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「Operation: Infinite Justice(無限の正義)」の「Infinite」には「神」の意味もあり、イスラム世界からクレームが付いたので作戦名が最終的に「Operation: Enduring Freedom(不滅の自由)」に決定したと言うのだが、元々「Infinite Justice」は仮称がリークされたものらしい。
まぁそんなことはどうでもいいのだが、とにかくアメリカは本気である。 |
大事件が起きるとありとあらゆる噂話がインターネットに蔓延するものだが、これは面白い。マイクロソフトが配布するTrueTypeフォントで特定の文字列を表示すると米国同時多発テロに符合するという話。まずは下図をご覧あれ。 |
NYC(New York City)の文字(半角英大文字)を「wingdingsフォント」で表示すると「髑髏・ユダヤのマーク・やったぜベイビー」になるのだ。これは前から指摘されていたようで、マイクロソフトは「webdingsフォント」を後からリリース。こっちで表示すると「I Love NY」になる。
しかしWTCに突っ込んだ便名であるQT33とNYCを組み合わせて従来の「wingdingsフォント」で表示するともっと凄い。「ツイン・タワーに突入する航空機+髑髏・ユダヤのマーク・やったぜベイビー」になっちゃうのだ。
ここまで来ると偶然の一致とは言えないじゃないかと言う議論が燃えさかっているわけである。そしてマイクロソフトはツイン・タワーに見えるのは「ただの書類のアイコン」であり、全ては偶然の一致であると弁明しているらしい |
事件が発生してから暫く、マスコミ報道で筆者には一番興味深かったことは、日本の野党のコメントが全くなかったことである。全面に出てくるのは小泉首相と防衛庁長官。鳩山くんも小沢くんも土井くんも新聞記事の片隅にも出てこない状態が続いた。ついでに言えば田中眞紀子外相も無視された。
そうこうするうちに小泉首相が渡米し、今やなし崩し的に自衛隊派遣まで決まってしまったが、ここに来て、やっと野党各党の声が聞こえてきた。民主党は世論迎合なのか大筋賛成だから結果として印象無し。鷹派だと思っていた小沢くんも反対。社民党と共産党は説明不要の反対。しかしいずれも殆ど報道する価値無しと言う扱い。
国際的大事件が起きてこれほど野党が無視された例は過去にないんじゃないのだろうか。
だがしかし、元々日本の野党には存在意義がほとんど無いので無視されるのは当たり前と言えば当たり前なのだが。 |
ニュース番組、ワイドショー、新聞などで様々な意見が交わされているが大勢はアメリカの方針を容認している。当たり前である。
これに反対する人々の意見はどれもこれも対案がない。あったとしても「話し合い重視」ぐらいのもんである。てぇことは、この連中はきっと歴史と言うものを何も知らないのだろうし、勿論、現代の国際政治についてもまるで分かっちゃいないのであろう。中東を巡る宗教的な争いは戦争も対話もどっちも含めて2000年も続いているのである。第二次世界大戦後もずっと紛争が続いているのである。あの地域で全く戦火がなかった時代は無いのである。
そう言う地域に立脚するテロリストが「宿敵・政敵・宗教的悪魔」であるアメリカに対して史上最大のテロを実施したのである。
その収束が話し合いで済むわけがないではないか。 |
そもそもテロに対して人道的=すなわち甘っちょろい対処をするとどう言う事になるか?日本は国際社会で唯一、過去に実際にそのドジを踏んだ。よど号ハイジャック事件において『人道的観点による超法規的処置』とか言う訳の分からない理由からハイジャック犯つまりテロリストの要求に屈した。日本はそのツケをまだ北朝鮮に払っている。馬鹿丸出しで恥辱的な歴史的事実である。 |
アメリカは必死になって「国際社会 vs テロリスト(テロリズム)」と言う対立の構図を描くべく努力している。ウサマ・ビンラディン(及びその一派及びその支援者及び支援国家)は「イスラム教 vs キリスト教」の宗教戦争を狙っている。
冷静客観的かつ資本主義国家である日本国民的な立場で考えれば、民主主義社会を無差別に破壊するテロリズムは一切容認できないのだからアメリカが言う「国際社会 vs テロリスト(テロリズム)」の構図は全く持って正しいのだが、しかし、同時に無宗教国家(あるいは神仏衆合八百万の神=要するに何でもありの)日本の一個人から言わせれば、これはやっぱり宗教戦争である。
イスラム原理主義者のカミカゼアタックの瞬間にアメリカ人が「Oh! My God!」を連発し、その後のブッシュ大統領の演説でたびたび「神のご加護」的な言葉が発せられたのを我々は聞いた。日本で同じ事が起きた場合、我々は「嘘だろう!!」とかは言うだろうが「神様!!」とは決して言わないし、小泉首相が自衛隊派遣前に伊勢神宮や靖国神社にお参りに行くことはない。
だから結局、我々日本人は今回の事件の底流にあるものを本質的には理解できないと思うのである。 |
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