ところで今まで殆ど触れなかったが、来夢ちゃんは最初の頃こそ缶詰系を食べていたが、すぐにやたら食べ残すようになったのでドライにしたら、こっちはバリバリ食べる。以来、ずっとドライフーズである。ブランドは基本的にはヒルズ・サイエンティフィック・ダイエットのグロース(幼猫・母猫用)。毛並みによいと評判のユーカヌバも試してみたが、入手の容易さから結局いまのところはヒルズに落ち着いている。
来夢ちゃんの主治医であるアリーズ動物病院の助川院長先生の話では、日本製のペットフードは味が良すぎて食べ過ぎになる場合が多いとのこと。本来、猫は「だらだら食い」なのだが、日本製のペットフードだと人間が管理しないと食べ過ぎで肥満になりやすいのだそうな。
そう言えば、ヒルズのドライに落ち着く前にドン.キホーテで色々なメーカーの色々なタイプを色々と買ってみた時に、テレビで美女が猫に変身するコマーシャルをやっているシーザーのドライを飼って与えてみたら来夢ちゃんはちっとも食べなかった。そこで筆者は味見をしてみた。塩味がきつい。そこでヒルズを食べてみると、こっちは超薄味。
そこで独断と偏見の結論。国産じゃ塩分過多で成人病になっちゃうぞっと。
とにかく幸いにして来夢ちゃんは薄味の米国製に慣れていると言うことである。
そもそもアメリカはペットフード先進国であり、AAFCO(米国飼料検査官協会)なんてものもある。日本はペットフード後進国で、飼い主の意識も低い。その証拠に日本のペットフードのコマーシャルのポイントは味ばっかりである。コマーシャルはマーケットのレベルにあわせて作るのである。
なおヒルズは物凄い大会社なので、中身もどんどん進歩しているそうである。しかも改良の主眼は決して味ではないのである。
なおドン.キホーテで買い集めたが不良在庫になっちゃった国産ペットフードは契約している(食材宅配の)ヨシケイのおね〜さんが猫好きなので、全部あげたらやたらと喜ばれた。そりゃそうである。ペットフードはトータルで考えるとかなり高いのである。 |