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2001.08.22[水]更新
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日々雑感 - DoromPATIO
■ 残暑に日々雑感
一時期の信じられないほどの猛暑がやや収まり、今日などは随分と過ごしやすい。窓を開けて風を通しておけば気持ちがよい。蝉の鳴き声も晩夏らしい。今日まではいわゆる盆休みだから窓の下の井の頭通りもいつもの日曜日以上にクルマの数が少ない。

昭和27年東京生まれ東京育ちの筆者は当然のように巨人ファンである。但しちょっと変わっているかも知れない。筆者の歳だと小学校時代に長島茂雄選手の最盛期を過ぎてからの存在感(と言う書き方も長嶋の凄さを物語ると思う)を見ているから、つまりV9時代を知っているから野球は巨人なわけであるが、しかし、結局やっぱり長嶋が好きだから巨人が好きだったのである。この頃は王選手の最盛期でもあったが、筆者にとってのヒーローはあくまで長嶋であり、その長嶋が左足を三塁方向に目一杯開いて泳ぎながらボテボテの内野ゴロを打ち、一塁へ全力疾走する姿を一所懸命応援したものである。
だから長嶋選手が現役を引退した翌年から野球に興味を失った。これは我ながら見事。本当に全くプロ野球に対する興味を失ったのである。
そしてプロ野球に関する興味は本質的には永久に失われたと言って良い。長嶋が監督として復帰した時代はプロ野球ニュースを多少は見ることもあったが、筆者にとっての原やクロマティや中畑のイメージは全ていしいひさいちの漫画から得たものである【笑】。
但し別にプロ野球が嫌いなわけではないし、サッカーのような延々45分ずつの2ハーフでちっとも点が入らず、選手はただ走っているだけという単調至極なるゲームは全く見る気がしないから、プロ野球中継を見ることはないがフジTVのプロ野球ニュースはチェックすると言うのがずっと続いていた。
しかしとうとう時代は変わってしまったようである。つい先日のヤクルト・マジック点灯後の巨人戦の視聴率が10%を切る時代なのである。それもこれもイチローを筆頭とする日本人選手の大リーグでの活躍で、日本のプロ野球がいかにローカルでレベルが低くてつまらなくて、しかも鐘や太鼓の私設応援団の存在が異常で邪魔で、そしてそして、もっとも大事なことは全く地域に密着していない巨人優位優先のゆがんだスポーツであることが全ての日本人にばれてしまったからである。
長島が現役を引退してから野球に興味を失った筆者であるからどんなにイチローや佐々木が活躍しても大リーグの試合中継を見るわけではない。しかし、これまたプロ野球ニュース(と言う名前ではなくなったが)などでダイジェストで見る大リーグの試合はそれぞれに広大なアメリカの各地域にしっかりと密着したフランチャイズ球団であり、観客は家族を中心として本当に試合を楽しんでおり、しかも日本からやって来た選手を分け隔て無く実力通りに応援する徹底してオープンなアメリカン・マインドであることが分かる。
日本のプロ野球の消化試合で日本人選手と外人選手が本塁打や打点などの同じタイトルを争う場合に見られる外人選手への露骨きわまりない四球攻撃などは絶対にない。そんなことをしたら大リーグでは観客のブーイングで試合にならないだろう。
だから「ナベツネ」がどんなに吠えても、日本のプロ野球が昔日の勢いを取り戻す可能性はない。
小泉内閣以上の大改革が必要な日本のプロ野球だが、50年間巨人軍におんぶにダッコだったんだから今更再生は無理である。
であるなら、必要なのは外圧と徹底的な内部崩壊しかない。つまりアメリカ大リーグが環太平洋リーグ構想を推し進め、日本国内では次から次へと一流選手がFAなりを利用して、どんどん大リーグへ移籍するのである。フォーミュラ・ニッポンとF1が比較の土台にないのと同じく、プロ野球と言うドメスティックな存在に固執する時代ではないのである。
それにしても、ほんと、日本の野球は(高校野球もだが)じぇんじぇんつまらない。

オリジナル(c)ハウス食品
後発(c)ヱスビー食品

今年の5月末にハウス食品がヱスビー食品を訴えた。ヱスビー食品が後から発売した「とろけるカレー」のパッケージが、ハウス食品のヒット商品「こくまろカレー」のパッケージにそっくりだと言うのが訴訟内容。上の画像を見れば分かる通り、確かにそっくりである。ヱスビー側がなんと言っても否定できないのが「とろける」の書体デザイン。文字の感じはまるで同じ書体みたいだし、文字を取り囲む二重線の雰囲気も同じとしか言いようがない。もちろん、ヱスビー側の弁護士は「こくまろ」と「とろける」に共通している「『ろ』の文字」を見比べただけで、まるで違うのは明らかだとかなんとか強弁するに違いない。しかし、誰がどう考えたって、普通の常識が有れば「とろける」が「こくまろ」の真似っ子なのは明かである。
つい先週にはユニクロがダイエーのPASを訴えたが、これも理由は同じ。ダイエー・オリジナルのインショップ・ブランドのPASがこれまた誰がどう見たって「まるでユニクロじゃんか」と言う内容だったからである。ブランド・コンセプト(シンプル&低価格カジュアル)、店舗の雰囲気、更にはアンバーカラーに白色と言うロゴデザインまでまるっきり同じなのである。筆者は訴訟沙汰になる前に、雑誌の記事でPASのモデル店舗の写真を見て前述の「これまるっきりユニクロじゃんかぁ【爆笑】」と思った口だから、ユニクロさん偉いと思ったのである。ダイエーはこの手のことでは資生堂MG5とそっくりのオリジナル男性化粧品とか前科が山ほどある会社だから、この際、司法は徹底的に追及すると良いと思う。
それにしても缶ビールのデザインとか、同種の訴訟沙汰が多いのは困ったことである。

朝日新聞の読者投稿欄に「ヘルパーなんて辞めた」と言う投稿が掲載されていた。介護の話である。実態を知らずにこの投稿を読むと我が侭なようにも取れるのだが、書いてあることは全く正しい。と言うのも、つい先月までワイフがヘルパーのバイトをやっていたから実態が分かるのである。
国の介護政策は少なくともその運用において完全に間違っている。話の内容はとっても簡単なことである。介護について、国は一件あたり1時間に4,900円の介護費を出す。つまり時給4,900円である………と思ったら大間違い。ヘルパーさんが受け取るのはたったの1,900円なのである。残る3,000円は介護事務所が取る。明らかな搾取である。ソープランドより遙かに酷い。
ヘルパーの仕事は肉体的にも精神的にもとんでもない重労働である。その上、介護を頼む側は非常に安価に雇える家政婦だとしか思っていない。つまり金にならず辛くプライドを満たされることもない。朝日新聞の投稿ではフルタイムで頑張っても一ヶ月で14万円にしかならないと書いてあるが時給1,900円では当然である。なのに介護事務所はどんどん立派になって行く。
だから、志を持ってヘルパーになった人であっても、実際に就労するとたちまちにして現実の壁にぶち当たり、大抵の場合は長続きせずに辞めてしまう。
現時点では何故かマスコミはこの実態を明快に暴露することをしていないので表面化していないが、ニュースステーションなどで実態を暴けばヘルパーになろうとする人は確実に激減するだろう。
いずれにせよ、このような状況が改善される見込みは全くないので、やがてはヘルパー就労者は外国人労働者ばっかりになるだろうと言うことは容易に想像できる。この場合に困るのが介護を受ける側=つまり老人である。戦前の教育を受けた彼等の外国人就労者への先入観は今更絶対に直らない。
と言うわけで、この介護という問題は日本国の癌として今後も転移蔓延していくはずである。

日本全国(に限らず世界中)で悲惨な事故や犯罪などの事件が起きているが、新聞やテレビでは触れない不可解な点があるのが気になって仕方がない。まず最近ではスーパーの駐車場で子供が誘拐された事件で女子短大生が逮捕されたが、この誘拐された子供(赤ちゃん)は鍵を掛けていない車内にたった一人で5分も放置されていたのである。被害にあった母親は事件解決後、このような犯罪が起きないように云々と犯人について語っていたが、何故に赤ちゃんを放置したのか?これが放置でなくて何なのか?
明石市の花火大会の圧死事故は市当局並びに警察当局の極めていい加減な警備体制に原因の大半があるのは動かしがたい事実だが、この事件にもマスコミが触れない点がある。それは死者の大半が乳幼児と老人だと言うことだ。特に問題なのは乳幼児である。筆者の常識では生後半年とかの赤んぼを夜遅く大変な人混みになる場所に連れて行くのは親の常識がないことであるとしか思えない。赤ちゃんは花火を見ても嬉しくも何ともない。一緒に連れて行くのは親のエゴである。つまり親が花火大会を見たいのである。別の被害者には一人で出かけた8歳の小学生が居る。8歳と言えばまだ小学校三年生。そんな子供が数千人数万人が集まるイベントに一人で行って良いわけがない。近所の小学校の校庭で行われる花火大会とはわけが違うのである。
万が一この記事を該当者が読んだら激怒逆上するのだろうが、これらの事件は通り魔殺人のような純粋に運が悪い種類のものではないと思うのである。
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