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■ 遊びたい来夢ちゃん |
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猫タワーの上とは思えないポーズで熟睡の来夢ちゃん |
犬という動物はご主人様に盲従し、人生で一番楽しいことはご主人様との散歩という非常に単純な動物である。これに対して猫は勝手気まま唯我独尊であり、ヒエラルキーとは無縁であり、はるかに複雑な動物であるようだ。 |
それはさて置き、最近の来夢ちゃんの我が侭は物凄い。例えば夜。人間様がベッドに入ると、寝室から離れた部屋から来夢ちゃんの鳴き声が聞こえて来る。こっちから名前を呼ぶと応える。これが暫く繰り返される。やがて諦めた来夢ちゃんは寝室の近くの廊下までやって来て、そこでごろんと寝る。
これは一体どう言う事かと言えば、自分が居る場所に来て一緒に遊べとおねだりしているのである。明け方は4時半から5時半ぐらいに掛けてみゃあみゃあが始まる。これは概ね、餌をくれと言うこと。そして昼間は廊下や各部屋で寝ている来夢ちゃんのそばを通りかかると、前足でちょっかいを出し、得意の「上向き万歳ポーズ」で媚びる。つまり遊んでくれと、その場で要求するのである。 |
つまりである。来夢ちゃんはまず第一に、自分の要求・欲求に従って遊びたいわけである。だからと言って、人間様のところまで行くのではない。人間様を呼びつけるのである。犬が遊んでほしければ、例えばボールを持って飼い主のところにやってくるわけだが、猫は違うのである。猫はあくまで自分中心だから、遊びたくなったら自分は動かずに人間様の移動を要求するのだ。 |
と言うようなわけだから「猫は複数飼いが良い」と言われるのだ。我が侭な猫が複数居れば、猫同士の関係においてお互いが呼び合って遊ぶときは遊び、喧嘩するときは喧嘩し、無視する時は無視するのである。さもなければ人間様が猫のところまで出かけていって遊ばなければいけなくなるのである。
だから行きつけのペットショップである代々木上原のpipiにはかわいいチンチラが入荷したら連絡するように伝えてあるのだが、今のところは音沙汰なしである。最近のトレンドは短毛種だから来夢ちゃんの友達は入荷数が少ないのである。 |
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