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■ 想い出ぽろぽろ
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我が家に来てから暫くの間と、
具合が悪くなってから亡くなるまでを過ごした
めいちゃん専用のベッド。
この写真は息を引き取る1週間前
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確かにめいちゃんは居なくなった。しかし家中いたるところにめいちゃんの「痕跡」が残っていた。なかで一番びっくりしたのはベッドに残った前足の染み。これは、どう考えても、めいちゃんが息を引き取る直前の1時間以内に、ベッドの上に上がったから出来たとしか考えられない。その時、筆者もワイフも一瞬まどろんでいたから気が付かなかったのである。なぜ染みになっているかと言えば、それはめいちゃんが涎や吐瀉物で前足を濡らしていたからである。それより前には染みはなかった。
つまりめいちゃんは起き上がることも既にままならなくなっていた今際の際に、いつものように甘えたがってベッドに上がったらしいのである【涙】。赤い座布団には、ここ数日、ちょっと具合の良いときに寝床から起き出して日向ぼっこをしていた時のめいちゃんの寝ていた部分の凹みがそのまま残っていた。これも暫くはこのままにしておこう。 |
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本文参照
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本文参照
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| 和室の障子はとっくの昔に張り替えをしなければいけないほど日焼けして変色しているのだが、ご覧の通り、ある日めいちゃんが悪戯をした跡がくっきりと残っている。誰が見ても猫がひっかいた跡と分かるほど明確に。めいちゃんの生活に必要だった色々なもの、つまり寝床（移動用のバスケット兼用）、トイレ砂、トイレ用のトレイ、消臭剤、グルーミング・ブラシ、シャンプー、ドライシャンプー（とうとう、家では一度もお風呂に入れる機会がなかった）、キャットフードの缶詰などは、写真のようにひとまとめにして祭壇の隣に暫く置いておくことにした。 |
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貼り替えられない
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めいちゃん一式
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| ドンキホーテで買って来た特売の爪研ぎ |
めいちゃんの爪研ぎでパッカリングの嵐となったMac用の椅子の背中 |
ドンキホーテで特売をしていたので買って来た爪研ぎ用のパイロンのような形状のもの。これには、めいちゃんと一緒に火葬したねずみのおもちゃがぶら下がっていた。めいちゃんはこの爪研ぎを一番気に入って、一週間ぐらい猛烈な勢いで遊びまくっていたが、とうとう、ぶら下がっていてネズミを引きちぎってしまい、それからはネズミとだけ遊ぶようになったという思い出の一品。この文章を書きながら座っている岡村のＯＡチェアーの背中の部分は写真の通り、パッカリングが物凄い。めいちゃんが散々、爪研ぎをしたからである。とにかく、一事が万事この調子であるから、当分の間は、めいちゃんの残した物をトランクルームや押入にしまい込むのは無しにすることにした。
いや、まったく、めいちゃんには参った。
合掌
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