2007.01.30[火]

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なお、認知症老人を狙ったリフォーム詐欺は純粋に犯人だけが悪い。この場合、被害者は正しい判断が出来ないからである。つまり、このケース（パターン）以外の様々な詐欺事件＝結婚詐欺、絵画や羽毛布団などの高額商品の押売り商法（これも大きく分ければ詐欺である）、マルチ商法、ねずみ講系、投資詐欺などなど＝は、全て被害者側にも落ち度があると考えられる。そして、同様の意味で（また話がループするが）発掘あるある大事典IIの番組ねつ造についても、番組内容を鵜呑みにしてスーパーに納豆や小豆やヨーグルトやココアを買いに走る安易な消費者が存在すると言うことなのである。これつまり「同質」。 話のついでにもう一つ書いてしまえば、クソ面白くもないダ・ヴィンチコードがあれだけ大ヒットしたのは猛烈な宣伝攻勢の成せる技である。多少でもキリスト生誕絡みのミステリーや類書を読んだことがあるなら、ダ・ヴィンチコードの原作にはユニークな内容は何もないことが分るのに、あれだけ話題になり、映画もヒットしちゃうのは宣伝と言う仕掛けがあるからである。キリスト生誕絡みのエンターテイメント系小説でダ・ヴィンチコードよりも遙に面白い作品は幾らでもあるのに、それらは、たまたま大資本と結びつくことがなかったから話題にはならなかったと言うだけの話なのだ。つまり資本＝金があれば、悪貨は簡単に良貨を駆逐出来る。現代は情報化社会。情報化社会とは情報の洪水に常時晒されている社会のこと。便利は便利だが受け取り方・受け止め方・使い方・身の振り方を間違えると、とんでもないことになる。そのことをまるで分っていない連中が多すぎる。 そのまんま東が当選したのは予想外想定外理解できないみんなもそう思うでしょなんてことを言う知人が複数居たので「（当選は）予想通りだった」と明言した。彼等にとって想定外である理由は大きく分けてふたつある。 ひとつは漠然とした保守的思想である。バラエティー系タレントが圧勝すると言うことが感覚的に理解できないのである。つまり「自分が絶対に投票しない人間が当選するなんて理解できない」と言う思考回路の成せる技である。もうひとつは、そのまんま東について、その過去の破廉恥行為などの行状しか知らないからである。言葉を変えれば、そのまんま東が（宮城県知事選に対して）本気だったと言うことを全く知らないと言うことである。何しろ、彼は本気で宮崎知事を目指し、それが原因で離婚をしているのだ。未成年への淫行事件にも堪えたタレントの妻をもってしても、本気で選挙に打って出るならもう一緒に暮らしてはいけないわ、だったら別れるわ、だったら仕方がないね……だったのだ。 要するに、情報化社会ったって、受け手の側に感度・感性・アンテナが無ければ何の情報も入っては来ないと言うことなのだ。ちゃんちゃん♪ タレント・ネタ繋がりで、民主党議員との不倫をフライデーされてキャスター降番となった山本モナ復活のネタ。ニュース・キャスターの道を捨てて、復活第一弾の番組が正月特番のお笑いウルトラクイズ。つまりバラエティー・タレントへの完全なる転身・変身。ルックスはいいのだから、男性視聴者からすれば、じぇんじぇん何にも問題ない。某民主党議員（名前を書かないのは憶えていないからである）は文字通り政治生命を消失したわけだが、若くて綺麗なハーフのおね〜さんは消費型メディア※であるテレビにおける旬なバラエティー系女性タレントとして暫くはしっかりと稼げるというわけである。 ※消費型メディア：現代のテレビ・メディアはタレントを育てない。次から次へと消費する。露出が下がれば人気もなくなる。それが分っているから綾小路きみまろのように意図的にテレビ出演をなるべく避ける芸能人が居るぐらいである と言うわけで、山本モナはそれでいいのだが、問題なのはテレビ露出度が高い政治家。小泉前首相のように、ネイティブ＝生まれつき＝テレビ向きの人（ルックスが若々しくて様になり、短いコメントをタイミング良く出せる）なら良いが、そうではない旧来型のタイプは（かつてのケネディ vs. ニクソンではないが）辛い。まして山本モナの不倫の相手の民主党某氏はもっと辛い。だって（少なくともバラエティ乗りが少しでもある）テレビ（番組）にはもう二度と出れないもん。出たら突っ込まれるだけだもん【爆】。 せっかくだから【爆】……某代議士とは 閑話休題。最近（っつ〜か、毎年季節的に今頃は）ココアに填っているのだが、近所の色々なスーパーで国産各社の色々なココアを試した結果、ベストなのが「森永ココア・カロリー1/2」なのである。 そもそもココアというのは「嘘ぉ〜」ってぐらいに多めに入れないと美味しくない。普通のココアを美味しく飲もうと思ったら大きめのティースプーンに大盛り三杯は必須である【きっぱり】。量が少ないと味が薄くてコクが無くて出がらしの紅茶みたいに美味しくない。かと言って、正統派の本物には違いないバンホーテンのココアは苦みが強くて好みじゃない。だから国産のココアしか飲まない。ほいでもって、量を入れないと美味しくないと言うことは結果的に糖分摂りすぎになるのは間違いない。砂糖を摂りすぎるとてきめんにお腹が出るのでそれは避けたいぞと。 ところが、この「森永ココア・カロリー1/2」は小袋入りなのだが、その大して多くない量の小袋（10g）を一袋だけ大きめのカップに入れて飲んでも、充分に濃くてコクがあって、しかもちゃんとしっかり甘いのだ。筆者は雨風嵐＝つまりお酒も甘いものも両方ＯＫなのだが、だからこそコーヒーも紅茶もココアもしっかり甘くないと駄目なのだが、この「森永ココア・カロリー1/2」は標準量でも甘さは充分なのだ。しかも「カロリー1/2（当社森永ミルクココア比）」と書いてあるんだから、普通のココアをたっぷり溶かして飲むよりは遙に身体に良いはずなのだ。かくして、我が家のレギュラー・ドリンク・ブランドのひとつとしての地位獲得である。 筆者お気に入りの優れもの＝２品※ ※ダブルウォールグラスとココア