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■ 続・想い出ぽろぽろ
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ホリゾントを使って
写真館のように撮影してみました
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土曜日にペットショップpipiからお悔やみの花束が届いた。とりあえず祭壇に載せて手を合わせたらまた悲しくなった。それにしても、めいちゃんの「痕跡」は次から次へと見つかるものである。
布団カバーの葉っぱの柄の一カ所だけが勝手に紅葉しているのは、めいちゃんのおしっこのせいである。洗面所の押入の敷居のペンキはめいちゃんのうんちの跡で変色。これは化学変化だから永久保存版になっちゃった。朝起きると祭壇のめいちゃんの写真に自然におはようと言ってしまうし、今まで通り、めいちゃんの夜間の行動範囲の照明器具は豆電球が灯っている。 |
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本文参照
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本文参照
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ところで、めいちゃんが力つきる直前、ベッドの上に這い上がったらしいと書いたが、これが事実であったことが証明された。ワイフの寝間着におしっこの黄色い跡があり、その位置とシーツの上の前足の跡の位置関係から、めいちゃんが間違いなく息を引き取る直前あるいは一時間ぐらい前にワイフの真横にぴったり寄り添って寝ていたことが明らかになったのだ。
既に起き上がることも立ち上がることもままならなかったはずのめいちゃんがどうやってベッドによじ登ったのかは分からないが、それより前の数時間のめいちゃんの挙動を思い出すと納得できないこともない。めいちゃんは神経をやられていたから痙攣を起こしたりもしたが、突然起きあがりきょろきょろしてからまた寝てしまうと言ったことも繰り返していた。恐らく運動中枢が侵されていたのだろうが、たまたま息を引き取る1時間前ぐらいに多少は身体を動かすことが出来たのだろう。筋肉や関節を直接やられているわけではないからウイルスの気まぐれで動けたんだろう。そして、その時のめいちゃんはいつものめいちゃんのようにワイフに甘えたかったのだろう。めいちゃんは本当に甘えん坊だったのだ。 |
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