ペダルボード - エフェクター - dpGuitar System - DoromPATIO
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2009.09.27[日]
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
■ dpGuitarSystem3 その5 増強
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
dpGuitarSystem3 Ver. 1.3
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前ページ文末の考察に従い=つまり我慢できなくなって=例によって例のごとく、サウンドハウスでLovepedal amp50を注文。すぐに届いた。送料込み=15,325円である。米国価格は99ドルだが、輸入の手間と関税や運賃を考えれば、この値段なら納得である。相変わらずサウンドハウスは素晴らしい♪

と、それはさて置き。Lovepedal amp50はLovepedal Echo Babyと同じ、Lovepedalのミニライン・シリーズだからとにかくちっちゃい。ノブは一つしかないし、Lovepedal Echo Babyと違って内部トリマーもない。「シンプルの極み」みたいな割り切ったエフェクターであーる。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
とにかく小さくてシンプル
http://www.lovepedal.com/pedals/amp_50.html
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
サウンドハウスにしては珍しく直輸入品ではない
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Lovepedal Echo Babyと違って、トリマーの類などは一切無し

肝心のサウンドはどうかというと(これを書いている時点ではヘッドフォン・チェックしかしていないが)非常に良さげである。ざっと説明すると……
  • ONにしただけで若干の歪みを伴う
  • レンジが狭くなったり、中域が持ち上がったりすることは一切無い
  • ノブを回していくとリニアに歪みが増していくが、音量は大して上がらない
  • およそ3時15分ぐらいのところから(公式サイトの説明に明記してある通り)FAZZライクな歪みに変化するが、グジャグジャという意味ではなく、ギター側のボリュームを絞れば、ちゃんとコード感のあるサウンドである
  • ノブがどの位置にあっても、ギター側のボリュームやピッキング・ニュアンスへの反応は抜群に宜しい
  • ノイズは極小
  • 但しノブを回すときにノイズが出るが、これも公式サイトと説明書に明記してあり、実用上は問題ない

このLovepedal amp50は、LovepedalのCOT50の小型廉価版と言う位置付けなのだが、そのCOT50は名前の通り「(名機として名高い)オールドのMarshallの50Wを再現したエフェクター」であり、Lovepedalの創始者曰く「ライブハウスのどうしようもないアンプを使える音にするペダル」なんだそうだが、正にそういう感じ。筆者は電気的知識がないから良く判らないが、ノブを回すことによって内部のトランジスタのバイアス値だけを変えるのだそうであり、他の歪み系のペダルなどとはまるで違う主旨の製品なんだそうだが、よーするに、エフェクター(或いはオーバードライブ・ペダル)と言うよりも、プリアンプというか、あるいはアンプそのものというか、あるいはあるいは、実際にオールドのMarshallのアンプのボリュームつまみを手元でいじっているような感じのサウンド&トーン、そして反応なのである。うーむ、素晴らしい。衝動買いは正解だ♪

名前の通り:COT=Church Of Tone=いわゆるMarshallプレキシのトーンを再現したと言う意味

ちなみに、相変わらず気に入っているProguitar.comの紹介ビデオは下記の通りである。
COT50:
http://www.youtube.com/user/ProGuitarShopDemos
Lovepedal amp50
http://www.youtube.com/watch?v=60NYvr_NHgM

と、ここまではLovepedal amp50単品の評価。問題はペダルボードの中での役割と接続する順番。まずは常識的に下図のようにLovepedal amp50 → Lovepedal ETERNITY → RC-Boosterと繋いでみる。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
dpGuitarSystem3 Ver. 1.3β
amp50 → ETERNITY

結論から言うと、これでは全く駄目。Lovepedal amp50を気持ちのよい状態にセットし、Lovepedal ETERNITYをONにした途端に、まるでワウペダルを半止めしたときのような鼻づまり状態の妙ぉ〜な音=敢えて言葉で表現すれば「クゥオ〜ン」みたいなトーン=になってしまう。ゲインは上がるが飽和したような、レンジが異常に狭くなったような変な音。Lovepedal ETERNITYのGlass(トレブル・ブースターのノブ)を一杯に上げても籠もったまま。とにかく、全く使えない。ありゃりゃんりゃんの困ったちゃん。

しかし、慌てることはない。反対に繋いだらどうなるかを確かめればよいのだ。但し、いきなりLovepedal ETERNITYやRC-Boosterを引っ剥がすのは大変なので、外せるパッチケーブルを外してやりくりして下の写真のように、暫定的にLovepedal ETERNITY → RC-Booster →(OFFにしたSmall Clone)→Lovepedal amp50と言う順番にしてみる。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
試行錯誤中の様子

その結果は笑っちゃうほどにバッチリ。完璧。言うこと無し。これまでLovepedal ETERNITY単体ではGlassノブは3時ぐらいまで上げておかないとハイ落ちが気になっていたのだが、後ろにLovepedal amp50を繋いだらGlassは左一杯に絞った状態でちょうど良いではないか。ゲインはゼロでも良いし、9〜10時ぐらいにすれば、歪みはもう充分十二分に得られる。サステインも(ヘッドフォン・チェックだからフィードバックはないにも関わらず)これまた充分十二分状態♪ と言うわけで、最終的な配線は下図のように相成った。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
dpGuitarSystem3 Ver. 1.3正式版
ETERNITY → amp50

ちなみに、信号の流れとペダルの配列が異なるのは純粋にレイアウトの関係。上の図と下の写真を見れば判る通り、Lovepedal Echo BabyとLovepedal amp50を横位置にすること、RC-BoosterとLovepedal ETERNITYの位置を微妙にずらしてプラグの干渉を避けること、以上によって、全体がとってもとってもコンパクトにまとめられるからである。一見複雑だが、Lovepedal ETERNITYとRC-Boosterの間にLovepedal amp50が入るので配線の引き回しがあるだけなので、ご覧の通り、実際の配線は(自慢じゃないが)とても整理されている。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
密な並び方で宜しい♪
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もう一点。三つのオーバードライブの中でRC-Boosterを最後にしたのには(これまでの経験値を根拠とした)理由がある。RC-Boosterを最後にしておけば、純粋に音圧を上げるためのブースターとして使えるし、さらにRC-Boosterのゲインを上げれば音圧ではなくてゲイン=感度=フィードバックを得やすくなる(ようにセッティングすることも出来る)からである。RC-Boosterを最初に持って来ると音圧を上げることは出来ないのであり、最後に配置した方が用途が広がるのからなのであるのであるのである。

と言うわけで、結局、Lovepedal ETERNITYを一度は引っ剥がし、配線をやり直し、綺麗に貼り付け直し、DCケーブルを繋ぎ、全てを丁寧に結束バンドでまとめて出来上がり♪ 一体、筆者はこう言うことを今までに何回繰り返しているのだろう。そして、今後、何回繰り返せば気が済むのだろう?【爆】(←馬鹿)
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
基本はこれまでと変わらない。クリックすると拡大
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
客席目線。クリックすると拡大
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
高さもバッチリ揃えてあります (^^)v

勿論、上の写真で判るように、Lovepedal Echo Babyと同じくLovepedal amp50にも下駄を履かせて手前の4つのフットスイッチの高さが全て同じになるように揃えたり、あるいは下の写真のようにKORG Pitchblackから配電するための二股のDCケーブルを作り直したりと行った「小技」と言うか「拘り」にも配慮したのはいつもの通り。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
自作の二股DCケーブル。下方のL型プラグはLovepedal ETERNITYへの、その上のストレートのプラグはSamson AirLineへの、それぞれの給電用。一番上のL型プラグをKORG Pitchblackの外部用給電端子に繋ぐ

後は、とかく起こりがちなGeorge L'sのプラグのアース不良が無いかどうかを徹底チェックしてお仕舞い(George L'sのケーブルの組立には明確にコツがあるぞと)。そして、後はdpGuitarSystem3を徹底的に使いこなすだけ。次の課題は例によって例のごとくの順列組合せ……と言うか、順列はもう決まったので、今度は組合せの検討であーる。

ここで問題となるのがRC-Boosterの扱い。簡単に言えば「ソロの時のブースト用に使う」か「常時ONでサウンドの味付けに使う」かの選択と判断である。まずはRC-Boosterを純粋にブースターとして用いる場合は下記の組合せとなる。
組合せ - A案 -
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
0
Mute/Tuning
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ミュートしながらのチューニングチェック用。並びに演奏していないときの待機モード
1
Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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2
Crunch with Chorus
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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3
Crunch Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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4
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
5
Lead
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
6
Overdrive with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3

Lovepedal amp50が期待以上に良かったので、これはこれで基本問題ないと言えるのだが、操作上の観点からすると以下の問題があるにはある。
  • 接続するアンプの違いをLovepedal amp50(にはトーン・コントロールもレベルも付いてないので、それ)だけで完全に吸収(調整)出来るとは限らない
  • 使える組合せが増えるので選択に迷う……と言うか気持ち煩雑
  • ソロを取るときにはRC-Boosterを踏む……と言う前提でパラメータを煮詰めると、ステージで動き廻って演奏に熱中しているときに、いちいちペダルボードの所に戻らなくてはいけないってのはウザいと言えばウザい

なのだ。


であるからして、もっともっと超ぉ〜シンプルにするならRC-Booster(と、Lovepedal amp50)を常時ONにしちゃうと言う手もある。それが下表。
組合せ - B案 -
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
0
Mute/Tuning
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1
Crunch
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ポップス系と踊らせる系の基本サウンド。オールドなロックやブルースならソロまでOK。それで足りなければ3に切り替えてソロと往復
2
Crunch with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ポップス系とロック系でギターが複数ある感じを出すときのサウンド
3
Overdrive
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ハードロック系の基本サウンド。リフ、パワーコードからソロまで全てに対応。1から切り替えればバッキングとソロの往復
4
Overdrive with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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滅多に使わないがジミヘンの感じを出すときなどには便利なサウンド
5
Overdrive2 Extra
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
例外的組合せ。歪みが多めだが余り目立たないバッキング専用

そもそもRC-BoosterはONにしただけで音が良い方向にシフトする。さらにゲインを微妙にプラスし、トレブルとベースを筆者好みに調整すると、大抵のアンプは上質のFenderコンボのようになる。Lovepedal amp50の極めて素性の良い音をRC-Boosterで味付けすると、さらに宜しくなるのは言うまでもない。しかも、Lovepedal ETERNITYもLovepedal amp50もRC-Boosterも、いずれもギター側のボリュームへの追従性とピッキング・ニュアンスへの反応は抜群である。

以上の結果、Lovepedal amp50とRC-Boosterでも、これにLovepedal ETERNITYが加わった状態でも、ギター側フルテンならソロ用、気持ち絞ればハードロックのリフあるいはパワーコード用、5ぐらいまで絞ればコード弾きやカッティングに対応できる。つまり、Small Clone=コーラス=のON/OFF以外は手元操作で基本OKなのである♪ そうであるなら、それに超したことはないのだ。もっとも、どっちの路線で行くかは予め決める必要があることではない。各エフェクター・ペダルのパラメータの調整でどっちにでも行けるからであーる。と言うわけで、dpGuitarSystem3 Ver. 1.3完成。後は使い込むのみぃ♪
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
演奏中目線だとこんな感じ。踏みやすい

おまけ:dpGuitarSystem3 Ver 1.0〜1.3の変遷=試行錯誤から得られた大して役に立たないであろう蘊蓄かんちくをメモっておこう【苦笑】。
  • オーバードライブ/ブースターが3つもある場合、どれを基本のサウンドにするかが問題となる。当初はRC-Boosterが基本だったし、前ページではLovepedal ETERNITYが基本だった
  • Lovepedal amp50は当初はLovepedal ETERNITYを基本として、それに歪みを足す目的で導入したのだが、試してみたらLovepedal amp50こそが基本サウンド用であることが判った(あるいは「と、筆者は判断した」)
  • つまり、この手のことについては順列組合せは無限大であり、どうセッティングするかは人それぞれなので絶対的な公式や正解はないのである
  • RC-Boosterは前述のように常時ONの音作り用、あるいはクリーン・ブースター(またはトーンをいじってミッド・ブースター)のいずれでも使えるのだが、ブースターとして使ったときに音量だけでなく、サウンドの厚みと(良い意味での)きらびやかさが得られることがとても印象的なので、だったら常時ONの方がサウンド全体をグレードアップできると考えるのが正しいのだろう
  • (またまた書いちゃうが)Lovepedal Echo Babyは(筆者的に本当に)素晴らしい。ディレイ音ではなく、ONにすることによって得られる生音のクォリティ・アップが半端じゃないのである
  • Lovepedal amp50 → Lovepedal ETERNITYとすると、Lovepedal ETERNITYのGlassノブ(トレブル・ブースター・コントロール)は左一杯に絞った状態でOKとなると書いたが、そのメリットは大きい。メリットとは、オーバードライブ系ペダルを複数台繋いだ時に不可避の(主としてヒス系の)ノイズが減ることである

ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
例によって趣味の抜き版画像
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