マンガ喫茶と言う業態がある。滅多に行くことはないが、かなり以前(恐らく10年以上前)に初めて入ってみた時は文字通り漫画が一杯置いてある喫茶店だったのが、今や、それどころではない状態=業態になっていることを最近知った。こう言うものは実際に入店してみないことには実態は判らないのである。で、何がどう変わったかと言えば……
- 漫画の蔵書は2〜3万冊が当たり前
- DVDやVHSも在庫がある
- 各席には当然、テレビデオ常備
- 仕切られたブースでセミ個室状態
- リクライニングシートあるいはマッサージチェア
- カップル用のソファー席
- ビジネス用のパソコン装備席
- ブロードバンドは当たり前のインターネット席
- PlayStation2専用席
- お座敷席【笑】
- ファミレスのドリンクバー並みのフリードリンク設備
- カラオケルームと同等の食事を提供
- 店によってはビリヤード場、卓球場を併設
これだけの設備とサービスで一晩中過ごしてもせいぜい3,000円ぐらい。たまたまある時、東海地区の数件を調査でチェックする機会があったのだが、驚いたことにあらゆる時間帯、あらゆる曜日にそれなりに人が入っており、そのまま夜を過ごす人々が沢山いるのである。主要国道沿いにはチェーン店が出店しており、広大な駐車場は満車なのである。ここまで来れば文化である。 |