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■ 5月のマイペース
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臭いはかぐが悪戯はしない来夢
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拙稿=日々雑感にはロクなネタがない。世の中、陰惨な事件や企業不祥事の連続。戦後最長の好景気なんて実感とまるで異なる冗談みたいな報道もあるがとにかく事故事件他すさんだ世相そのもの。第三次お笑いブームとやらは大衆の気分の捌け口願望がもたらしたものだろう。 |
こう言う嫌な時代に家の中に究極の癒し系が三匹も居るというのは実に良いことだ。日常生活の様々な瞬間に、ふと目をやると、がくっと脱力するシーンが展開されているんだから。しかも、猫も亀もまるで手が掛からない。犬のように朝晩の散歩を強制されることもない(と言うか、ちゃんと散歩させられないなら犬は飼うべきではない)。 |
ところで来夢と来喜は姉妹ではなく、先住民は来夢だからテリトリーの関係から偉そうにしているのが来夢で、いつもいじけているのが来喜である。その来喜は来夢と仲良くしたいのだが来夢が仲良くしたくない。そこで、来夢が熟睡しているときに来喜が背中側からそっと近付いて寄り添うように寝ると言うことがしょっちょうある。来夢が気が付いた場合は威嚇するか別の場所に移動してしまう。 |
マックスは例によって家の中が好きである。部段田に出して網戸を開ければ100%、家の中に入ってくる。そして二度と外へは出て行かない。家の中での定位置は決まっているが、時として家中を徘徊することもある。家の中の徘徊が始まるとそれが気に入らない来夢がくっついて廻るが、実は来夢はとんでもなく臆病なので、距離を置き、手を出すことはない。いや、手など出せないのだ。マックスは全くのマイペースで来夢のことを気にもとめない。 |
亀はスッポンの仲間であるから無造作に手を出すと指を噛まれる。防御本能が強いから頭を撫でようとしても普通はすぐに頭を甲羅の中に引っ込めてしまう。しかし、前から書いているようにミドリガメにはちゃんと知能があるので名前を呼べばこっちを向くし、我が家のマックスの場合はちゃんと頭を撫でることも可能である。但し慣れていないと指を噛まれるかも知れない。 |
SOHOな人である筆者は通常は一日中、居間のPowerBook G4と戯れているわけだが、来夢は大抵は近くにいる。来喜は来夢と一緒に居たいのだが、一緒だと追いかけ回されるから大抵は二階で熟睡している。なので来夢は居間の床やソファ、イマニ隣接した廊下で寝るわけだが、毛布を掛けたって気にせず熟睡である。 |
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