エンディングで「それはないだろう」と激怒したのは「ハンニバル」も同じだった。しかも「ハンニバル」は劇場で見たのだからたまらない。1,800円返せ!!の世界である【苦笑】。「ハンニバル」は事前に原作を読んでいたし、前作の「羊達の沈黙」は映画としても名作だった。ところが「ハンニバル」は「羊達の沈黙」のような緊迫感が無く、レクター博士も全然怖くなく、しかも、結末が原作とは全く違っちゃっているのだからどうしようもない。
「ハンニバル」はレクター博士もの三部作の最後の作品であり、だからこそ結末に意味がある。それを180度変えちゃっているんだから何をか言わんやなのである。
だから「映画:ハンニバル」で納得の行かない人は必ず原作を読むことをお薦めする。それは「映画:ダミアン3」のラストシーンに匹敵する怖さを約束するのだ。 |