関西で起きた列車事故は怖い。ここまでの情報を総合すると……
- 私鉄との競争で生まれた過密ダイア
- その過密ダイアを厳格に守らせようと言うJR西日本の体制
- 経験11ヶ月かつ運転適正に若干問題があったと推測される運転士
- 前の停車駅での40mのオーバーラン
- 安全速度を遙かにオーバーした速度(70km/hに対して108km/h)
- 多分、判断ミスだったと思われるカーブ直前での非常ブレーキ
- 脱線転覆した先に存在したマンションと言う堅牢な構造物
以上の複合の結果があのような大惨事に通じたのであろう。これに加えて
- JR西日本の妙に早期の「置き石原因説」の発表
- 二転三転する車掌証言
- 結果、結論を急ぐ過剰報道
この結果、途中の段階の報道は憶測他ぐしゃぐしゃであった。そもそも電車というものは前後が対称に作られていることは誰でも知っている。つまり車掌室は反対に走れば運転席になるのだ。つまりつまり車掌室と運転席は同じものだから車掌は走行中、走行速度をしっかりと確認出来るのである。だから車掌が「速度は少し速かったようだ」と言うのは最初から嘘なのであるなんて事を指摘した評論家が一人もいないんだから困っちゃう。
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