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■ めいちゃん入院
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めいちゃんの偏食すなわち我が侭が原因でのちぃ〜とも食べない症候群が今週はじめから極端になった。それと同時に何となく元気がなくなり、さらに呼吸が荒くなり始めた。そして一日中、寝ているようになった。これはおかしい。明らかに正常ではない。そこで最初はペットショップから動物病院に週末の検査を予約したのだが、それにしても呼吸の荒さが尋常ではないし、抱き方によっては急に暴れたりするので、これは病気に違いないと言うことで検査の予約をキャンセルして水曜日の朝9時に笹塚のアリーズ動物病院に連れて行った。そして、その場で直ちに超音波診断を行い、レントゲンを撮った。その結果は深刻であった。結論から言えば、めいちゃんは猫伝染性腹膜炎(FIP)が発症していたのである。レントゲン写真から胸水が溜まっていることが明らかとなり、これはFIPでウエットタイプと呼ばれる症例の典型的なものなのだ。
かくて、その場で入院。助川先生の話では、まずこれから2週間ぐらい、ステロイド系ホルモン並びにインターフェロンを投与して経過を観察する。何故なら猫によっては、これらの投薬が効果を発揮しない場合もあるからである。2週間が経過して投薬の効果がある場合は退院し、あとは週一の通院となる。
これが一昨日の話。そこで帰宅後、FIPについてInternetで調べまくった。その結果、分かったことはがっかりするほど暗い。簡単に言えばFIPはかかったら最後、助からない。対症療法は幾つかあるが、それは病状を抑えるだけでFIPの進行そのものを抑えることは出来ないのである。特に子猫の場合にその傾向が強いらしい。要するにめいちゃんの余命は長くないと覚悟しないといけないと言うことである。
がっくし。どっと暗くなった我が家。明けて木曜日は休診日なので今日、つまり金曜日になって朝一番で助川先生に電話。
まず聞くことは当然、今現在のめいちゃんの状態であるが、助川先生曰く、胸水を抜いたせいなのか、あるいは投薬の効果なのか元気が回復し、同時に食欲も助川先生が「がつがつ食べてますよ」と言うぐらいに極めて旺盛とのこと。しかし慎重に経過を見ないとまだ獣医としての結論は出せないとのこと。元気になった(ように見える)から家に戻すと言うものではないと言うことなのである。こうなったら奇跡を信じるぐらいしか無いのだが、めいちゃんは我が家に来てからずっと我が侭し放題にさせて来たし、退院後もそれは変わらないわけだから、仮にめいちゃんのこの世での生存期間が短くなるとしても、お互いに悔いが残らないようにしよう。幾つかの猫好き系のHomePageで「急にぐずりだして怒ったのが今でも悔やまれます」などと言う記述を見てそう思ったのだった。なお、今日はワイフが様子を見に行くことになっているが、明日の午前中に一緒にもう一度アリーズ動物病院に行って、めいちゃんのお見舞いと、そしてFIPについてのより詳しい話を助川先生から聞いて、今後の方針を決めることになっている。 |
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