並ぶこと約10分で入店。どうせだからと一番高いアボガドベーコンチーズバーガー(1,700円)を頼む。これはほぼ「全部載せ」に近い。客層は殆ど全員が若者。先にセットのサラダが出てきて、暫くしてからハンバーガーとポテトとピクルスが乗った大きな皿が到着。厚みが凄いので、そのままではまずかぶりつくことは不可能。ナイフで2つに切り、テーブルの上にある袋状に出来るナプキンで挟んで食べる。筆者やワイフには量が多すぎるので、ポテトは勿論、ハンバーガー自体も1/5ぐらいは残した。
お味はと言えば、点数を付ければ100点満点でせいぜい50点ぐらい。値段を考えれば20〜30点と言うところ。肝心要のパテは肉汁ジュルジュルでは無く若干ポソポソした感じがある。付け合わせのジャガイモが一番美味しいかも。ベーコンの塩がきつすぎるのが最大の欠点。これじゃ味が分からない。コストパフォーマンスを考えればマクドの方が余程いいってことになるだろう【笑】。
筆者的にはフレッシュネス・バーガーで充分である。
それにしても、バラエティー系のタレントが薦める店が美味しかったことは只の一度もな〜い。その理由は単純素朴にして明快であって……
- 本来(言葉は悪いが本質的に)河原乞食(あるいは幇間=太鼓持ち)であるところのバラエティー系タレントは何でも美味しいと言う
- 売れる前はかなり厳しい生活状況なのが普通だから美味い不味いが分かるはずがない
……なのだ。
大体、牛丼、餃子、回転寿司のチェーン店を絶賛し、売れるようになったら=お金が自由になった途端に猫も杓子も二言目には叙々苑の焼き肉って言うような連中の舌=味覚を信用できるわけがないのであーる【きっぱり】。
閑話休題
2001年1月に二輪車(バイク)が売れなくなったというアーティクルを書いた。この記事では二輪車の売り上げは最盛期の1/4以下になっちゃったと書いたが、それから9年半後の2010年現在、何とその比率はとうとう1/10まで落ち込んだのだと言う。新聞記事などによれば売れなくなった理由には「高校生のバイク通学禁止」「都心部の駐禁の厳格化」などが挙げられているが、筆者としては自分の10年前の分析の方が正しいと思う。日本の国情に合った適切な年間販売台数に落ち着いただけの話と言うことだ。
本日は終戦記念日であるが、それと直接は関係ない(間接的には関連する)新聞のお話。
今回の引っ越しを契機に子供の頃から読み慣れた朝日新聞から産経新聞に変えてみたのだが、その理由は単純に価格【笑】。朝日新聞は朝刊だけにしても3,000円を切らないが、産経新聞なら2,950円。しかし、産経新聞には以下のデメリットがある。
- ページ数が少ない
- チラシが少ない
- 産経独自の右寄り発言が鼻につく
- 記事全体の文章の質が朝日新聞に比べて低い
定期購読料金が安くてもページ数が少なければコストパフォーマンスは下がる。チラシを情報源と考えた場合、購読者数の少ない産経新聞に同梱されるチラシが少ないと言うことは、つまり情報量が少ないのと同義である。この点でもコストパフォーマンスは下がる。
筆者は政治的には中道右派だが、左派的傾向の強い朝日新聞に慣れていたので、右派的傾向を強調した記事が多い産経新聞の論調には違和感がある。簡単に言えば「言いたいことが分かるが、論理の欠点も多くない?」って感じ。あるいは推敲が足りないというか、記者の質が明らかに朝日新聞より低く感じる。コラム執筆者の人選も右派に偏りすぎ。
引っ越し時点でセールスに来た朝日新聞の拡販員は産経と同じ値段にしますよと言っていたから、半年後に切り替えよっかなぁ〜っとぉ。
ちなみに産経新聞に同期が居るのだが、彼曰く、月極の購読料金の決定権は販売所にあるんだそうな。つまり、販売所にやる気があれば朝日新聞だって朝刊のみで3,000円を切ることは可能らしいのである。
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