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■ 快食快眠甘えんぼ |
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リビングのソファーの上で |
5月14日、月曜日。寝る前には和室にいたはずだが朝になったらしっかりベッドの上に居た来夢ちゃん。みゃあみゃあと騒ぐので朝ご飯を用意する。
今のところ、ヒルズの成長期用と金缶のマグロの折半をざっと50gほど。一心不乱に食べ尽くすのは頼もしい。その後、午前中はずっと遊んでいたが、午後からは昨夜の夜更かしがたたったのか人間様のベッドの上でずっと昼寝タイムの来夢ちゃんだった。筆者は夕方から2時間ほど出掛けたのだが、その間もずっとベッドで寝ていたようだ。筆者が帰ってきて暫くして17時半ぐらいになったら、リビングダイニングのテーブルでE-Mailチェックしていた筆者の足元でみゃあみゃあ。これは空腹の訴えと判断して夕食を用意。朝と同じく一心不乱に食べ尽くす。
それから暫くして、また足元でみゃあみゃあ。これは食堂テーブルに上がりたいという意思表示。PowerBook G4に繋いでいるマウスの余ったコードと暫く遊んでから、テーブルの上で食後の睡眠を始める。これでは人間様が夕食を取れないではないか。と言うわけでワイフと近所(と言ってもタクシーに乗る距離だが)のペットのコジマへ出掛けて、猫タワーなどを買って来たが、来夢ちゃんはまだ猫タワーには興味を示さないようだ。 |
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食堂テーブルの上で寝るのがお気に入りなのは困った問題である |
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寝返りを打つと落っこちる。実際に落ちたことも数回ある【苦笑】 |
05.15[火]:朝7時に来夢ちゃんに起こされた。筆者はそれまで全く気にせずに寝ていたのだが、ワイフの話では昨夜は一晩中、ベッドの上で髪の毛とじゃれたりして遊んでいたらしい。それにしても来夢ちゃんもめいちゃんと同じく愛玩猫=チンチラの遺伝子そのものとしか言いようのない性質を持っていることがここ二日で確認された。
勿論まだ仔猫であるという要素もあるのだろうが、しかしとにかく人間の近くに居る。今も筆者の足元で寝ている。人間が移動すれば後を付いてくる。トイレから出てくるとトイレの近くで遊んでいる。部屋を移れば来夢ちゃんも移動する。基本的な行動パターンは猫的にマイペースであるが、ペットとして飼い主にべったりというDNAの基本コンセプトに忠実なのである。まぁ考えてみればチンチラ種なんてものは外界では絶対に生きていけない種類の猫である。飼い方の基本として一生、家から出る必要がないと言うか出してはいけない。ただひたすら飼い主に可愛がられ餌を与えられて過ごすわけである。と言うことは可能な限り飼い主に可愛がられるべきであり、逆に言えば可愛がられなければ生きていけないわけである。ペルシャの昔からそうやって純粋交配されてきたわけだから、つまり来夢ちゃんは筋金入りの甘えんぼである。しかし押しつけがましいわけではない。愛玩犬の場合は帰宅すると玄関に吹っ飛んでくるし、飼い主にもそれ相応の対応を要求するが、愛玩猫=チンチラにはそう言う性質はない。猫好きと犬好きの分水嶺はこの辺にあるのかも知れない。筆者は自分がマイペースなので自分のペースで対応出来るから機械類が好きである。何故なら機械は自分から触ってくれとは言わないからである。こっちから触りたい時に触りたいだけ触れるが触りたくない時は触らないでも構わないのが機械と言うものである。この点、犬は毎日朝晩の散歩を励行しなければいけないなど犬のペースに合わせる必要があるから筆者には向かないのである。
だから愛玩猫=チンチラ種=来夢ちゃんみたいな意味でのマイペースと甘えんぼのバランスは筆者みたいな我が侭な性格の人間にはちょうど良いのである。 |
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サイドボードの下の隙間にて。夜景モードで撮影したので分からないが、実際は暗がりである |
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