|
|
|
|
ここ暫く年末年始のスケジュールは決まっている。大晦日の夜は格闘技(または紅白歌合戦)を観ながらMacintosh=PowerBook G4のデータのバックアップと整理。必要ならCD-RやDVD-Rに焼く。それが済んだらMicrosoft Entourage(メーラー)の整理。元旦になった瞬間に仕事関係とプライベートの全てのホームページの新年用の更新作業とメール送信。以上を済ませてから初詣へ出発。昨年は徳川家ゆかりの根津神社だった。しかし今年は珍しく風邪気味だったので初詣には行かず風呂に入って即、就寝。 |
元旦。つまり1月1日の早朝。顔がむずがゆい。ん? ふと目覚めると筆者の枕の上を愛猫:来夢がゆっくりと歩き回って豊かなる体毛=繊毛を筆者の顔に擦り付けている。これ、来夢的モーニングコール。2007年=平成19年は猫に起こされて始まった!! |
かくして筆者一人起き出して猫の餌を用意し猫の飲み水を入れ替え猫のトイレを掃除し、異常に分厚い新聞を取ってきてざっと目を通して(本紙以外はTV特集以外は全く見ない)早速、PowerBook G4をスリープから目覚めさせて(って蓋を開けるだけ。何しろ電源を切ることは絶対にないんだから)ネットサーフィン他。暫くすると年賀状が届いたのでチェック。 |
そうこうしているうちにお昼近くになったのでお屠蘇&昼食。お節はちょっと前からやめちゃっている我が家だが、今年は暮れに新宿タカシマヤで購入した料亭系正月弁当(高い物を買う気は全く無いので二種類=840円〜1,050円)を下の写真のようにそれらしく盛り付けただけ。数の子は近所のスーパーの年末特売=598円。これで全然何の問題もない。味もバッチシ。要するに縁起物なんだからそれらしくすればいいだけの話。古来のお節は冷蔵庫のない時代の保存食に慶事的語呂合わせを填め込んだ食材を並べたものだから現代には不要なのだと言うのが我が家の主義。ちなみにお屠蘇は普通の日本酒にお屠蘇の素を前の晩から入れておく。お屠蘇の素は大きく分ければ薬品なのでサンドラッグに行ったらちゃんとあった。 |
夜中に初詣を済ませていないので、昼食後に我が家を今年で車歴14年目のルシーダ君で出発。甲州街道 → 笹塚 → 大山町 → 井の頭通り → 富ヶ谷と、ここまでは順調だったが代々木公園が通行止めで抜けられない。明治神宮の関係の交通規制である。仕方がないから渋谷 → 表参道と廻ろうと思ったらこれも駄目。 |
しかし、この交通規制を避けるためにNHK前へ迂回したら面白いものを発見。大晦日=つまり僅か10数時間前に終わったばかりの紅白歌合戦のセット(大道具)の残骸である【笑】。こればっかりは、この瞬間にしか見ることの出来ない本物の残骸。思わず撮影♪ |
|
こちらは岸記念館からファイアー通りに向かうT字路から見通せるアウディのビル。物凄く格好いいのだがプラモデルのようでもある不思議な造形なのでいつも気になるので撮影してみた
|
てなわけで、結局は甲州街道に戻って新宿駅南口 → 四谷 → 靖国通り → 両国と一般道を走り浅草到着。正月は県外ナンバーが首都高に流れ込んで渋滞したりするので東京都内運転歴足掛け37年の人間GPSSの筆者としては一般道しか走らないのだ。 |
|
かの有名な隅田川河岸の金色の○○○【爆】
アサヒビールのセンスを大いに疑問視する筆者である【爆】
|
今年は何で浅草にしたのかって話は後述なのだが、とにかく浅草である。つまり浅草寺(せんそうじ)なのであるが、なんたって元日。人出も車の出も半端じゃないなんてもんじゃない。そこいら中、人、人、ひと。車、車、クルマ。交通規制のお巡りさんとパトカーだらけ。道路脇は駐車違反だらけ。雷門の前の通りは当然のように交通規制=歩行者天国状態。 |
どうして良いか分からずうろたえる県外ナンバーは無視して渋滞は道路または交差点内のUターンと適度な赤信号無視(この時期は少々の交通違反はクルマの流れを邪魔せず交通安全に支障がなければお巡りさんは黙認)ですり抜けて隅田川の向こうのちょっと離れたコインパーキングを見付けて駐車し、そこから徒歩約300mほどで雷門到着。路上駐車もこの時期は取り締まらないはずだが余計な心配はしたくない筆者。 |
しかし雷門の正面は下の写真の通りの大混雑。参拝客は雷門の前から大行列。緑色の警察広報車の上のお巡りさんは声を枯らして行列整理。これにまともに付き合ったら何時間並ぶか分ったもんじゃーない。 |
なので仲見世通りの裏道(仲見世通りは店舗の両方の裏側も商店街なのだ。その途中で買った揚げたての揚げ饅頭は美味かった♪)を通ってずっと先まで進み、伝法院通りにぶつかったところで右折して仲見世通りに入ると何にも問題もなく合流に成功。これ、完全に割り込みだが誰も文句も言わない。だってみんなそうしているんだから。そして、そこから参拝客の列に並ぶが、その進みは意外と早いのである。これにも理由があるのだがこれまた後述。 |
|
それでも結構進むのは早い。ちなみに右の仲見世の店舗の電飾看板の左から二番目の「助六」にワイフの用があったのである。だから参拝客の行列を掻き分けて左から右へ移動して買物を済ませてからさらに先へ進む↓
|
では何で行列の進みが早いのかと言えば、浅草寺はお寺さんだから神社と違ってガラガラが無く柏手の儀式もないわけだからお賽銭を放り込んで手を合わせたらそれでお仕舞いなので参拝の手順に時間が掛からないからなのである♪ つまり参拝の回転がとっても速いのだ。 |
そして破魔矢(文末参照)と交通安全のお守り(これだけは免許を取って以来、欠かさない)を購入し、物凄い数の出店の中を徘徊し元には戻れないようになっているのでず〜っと遠回りをして伝法院通りで雷門方面に戻り、途中で幾つかの買物と買い食いを済ませ、さらに釜飯屋さんで夕食を済ませた。それにしても出店の数とバリエーションは半端じゃない。他では見たこともないような店まである。それだけでも一見の価値有り。気が付いたらもう完全に夜だ。なお参道の混雑は帰りがけも相変わらずの状態だったが、この時間帯に並ぶのは寒いぞと。 |
そして雷門から再び300mほど歩いて隅田川を渡ってコインパーキングの精算をしたら(4時間近く駐めたはずなのに)たったの800円。横浜パシフィコ地下駐車場より安いぞと。流石は東京都内23区で唯一観光課のある台東区だけのことはあるぞと。なんでそんなことを知っているかと言えば台東区観光土産品協会ホームページなんてものを去年作ったから詳しいのである、筆者は。 |
|
普通ならこれで帰るのだが、折角の正月である。駒形から首都高に乗ると大渋滞だからやっぱ走るのは一般道。かくして清洲通り → 門前仲町 → 永代通り → 渡ったらすぐに左折 → 西銀座 → 桜田通り、そして左折して東京タワーなのだ。 |
東京タワー到着時間は18:30頃。駐車場は普通に駐められた。展望台エレベータは15分待ちぐらいで楽勝。来場者の大半はアベックと外国人=主として中国語圏の皆さん。流石は浅草と並び都内有数の昔からの観光名所。 |
残念ながら第二展望台=地上250m=への特別エレベータは45分待ちなので諦めて夜景を撮影してお仕舞い。異常に充実したショップ街を見学してから帰宅。東京タワーのショップ街が何で異常に充実しているかと言えば、ここが修学旅行やハトバスの東京観光必須定番コースだからである。だから何でもかんでも「東京」が定冠詞のお土産品がこれでもかこれでもかと置いてある。地方の人は喜んでそれを東京土産として買って帰るわけだが、東京生まれの東京育ち=すなわち東京在住足掛け55年の筆者から言わせれば東京土産を買うならそれこそ浅草にしなさいと声を大にして言いたい。だって例えば東京タワーや東京駅や羽田空港のお土産の定番の代表である「東京ばな奈(←こう表記するのが正しい)」なんて東京ネイティブの人間は生まれてから一度も買ったことも食べたことも、そしてそれらの場所以外では見たこともないものなんだから!! |
|
かくして妙に充実した元日都内ドライブ観光を済ませて帰宅したのが20:30ジャスト。テレビを付けたら筆者の大好きな「ビートたけしの(11年ぶりに帰ってきた)お笑いウルトラクイズ」が始まった♪ 我ながらお見事♪ |
ところで前述の仲見世の助六というお店で買ったものは何かと言えば、それは土鈴のいのしし。これ、今年の年賀切手の図案そのものなのである。 |
|
切手の図案の土鈴のいのししの現物は浅草メイドなのだ。右手前は筆者宛の年賀状に貼られた切手の現物。背景はPowerBook G4の画面
|
|
座布団付きで3,000円也。いささか高いが出来はよい
|
|
同じく仲見世で購入した扇子と飾るとお見事な正月インテリア@玄関となる
|
浅草寺の破魔矢もなかなか洒落ている。普通の破魔矢は1,500円が相場だが浅草寺のは倍の3,000円。しかしご覧の通りインテリアになるようにアクリルのスタンドが付いているし弓もセットだし、毛利元就ではないが三本セット。全体は小振りで飾るのに邪魔にならない。普通の破魔矢は長くて安定が悪いからセットするのが大変なのだ。と言うわけで、これもお薦め品。 |
|
リビングの食器棚の上に一年間、鎮座在(ちんざましま)す
|
と言うわけで2007年1月1日はとっても充実した元日を過ごすことが出来たのだったのだった。ちなみに11年ぶりのお笑いウルトラクイズの「人間性クイズ」も最高だった。江守徹の演技力はそれこそ半端じゃなーい。バナナマンが泣き出すのも当然だ【爆】。 |
|
|
|