ペダルボード - エフェクター - dpGuitar System - DoromPATIO
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2006.11.27[月]
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ペダルボード - エフェクター - dpBassSystem - DoromPATIO
■ dpBassSystem その2
ペダルボード - エフェクター - dpBassSystem - DoromPATIO
発想の転換。または(例によっての)君子豹変す

(前頁から続く)と言うわけでコンプレッサー/リミッターである。ベース用として定評のあるのは最近ではEBS MultiCompが定番と決まっているのだが、他にもCarl Martin Compressor/Limiterなども評判がよい。インターネットを探せばこんなページもある。はっきりしていることは「ギター用の定番コンプ※」と「ベース用の定番コンプ」は違うという事実である。
コンプレッサーについて詳しくなるには下記がお薦め
Love Comps
http://home.att.ne.jp/blue/NICE_N_BASS/imp_comps1.html
※ギター用の定番コンプと言えば馬鹿高いKeeley Compressorが有名。シャッキリ系なのでベースにはまるで向かないと言うのも有名

しかし、とにかく、コンプレッサー/リミッターが無ければ我が新発想のdpBassSystemは成立しないのだから、どれかに決めて買わなければならない。そう決めた時点で、年末恒例ライブまで一ヶ月しかないのだから【爆】。

しかし、幾らなんでも「インターネットで調べただけで機種決定 → インターネット通販に発注」は余りにも危険が危ないので、クルマで10分の吉祥寺ロックインに出掛けてEBS MultiCompを弾いてみた。一応、他の機種も同時に試奏したが、現時点で圧倒的定番と評されるEBS MultiCompは流石に良い。具体的には……
  • ONにするだけでサウンドがぶっとくなる(のが嫌な人は最初から駄目と言うことでもある)
  • ノブは二つしかないから操作に迷わない点が特に良い(コンプレッサー/リミッターはストンプボックス・タイプでは最大で4つのノブがあるものまである。逆に一番少ないのはMXRの1つ。つまみが多ければ微調整が可能になると言うことだが筆者に言わせればややこしいだけであるし、ある意味、メーカー側の自信の無さの現れと言えなくもない)
  • 可変範囲が広い
  • 具体的には、左側のノブ(Comp/Limit)の効き=効果・変化がはっきりしていて分かり易い(可変範囲が狭く何が何だか筆者には良く分からない機種もあるが、そう言う微妙な方を好む人もいる。微妙な方の典型はこちら
  • 右側のゲインの可変幅も大きく、EBS MultiComp単体でオーバードライブ・サウンドにすることも可能である(これも結構、筆者的には重要。すぐにジャック・ブルースに出来るのは便利なのだ。なんたってCreamの曲はセッションで良く演るわけだから)
  • EBS MultiCompの特徴のひとつであるタイプの切り替え(ノーマル ⇔ マルチバンド ⇔ チューブシミュレーション)の変化幅も結構あるみたいなので色々と試せて面白そう
  • サイズがコンパクト(これ、ボードに組み込むことを考えると非常に重要)
かくして、確信を持ってEBS MultiCompに決定→購入。約21,000円。ちなみに、性能・機能・サウンドクォリティから考えたら、とってもリーゾナブルな価格だと思う。
※店頭では全く気が付かなかった【爆】のだが、ボディ右側面には「PASSIVE ⇔ ACTIVE」の切り替えスイッチもある。言うまでもなく、これはベースがパッシブかアクティブかによって主として入力ゲインを切り替えるものだが、筆者はギターもベースも絶対にパッシブ・タイプしか使わないので関係はないので購入後に誤動作防止のためにテープで封印してしまった(同じ主旨のスイッチはSamson AirLineにも付いている)。

と言うわけで必要なアイテムが揃ったので後は組み立てるだけ。そのコンセプトは極めて明快。
  • dpBassSystemは床置きではなく、ベースアンプ(ヘッド)の上に置くものとして設計・製作する
  • EBS MultiComp、Xotic Bass RC-Booster、チューナー(TU-8)、Samson AirLine、ACアダプターを全て組み込む
  • 操作または視認する必要のあるEBS MultiComp、Xotic Bass RC-Booster、チューナーは手前に配置する(メインボード)
  • 操作性、視認性、安定性を考えてメインボードはスラントさせる(写真参照)
  • 操作の必要のないSamson AirLineとACアダプターは背面に(水平に)設置する(ベースボード)
  • 可搬性を考えて、メインボードとベースボードは簡単確実な現場組み立て式とする(写真参照)※
※組み立て式にしないと「W360 x H155 x D210(単位=ミリ)」のものは鞄などに入らないから手軽に運べない。

前頁で「考える前に思い付いちゃった」と書いたが、それは上の箇条書きの漠然としたイメージだったのである。後は実際に工作するだけである。詳しくは写真を見た方が話が早い。
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メインボード。操作または視認する必要のある三つのアイテムを両面テープで固定する。赤いアクセントと毒林檎ステッカーはボード上の空きスペースが多いから施しただけの話【苦笑】
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ベースボード。Samson AirLineと専用のACアダプター(Samson AirLineの電源は何故か12V仕様なので普通の9VのACアダプターからは分配できない)と汎用の9V用ACアダプターを両面テープで固定する。肝心なのは手前の「溝」。この溝にメインボードを差し込むのだ。溝を形成する部分の6カ所の点々は釘。このスチレン系ボードは釘が打てるのである。これによって両面テープだけでは不可避な経年変化による剥がれやズレへの不安を解消できる
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ベースボードを後ろから見たところ。左の大きい方のACアダプターがSamson AirLine専用の12Vのもの。右は普通の9V。手前に伸びたコネクターをメインボードの雌口と接続する。使用しないときはSamson AirLineのダイバーシティ・アンテナは倒しておく
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ベースボードの溝にメインボードを差し込めば、バッチシ♪理想的な角度のスラントした状態になるように位置決めするのがポイント。それを決めるのは下の写真の二つのACアダプターの位置
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組み立てた状態を後ろから見たところ。配線もしてある状態。Samson AirLineのダイバーシティ・アンテナも撮影のために実使用状態と同じように立ててある。右のACアダプターの上にプレートを貼り付けて二つのACアダプターの高さを揃えて、メインボードが正しく支えられるようにしてある
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ベースボードに固定されたACアダプターがスラントしたメインボードの支えになっていると言う、我ながら実に無駄のない見事な設計(思いっきりの自画自賛)。 メインボードの重心はかなり下の方にあるので力学的な安定は全く問題がないし、メインボードもベースボードも二重にして曲げ強度を高めてあるので経年変化などによるたわみの恐れもないはずである
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右側面のPASSIVE ⇔ ACTIVEの切り替えスイッチを誤動作防止のために封印

これで「足元すっきり」「振り返れば微調整とチューニングいつでもOK」「しかもワイアレス・システム一体型」と言う、筆者にとって理想的なベース専用エフェクターボードの完成である♪ はっきりしていることは、世の中には市販品※でこう言うベーシストにとって理想的なエフェクター・ボードは存在しないと言うことである。
※市販品どころか、同じようなものは他で見たことはないぞと。勿論、プロの場合は冷蔵庫みたいなラックシステムだから、こんなものは不要だろうが【爆】

次はセッティング。これには2段階ある。幾ら「アナログ・ストンプボックスは現場対応が楽勝だ」とは言っても、実際の現場=練習スタジオ or ライブハウス=でのセッティング時間は少しでも短い方が良い。そこで、まず先に基本的なセッティングを予め決めておくのである。具体的には以下の通り。
  1. dpBassSystemをZOOM 708II BASSでモニターできるように接続する
  2. EBS MultiCompについてはバイパス状態で両方のつまみを0にしておく
  3. Xotic Bass RC-Boosterについては同じくバイパス状態でゲイン=0、レベル=0、トレブル&ベース(トーン)=12時(センタークリック位置=フラット)にしておく
  4. ZOOM 708II BASSを可能な限りフラットで色付けが無く、かつ歪まない設定にしておいて、なるべくモニターするヘッドフォンのボリュームが大きくなるようにする
  5. EBS MultiCompをONにして、Comp/Limit=0のままで、ゲインだけを調整して、バイパス時とON時の音量を同じにする※。OKになったら一端、バイパス状態に戻す
  6. 次にXotic Bass RC-BoosterをONにして、同じくゲイン=0、トーンはセンタークリック位置=フラットのまま、レベルだけを調整して、やはりON/OFF時の音量差がないようにする※
  7. EBS MultiCompをONにして、Xotic Bass RC-Boosterと両方がONの状態で、両方がOFFの時と音量差がないかを確認する※
  8. 以上の調整が完了したら、EBS MultiCompとXotic Bass RC-Boosterそれぞれのゲインとレベルの位置をシールでマーキングする(写真参照)※
※音量差がないようにする:当たり前の話だが、EBS MultiCompとXotic Bass RC-BoosterをONにすれば音質が変わるのだが、それは基本的に無視して、聴感上の音量差をなるべく無くすように調整するのが肝心である。なお、この作業はヘッドフォンだけでは無理で、さらなる微調整は実際にベースアンプから音を出さないと完璧ではない

以上の調整を事前に済ませておくと、現場では、まず最初にノブの位置がマーキングと合っているかを確認し※、それからEBS MultiCompとXotic Bass RC-Boosterを両方ONにして、すぐにベースアンプの基本的なセッティングをすることが出来るわけだ。
※言うまでもないがストンプボックスのノブ(つまみ)は簡単に動いてしまうので何らかのマーキングは必須である。プロの機材などの写真などを見ると完全に固定の場合はノブを外してテープ等で覆ってしまっている例もある

以上の事前プリセットを前提に、今度は練習スタジオやライブでの実際のセッティングをするわけである。具体的には以下のようなシーケンスになる。
  1. ベースアンプのヘッドの上にdpBassSystemをセットする
  2. もしもヘッドの上にキャリーハンドルなどがありフラットではない場合は「特製の袴(はかま)」を噛ませる(次ページ参照)
  3. 配線をし、ベースアンプの電源を入れる
  4. この時点で前述のように既にdpBassSystem上のEBS MultiCompとXotic Bass RC-BoosterはON。勿論、最初からSamson AirLineはON
  5. ベースアンプを標準的なサウンド(=この時点では特定の音域を強調したり、オーバードライブ気味にはしない状態)にセッティング
  6. ベースアンプがグラフィックイコライザー内蔵タイプの場合はOFF
  7. ベースアンプがコンプレッサー/リミッター内蔵の場合はOFF
  8. 同じく、ブライト・スイッチなどの「おまけ類」も全てOFF(最近のベースアンプは「おまけ」が多い)
  9. ベース=Ibanez SR-380=のブリッジ側のピックアップとトーンをフルテンにしてチューニング(これがギターの場合も同様の常識。ネック側ピックアップは振幅の大きい弦振動を拾うのでチューニングには向かない。いずれにせよ筆者はなるべく弦振動の振幅を小さくするためにベースでもギターでも必ずハーモニクスでチューニングをする)
  10. ここまでが基本。ここからが味付け。つまりEBS MultiCompのComp/Limit(このつまみで圧縮/伸長具合を調整する)を概ね12時近辺で調整してコンプレッションの具合を決める。Comp/Limitを上げるとアタックが潰れるので聴感上の音量が下がるので、それを補正する分だけゲインを上げる(オーバードライブ系とは全く逆の操作になる)
  11. 続いて、Xotic Bass RC-Boosterのゲインとトレブルとベースを調整して、歪み具合と音色を(演奏する曲やバンドの傾向に合わせて)微調整する。Xotic Bass RC-Boosterの良いところはトレブルとベースのトーンコントロールが別々だと言うこと。これによって「もうちょっとハイを加えたい/ハイを落としたい」あるいは「低音がブーミーなので少し絞る」「もっと図太くするためにベースを持ち上げる」などの微妙なコントロールが可能なことである。言うまでもないが同じ事はベースアンプで出来るのだが、Xotic Bass RC-Boosterのトレブルとベースは実に美味しい周波数帯域を微妙に調整できるのが◎なのである
  12. 全体のサウンドバランスの関係から必要があれば、ベースアンプ側のゲインやマスターボリュームを最終的に微修正して完了♪
このシーケンス(手順)なら、慣れていれば、ほんの数分で即、本番OKのサウンドが得られるわけだ♪

補足:EBS MultiCompはACアダプターを選ぶ。吉祥寺ロックインでの試奏時にはノイズは皆無だった。帰宅後、一時的にギター用のdpGuitarSystem2から電源を取ったときもノイズは皆無。ところが、dpBassSystemを組み上げたら盛大なるハムノイズが発生する。原因はACアダプター。dpBassSystemに組み込んでいたのは手持ちのZOOMのACアダプターの余りだったのだが、これがいけないのである。そこで仕方がないから再び吉祥寺ロックインに出向いてBOSSのPSA-100P(2400円)を購入して付け替えたら見事にノイズが消えた。購入する場合にはこの点に注意のこと(この項目はdpGuitarSystem2の記述と完全に重複)。

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