|
|
|
|
■ 三種混合ワクチン接種 |
|
注射後、ぶるぶるしている来夢ちゃん |
猫はペットショップで買う前に三種混合ワクチンの注射を打つ。これは二回打つ必要があるので、大抵は買う前に一度、買ってから一度となる。筆者はてっきりそれで終わりだと思っていたのだが、そうじゃなくて、このワクチン注射は毎年打つ必要があるのだと言う事を動物病院からのDMで知った。但し今度は一回ずつで良い。
三種とは「猫ウィルス性鼻気管炎」「猫カリシウィルス感染症」「猫汎白血球減少症(猫パルボ)」それぞれに対応したもの。シャンプー&トリミング以外は一切外出しない来夢ちゃんでも、このワクチン接種はちゃんとしなくちゃいけないのだそうな。 |
|
三種混合ワクチン接種証明書 |
と言うわけで、いつもの笹塚のアリーズ動物病院へ。避妊手術以来のトラウマから脱却できない来夢ちゃんは笹塚の駅に降りて改札を通る辺りからぶるぶると震え出すのが判る。肩に掛けている来夢ちゃんを入れた黒いビニールバッグが揺れるから判るのだ。そして病院で診察券を出し、待合室のベンチでバッグの口を開けると中ですくんじゃって固まっちゃって出ようとしない。無理矢理抱きかかえても固まったまま。家での来夢ちゃんと全く別人(別猫)なのだ。
先生に呼ばれて診察に入りステンレス製の診察台に乗せるとすくんで伏せたまま動かない。この診察台は体重計になっているので3.9kgだと判明。助川先生きっぱりと曰く「太りすぎですね」。あっちゃ〜(^^;;
そしてお注射。これは一瞬で終了。 |
ここで「焼き海苔が好きなんですけどいいんですか?」と質問したら「ああ、猫は好きですよね」と来たもんだ。海苔が好きなのは来夢ちゃんだけじゃなかったのである。実際「来夢ちゃん日記」を読んだ大学同期のFさんが自分ちの猫に焼き海苔を上げたら喜んで食べたのだそうである。
ところで先生曰く、元々は砂漠の生き物である猫は海苔や海草などは食べないのだが、日本の猫は昔から食べており、その結果、ヨードの接種が多く、それを食べない猫とは明らかに異なる症例が出る場合があるのだそうである。要するに一種の甲状腺ホルモン異常で、老猫になっても妙に元気が良く目がランランとしている猫が多いのだそうだ。だからと言ってバセドウ氏病になるまでは行かないらしいが、とにかく海苔や海草を与えすぎてはいけないらしい。昔の「猫まんま」はご飯に味噌汁をぶっかけてってパターンが多かったから明らかにワカメと塩分過多だったわけだが、最近は「猫まんま」を与える飼い主は絶対にいないから大きな問題はないのである。 |
と言うような雑学を仕入れてから笹塚でイタ飯を食べて帰宅。玄関を入り、バッグの口を開けたらさっきとは大違いの物凄い勢いで飛び出して、いきなり元気を取り戻した来夢ちゃんなのだったのだった(^^)v |
|
|
|