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2009.11.02[月]
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
■ dpGuitarSystem3 その6 ブラッシュアップ
2009.11.15[日]追記
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
dpGuitarSystem3 Ver. 1.4
配線以外は前ページと殆ど変わらない。クリックすると拡大

ヘッドフォン・チェックのみで決めた接続順と配列で組み上げたdpGuitarSystem3 Ver. 1.3を自分のバンドのスタジオ練習に持ち込んだ結果は散々【苦笑】。これだからエフェクターは難しい=面白い【爆】。

具体的には……
  • 前々回よりもディレイ効果を押さえたセッティングにしたLovepedal Echo Babyは明らかに押さえすぎだった。ところが、新しいボードでは内部トリマーを調整するための穴を開けていなかったので現場では調整できず(仮に穴が開いていたとしても精密ドライバーがないとどうしようもないのだが)
  • (この日の段階では)Lovepedal amp50は、スタジオ常備のJC-120との組合せでの「美味しい音」を探しきれず(次の項と関係あり)
  • RC-Boosterを最後に持って行ったのは失敗だった
  • RC-BoosterとLovepedal ETERNITYとLovepedal amp50のON/OFFと各種パラメータの調整を色々と試したが筆者好みのサウンドが得られず(後述の通り、順番の問題だった)
  • (この日の配列においては)Small Cloneの効果を最大にするには、RC-Boosterだけのクリーン/クランチの方が良かった

つまり、機材の少なかったdpGuitarSystem3 Ver. 1.2で美味しいところを見付けにくいLovepedal ETERNITYだけに集中して調整したときの方が音は良かったのである【爆】。

ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
過渡的案。これだと駄目

となれば、やはり自宅で組み換えてヘッドフォン・チェックで配列を仮決めするのは危険が危ない、危なすぎる。だがしかし。それをやらないとスタジオに行く前の準備が出来ない。なので、とりあえずはRC-Boosterを初段にしてチェックすると、それではLovepedal ETERNITYとの相性が悪い。なので下表の配列に変更することを「仮決め」。但し、Samson AirLineとSmall Clone以外はボードに固定せず、配線は仮配線として、現場確認をして最終決定をすることとする。
変更後かつ現場検証前の接続順と全ての組合せ
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
0
Mute/Tuning
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
1
Clean/Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ポップス系、踊らせる系のバッキング/カッティング用
2
2
Clean/Crunch with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
重奏感を強調したい場合のバッキング/カッティング用
3
3
Crunch/Overdrive 1
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
4
Crunch/Overdrive 2
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
5
Crunch/Overdrive 3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
6
Crunch/Overdrive 4
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
7
Crunch/Overdrive 5
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
クランチ/オーバードライブ系の順列組合せ。この中から予め実用的/実践的な2種類=クランチとオーバードライブを選び出す
4
8
Overdrive/Distortion
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
リード専用のサウンド。個々のペダルのパラメータによっては主としてヒス系のノイズが問題となる筈
5
9
Overdrive with Chorus 1
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
10
Overdrive with Chorus 2
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
11
Overdrive with Chorus 3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
オーバードライブ+モジュレーション系=ジミヘンあるいはバン・ヘイレンなどに向いたサウンド。この中から1種類または2種類に絞る予定

なお、Lovepedal Echo Babyの位置は動かさないのだが、内部トリマーを現場で最終調整してから裏蓋を締めて固定することとし、念の為に、その後でも微調整できるようにボードには穴を開けた(下の写真)。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
これで固定後でもLovepedal Echo Babyの微調整が出来る

とにかく、エフェクターを入れるトートバッグの中でペダル類が踊っている状態で練習スタジオに向かうわけだ。もうひとつ。最終的な配列がどうなるにせよ、Lovepedal amp50は横向きの右手前と言うのは動かせない。ボードへの収まりの関係で、こうしか出来ないのである。

……と、ここまでが練習スタジオに行く前のお話。で、実際にスタジオで音出しをしてみたら、接続順はヘッドフォン・チェックで正しかった。つまり……
  • Lovepedal ETERNITYの前に他の歪み系が来てはいけない
  • Lovepedal amp50の後に他の歪み系が来てはいけない
  • つまり、3つの歪み系の接続順はLovepedal ETERNITY → Xotic RC-Booster → Lovepedal amp50でなければいけない

つまりつまり、他のペダルを含めると下図のようになるのだ。

ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ボード上の配置は一緒だから配線はややこしくなる

実際に音出しをして、暮れのライブの練習をして、各エフェクターの順列組合せを色々と試した結果は下記の通り。

Lovepedal amp50:最適なパラメータ(筆者の場合、一個しかないつまみは3時の位置)を見付けると、オールド・マーシャルのクランチ・サウンドになると言うのは本当。ギター側のボリュームが8以下ならどんシャリ気味のクランチ・トーンでカッティング/バッキングに最適。どんシャリ=つまり中域が抜けているのでボーカルと被らず、実に具合が宜しい。ギター側のボリュームをフルテンにすればブルース系、ロックンロール系(Johnny B. Goodeなど)ならソロまで行ける。ギターだけで弾いていると、やや耳障りなほどにジャリジャリしたサウンドなのだが、バンド演奏の中では実に具合が宜しい。この辺がサウンド・セッティングの難しいところかも。とにかく、デジタル系エフェクターとは正反対の音である。

Lovepedal ETERNITY:単体だとゲインをフルテンにしても歪みは決して充分とは言えない。傾向的には、いわゆるTS-9系の中域中心のサウンドだから筆者的には歯切れが悪く、モコモコした感じ。だからと言ってGlass(トレブル・ブースター)を上げすぎると、今度はサーッと言うヒス系ノイズが目立つようになる。ところがLovepedal ETERNITY → Lovepedal amp50と言う順番で両方をONにすると、そのサウンド・キャラクターは激変し、まるでマーシャルのリード・チャネルをフルアップしたようなトーンになる。ハイも歪みも充分すぎるほど。そこまでは素晴らしいのだが、しかし同時にトータルのボリュームも上がってしまう。そこで考え方を変えて、原則としてLovepedal ETERNITY単体では使用しないこととし、Lovepedal amp50と両方をONにした時に、ちょうど良い音量になるようにLovepedal ETERNITYのレベルを調整することとする。

Xotic RC-Booster:常時ON。原則としてゲイン=ゼロ、トレブルとベースはフラット。ボリューム(レベル)はユニティ(ON/OFFで音量が変わらない)とする。その場合、ボリュームの位置は1時ぐらい。この状態のRC-Boosterはライン・ドライバー(一種のバッファー・アンプ)として機能。現場のアンプの違いを調整するためにゲイン、トレブル、ベースの微調整をする場合が有り得る。以上の結果、RC-Boosterのボリューム(レベル)はギターアンプのマスターボリュームが手元(足元)にあると考えればよいわけだ。

つまり、Lovepedal amp50とXotic RC-Boosterは常時ON。ハードロックの時はLovepedal ETERNITYを加えるわけだ。これで問題なのはLovepedal amp50単体、またはLovepedal amp50+Lovepedal ETERNITYの状態で、更に音量を上げられないこと。そうするためにはXotic RC-Boosterは常時ONとはせず、必要なときに踏み込むブースターという位置付けにすればよいのだが、筆者のギター=Peavey HP EXP=のボリュームをスムース・テーパー・ボリュームに変更し、曲間ではなるべくペダルを踏んでの音色切り替えは行わないと言う前提がある。これは(特にライブでのミスを避けるために)ペダルボードの操作をなるべくシンプルにするためであるが、セッティング上はRC-Boosterのパラメータを変えるだけなので、いつでもどうにでも出来ることだから悩むような問題じゃない。

このように整理してしまうと話は簡単。操作は楽勝。組合せは集約され、ライブなどで混乱することはない。と言うわけで、前述のごとく、RC-Boosterを常時ONとした場合と、RC-Boosterを名前の通りブースターとして使用する場合それぞれの組合せは下記の通り。
スタジオでの音出し後の接続順と組合せ その1
- Xotic RC-Booster=常時ONの場合 -
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
0
Mute/Tuning
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
オールマイティなクランチ・サウンド。詳しくは本文参照
2
Crunch with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ポップス系のバッキングに最適なコーラスサウンド。詳しくは本文参照
3
Overdrive/Distortion
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ハードロック専用。詳しくは本文参照
4
Overdrive/Distortion
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
オーバードライブ+モジュレーション系=ジミヘンなどに向いたサウンド。Small Cloneのせいで高調波が増えて高域がやたらと派手になるが、それが適している曲なら効果抜群♪

スタジオでの音出し後の接続順と組合せ その1
- Xotic RC-Booster=ブースターの場合 -
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
0
Mute/Tuning
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
オールマイティなクランチ・サウンド。詳しくは本文参照
1
Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
クランチ系のソロ用。Xotic RC-Boosterはミッド・ブーストにセッティング
3
Crunch with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ポップス系のバッキングに最適なコーラスサウンド。詳しくは本文参照
4
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ハードロック=パワーコード or リフ専用。詳しくは本文参照
5
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ブーストアップ(or ミッド・ブースト)したソロ専用サウンド
6
Overdrive with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
オーバードライブ+モジュレーション系=ジミヘンなどに向いたサウンド。Small Cloneのせいで高調波が増えて高域がやたらと派手になるが、それが適している曲なら効果抜群♪
7
Overdrive with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
モジュレーション系オーバードライブ・サウンドをブーストアップ(or ミッド・ブースト)したソロ専用サウンド

この二つのいずれの使い方をメインとするかについては次回以降の練習スタジオでの試行錯誤によって決定することになるのだが、前述の通り、RC-Boosterのパラメータを変えるだけのことだから大した問題じゃない。別の言い方をすれば、その日の気分で、どっちにしても良いのである。また、いわゆる「JC-120対策」については(今や正しい接続順においては)常時ONのLovepedal amp50だけで解決するから、その点の悩みもない。
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ほぼ、ギタリスト目線の角度はこんな感じ
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
クリックすると拡大

追記@2009.11.15[日]:と言うわけでバンドの練習で再度のパラメータの煮詰めを実施。結論として、Xotic RC-Booster常時ONはやめて、下記の順列組合せに決定した。
スタジオでの再度の音出し後の接続順と組合せ
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
0
Mute/Tuning
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Crunch
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
オールマイティなクランチ・サウンド
2
Crunch with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ポップス系のバッキングに最適なコーラスサウンド
3
Overdrive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ハードなポップス、ロック全般用のサウンド。1から切り替えてのリード用の場合もある
4
Overdrive/Distortion
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
RC-Boosterでゲインと音圧をブーストしたハードロック専用のサウンド。3から切り替えてのリード用の場合もある
5
Overdrive/Distortion
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
オーバードライブ+モジュレーション系=ジミヘンなどに向いたサウンド

その根拠は以下の通り。
  • ライブ演奏を中心に考えると、なるべく曲中でのペダルの踏み替えはしたくない
  • 歪み具合は3種類が必須(クリーン/クランチ=ポップス、オーバードライブ=ロック、強めのオーバードライブ+フィードバック=ハードロック/リード)
  • スイッチング・システムを使うなら、3つのドライブ系ペダルの組合せで3種類を作っても一発で切り替えられるが、そうではないので、ひとつずつ足していく方式とならざるを得ない
各ペダルの細かいパラメータが使用するギターアンプによって微調整を必要とするのは当然だが、一般的に歪み量を増やすと音抜けが悪くなるので、クランチ → オーバードライブ → オーバードライブ/ディストーションとなるに従って音圧が上がるようにセット。

でだ。上記のいずれの組合せも筆者好みの良い音である。
  • amp50+Echo Baby:フロント・ピックアップのボリュームが8.5以下ならクランチ/クリーンの歯切れの良いカッティング向きのサウンド。リア・ピックアップなら結構、ジャキジャキした刻み系に最適。ギター側がフルテンなら結構歪んだ音
  • amp50+Small Clone+Echo Baby:重奏感とアンビエンス効果抜群。ジャラ〜〜ンと鳴らすと気持ちが良いし、アルペジオでも複音感バッチリ
  • amp50+ETERNITY+Echo Baby:ETERNITYのGlass(トレブル・ブースター)の設定次第でストラトっぽい固めのリフ刻みから、Les Paul的な厚みのあるパワーコードまで自由自在
  • amp50+ETERNITY+RC-Booster+Echo Baby:最大のサステインが欲しいのでRC-Boosterのゲインはフルテン。RC-Boosterのボリューム(レベル)で最終の音量、トレブルとベースで音質の微調整を行えば完璧
  • amp50+ETERNITY+RC-Booster+Small Clone+Echo Baby:気分はジミヘン♪♪

気を付けなければいけないのは、オーバードライブ/ブースター=3台直列であるから、Lovepedal ETERNITYのGlassとゲイン、RC-Boosterのトレブルの全てを上げすぎると「ヒス系の残留ノイズ(『シィ〜〜〜〜』)」が目立ってしまうこと。この手のノイズはギターのボリュームをゼロにしても消えない。演奏中は問題ないが、曲間などで気になるノイズとなりうる。なので、その辺にも注意・留意してパラメータ(=つまみの位置)を決める必要がある。


しかし、とにかく、dpGuitarSystem3は落ち着いた(筈)。


ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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