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上図はInternetのサイトから画像をDownloadしているところ。一番下の「Rate:」に注目。INS-64は6KB〜7KB/sec台が普通。これに対してケーブルモデムの場合は最低でも30KB/sec台が普通。速いサイト、空いている時間帯ならご覧の通り60〜75KB/secぐらいは行く。つまりCATVインターネットはINS-64より5〜10倍は確実に速いのである。 |
最近のMacはPowerBookに限らず56Kbpsのモデムが内蔵されているが、これはアメリカでは日本ほどISDNが普及していないと言う背景事情があるからなのであり、こんなものを使っていては快適なMacによるInternet生活は営めないと知るべきである。
と言うわけで、もしもまだアナログ回線を利用しているなら、直ちにINS-64に切り替えること。まずは116へ電話である。もちろん、CATVインターネットやADSLが使える地域なら、それらと契約する。Internetは少しでも早い方が快適なのだから。
そのINS-64(ISDN)はダイアルアップ・ルーターで接続しなければ意味がない。TAを使っていては駄目。未だにTAを使っている場合は、さっさと処分してダイアルアップ・ルーターを購入すること。今や4万円弱である。
モデムやTAの場合、Internetとの接続にはPPPソフトを使うわけだが、すると実際の接続は以下のようになる。
- メーラーまたはブラウザーを起動する
- 接続操作をする
- PPPソフトが起動する
- PPPソフトが電話をかける
- ネゴシエーションが行われる
- PPPソフトがバックグラウンドに引っ込む
- 通信開始
とにかく、かったるい。ところがダイアルアップ・ルーターやCATV(ケーブルモデム)の場合はがっかりするほど簡単に繋がる
- メーラーまたはブラウザーを起動する
- いきなり繋がる
なのである。まったく専用線(常時接続)と(見かけ上は)同じなのである。ダイアルアップ・ルーターの場合は上記の1と2の間が数秒。CATVインターネットやADSLは本当に常時接続だから瞬時に接続する。
この「差」は画期的革命的であり、毎日それも何度も行うことであるから、快適性に直接影響するのである。なお既に有名な話だが、ダイアルアップ・ルーターやCATVインターネットを利用する場合はMac OS 9は絶対に駄目で、それ以前のMac OSか、あるいはMac OS 9.0.4アップデート版以降でなければならないのは言うまでもない。 |
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