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■ 金魚の○○○
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退院三日目。食欲は本当に完全回復。入院前のあらゆる時期より良く食べる。更にお昼にもねだるのは昨日と一緒。さっきもあんまりうるさいから少量を与えたらあっと言う間に平らげた。そして、相変わらずめいちゃんは筆者がどこに行こうと、必ず付いてくる。寝ていても起き上がってくっついてくる。どうやらこれは、二週間も入院していたから、ある種の不安があるのではないか？と言うのがワイフの意見。
「くっつき方」は半端ではなくて、寝るときはお腹の上に乗っかってくるし、朝はそれで起こされたし、文庫本を読んでくると膝の上にあがり、さらに胸元を前足で踏み踏み（これは猫がそこでこれから寝るよと言う威示行動）する。問題はめいちゃんの爪が伸びていることで、踏み踏みはイコール、めいちゃんの爪がこっちの胸に突き刺さることを意味するから痛いのであるが。
とにかく、いつでもどこにでも家の中である限りくっついてくるんだから、まるで金魚の○○○である。さてところで冷静に観察するとFIPでありながら元気な部分とFIPだから以前と違う部分が明らかになってくる。
まず食欲と排便、及び呼吸は今のところ全く正常どころか食欲は前より旺盛と言うことは毎日書いているとおり。
投薬の関係だろうか、前よりも目やにが大幅に減って目の周りがすっきりしている。
急に食べるようになったのと抗生物質を摂取すると体内にガスが溜まりやすくなるので、その両方のせいで明らかに普通の猫よりもお腹が大きめ。逆に言えば胸回りが貧弱。
今日はちょうど、めいちゃんが生後7ヶ月目に入ったところだが、日常的行動の大半はおねんね。だぁ〜〜っと走ったり、玩具で遊んだりして騒ぐと言うことは一切しない。成猫はそう言うもんだろうが子猫はそうじゃない。7ヶ月が切り替わりの時期なのかどうなのかは分からないが、やはりFIPだし投薬中だから大きくわけてだるいんじゃないだろうか？ ただ入院前の状況を考えると目に力が無くなり、毛の艶も無くなってしまっていたが、今はそう言うこと無い。つまり動物病院の助川先生も認めていたように幸いにして投薬が効果を上げていると推測できるわけである（投薬の効果がない場合も多いそうである）。 |
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