じで仕入れる低予算Ｂ級専門の洋画劇場も、お色気や過激アクションなど、作品に特徴を持たせてそれなりに楽しめる。解説のおね〜さんはちょっと怖いけど。
そう言う意味で反対に一番どうしようもないのがＴＢＳ。予算もあるだろうし人材もいるはずだが、最近は視聴率競争において「振り向けばテレビ東京」なんて言われちゃうのは、後追いと倫理観の欠如にしか特徴がないからである。筑紫哲也も最近は歳なのか舌がスムーズに回らない。
と言うわけで、政府（に限らず地方行政から私企業に至るまで）はテレビ東京のように知恵を出し工夫し努力をするっきゃない。
今けなしたばかりのＴＢＳでよく観る番組であるブロードキャスターで故・竹下元首相のふるさと創世資金1億円を正しく使った広島の村の特集をやっていた。作ったのは温泉療養センターだが第三セクター任せにせず、料金を下げ、サービスに工夫をし、施設を質素にし、いわゆる「箱もの行政」の失敗を回避したのである。やれば出来るのである。 |
クラプトンの引退騒ぎはツアーだけの話らしいが、ヴァン・ヘイレンは舌ガンらしいし、ジョージ・ハリソンは肺ガンの手術だし、ロッド・スチュアートは咽頭ガンだし、ポール・マッカートニーの娘はグッチのデザイナーだし………つまり、みんな歳を食っちゃったわけである。マリリン・モンローは永遠のセックス・シンボルだが、1926年生まれだから生きていたら75歳であり、誰も75歳のマリリン・モンローは見たくない想像できない想像したくない。勿論、世の中には森光子のように全く年をとらない凄い人もいるが、これは例外。アイドル的な存在はある時点で露出されなくなる方が良いみたい。
ところで筆者は河嶋英吾と同い歳である。 |
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