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2011.08.19[金]
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
■ dpGuitarSystem3 その16 - 朝令暮改【苦笑】
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.4

2011年暮れのライブに向けての数回の練習というフィールドテストで総製作費=45,432円のdpTL GoldTop君の問題点が見つかり、しっかりと改良
同時並行的にdpGuitarSystem3は練習のたびにレイアウトと配線が変わるという、いわゆる一つの朝令暮改の標本行為みたいなことを繰り返しているわけであるがぁ〜【爆】。
色々色々試すうちに更に色々色々なことが今更ながら改めて判ってきた、理解できてきた。全くエフェクターは深いぞ【爆】。

そこで改めて筆者が自分のバンドで演奏するときに必要とする(エフェクター・ペダルによって作り出される)サウンドを整理すると下記のようになる。
  • セミクリーン〜クランチ/オーバードライブをギター側のボリューム操作とピッキングの強弱だけでコントロールできる基本となるサウンド
    ※筆者はスーパークリーン=全く歪まないサウンドは必要としない
  • 基本のサウンドより明らかに歪みは多いが余り音が前に出ない(主として、筆者以外が歌うときに必要なカッティング&オブリガード用の)ボーカルの邪魔になりにくいサウンド
  • ハードロック向きのガッツリ歪んで厚みのある設定
  • ソロで音圧が足りないと感じたときにペダルのひと踏みでブーストできること
  • リリカルなコーラスサウンド(ペダルのひと踏みでオーバードライブ系のサウンドと交互の切換えが出来ること)
  • 充分なディレイ(常時)
  • ミュート状態でのチューニング

この目的を前提に考えると、前ページのdpGuitarSystem3 Ver. 2.3は悪くは無いが操作性に問題があった。音色を切り替えるときの選択枝が「LS-2」「RC-Booster」「ST-2」に分かれており、ややこしいのである。ややこしい操作はライブの時のミスを誘発する原因となるので避けるべきなのだ。

そこで、なるべく操作をLS-2に集中させたのが下図。しかし、これでは前の前(Ver. 2.2)に近くなってしまうし、これでもまだややこしい【爆】。

日々雑感 - DoromPATIO
ペーパープラン その1

実は問題はもうひとつある。
練習スタジオとSOHO(自宅)のヘッドフォン・システムで色々と実験した結果、RC-Boosterをソロ時専用のブースターとして使うには(前から分かっていることではあるが)ETERNITYとLS-2よりも後に接続しなければいけないのだが、その状態での3台直列全部ON、ETERNITYとRC-Booster、LS-2とRC-Boosterのいずれの場合であっても、RC-Boosterを音圧アップするほどにはレベルを上げずにベース(低音)を上げ、ゲインをほんの少し上げ……と言う状態にすると、まるでギターアンプをグレードアップしたような絶妙な変化が感じられるのである。RC-Booster独特のほんの僅かなコンプレッションによるサステインの増強、そしてサウンド全体に張りのようなものが出るのである。

だったら「問題じゃない」じゃん、「それでいい」じゃん……ではないのだ。
この非常に素晴らしい状態はRC-Booster=常時ONだから、いざという時のブーストアップのためには別のペダルがもう一個必要になっちゃうのである。
現在の筆者の可処分所得は極小なのでそれだけは避けたいのである。

貧すれば窮す……ではなくて貧すれば考える。
ネットを調べる。
すると解決策があっさりと判明した。
BOSS Line Selector LS-2には裏技的使い方があると言うのだ。

LS-2の二つのループに何も接続せずにMODEスイッチを「A ⇔ B」に設定する。
LS-2には二つのループそれぞれにレベルコントローラーが付いているので、例えばBをAよりも右に回しておく。つまりレベルを上げておく。
するとどうなるかと言うと、LS-2のプリアンプの働きにより、AからBに切り替えると音質・音色を変えずにそのまま音圧アップ=ブーストが出来ちゃうのだ。
つまり、もう一台のブースト専用ペダルを買う必要など無いのである。(^^)v

そうだと判れば、例えば配線は下記のようになる。
チャネルAにSmall Clone(コーラス・ペダル)を繋ぎ、歪み系はLS-2の前。チャネルBには何も接続せずにレベルだけを上げておく。
そうすればSmall CloneがONの場合、チャネルBに切り替えればコーラスがOFFになって、音圧が上がってソロを弾き、ソロが終わったら再びLS-2のひと踏みでコーラス・サウンドに戻れるのである【♪】
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ペーパープラン その2

しぃかぁしぃ〜。
上のレイアウトでは常時ONのRC-Boosterが手前にあって非合理的である。RC-BoosterをLS-2の後に接続する必然性も特には無い。
だったら下図のレイアウトの方が合理的と言うことになる。
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dpGuitarSystem3 Ver. 2.4 最終決定版
Guitar
Amp
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Guitar

Ch. B
Boost
(Level Up)

と言うわけで実際に組み上げたのが下の写真。RC-Boosterも斜めになっているのはボードの奥行が足りないからでは無く、上の段がスッカスカになって見た目が良くないからである。
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演奏中に操作する可能性のあるペダルは全て前列に並べた

これなら演奏中に操作する可能性のあるペダルにはすぐにアクセス出来るし、ソロで音圧を上げたいとき以外にはLS-2を踏むことは無いから混乱が少ない。
接続順と組合せ(B案)
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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Ch. A
Ch. B
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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← 信号の流れ ←
0
Tuning / Mute
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Crunch / Over Drive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
2
Crunch / Over Drive
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
3
Crunch / Over Drive
with Boost Up
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
4
Over Drive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
5
Over Drive
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
6
Over Drive
with Boost Up
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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7
Heavy Over Drive
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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8
Heavy Over Drive
with Chorus
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
9
Heavy Over Drive
with Boost Up
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
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後列のLovepedal Echo BabyとRC-Boosterは常時ON。KORG Pitchblackを演奏中に踏むことはあり得ない
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KORG Pitchblackの電源供給機能を利用しているのが分かる
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パッチケーブルの距離には無駄が無いように配慮

細かい改良は1カ所だけ。Lovepedal ETERNITYとBOSS ST-2 Power Stackの奥にレイアウトしたKORG Pitchblackは背が低い。逆に手前の二つは妙に背が高い。よって、Pitchblackのフットスイッチが踏みにくい。そこで、下の写真のように嵩上げした。
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ST-2の背が高いのでKORG Pitchblackを踏みにくいので底上げしてある
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SOHOで使うときの状態。奥にZOOM 707II GUITARがありMacBook Proと接続されている

実際に自分のバンドの今年のレパートリーをiTunesで鳴らしてヘッドフォンを被ってテストしたところ、非常に具合が宜しい【♪】
  • 張りと腰のあるオールマイティ系のLovepedal ETERNITY中心の設定
  • グシャッと歪んで歌の邪魔にならないBOSS ST-2 Power Stack中心の設定
  • Lovepedal ETERNITYとBOSS ST-2 Power Stackを両方ONにしたハードロック専用のギンギラギン設定
  • それぞれにおけるBoss LS-2 Line Selectorによるブーストアップ
  • Small CloneをONにしてのコーラスサウンドとソロの交互切換え

いずれもバッチシである。
これで落ち着くといいなぁ〜〜【遠い目…】。。。

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dpGuitarSystem3 Ver. 2.4 趣味の抜き版画像……だが露出が宜しくないなぁ。。。 (^^;;

蛇足:
これで「落ち着くと良い」というのは嘘偽りの無い本音なのだが、改良点……と言うよりも、機材の入れ換えの計画が全く無いわけでは決して無い【爆】。
対象はElectro Harmonix Small Cloneである。

Small Cloneは筐体が不必要に馬鹿でかいことを除けば大変に素晴らしいコーラス・ペダルであることは間違いない。だから別のコーラスペダルは欲しない。
そうではなくて、サウンドのバリエーションとしてコーラス以外のモデュレーション系エフェクト=つまり「フランジャー」「フェイズシフター」あるいは、まるで別路線の「オートワウ」など、普段は殆ど使わないが、あると便利 or 面白いと言う種類のエフェクターを代わりに乗っけるのも悪くないんじゃね?と言う思いつきレベルの話である。

当然、その場合はコンパクトなマルチエフェクターとなる。
それ一台で全部をまかなえるようにするわけだ。
例えばの話、ZOOMのマルチの安いので良いわけである。これならサイズはSmall Cloneより更に一回り大きくなるが何でもかんでも全部入っている。価格はサウンドハウスなら5,000円ちょっとから8,000円ちょっとまで。
あるいはBEHRINGERならBOSSと同じサイズのマルチ・エフェクターだってある。FX600 Digital Multi-fxと言う機種で、これなら「フランジャー、コーラス、フェイザー、ディレイ、トレモロ、ピッチシフター」のいずれかひとつを選ぶことが出来て(と言うよりも、ZOOMのような複数同時使用は出来ない)価格はなななな何と2,800円【爆】(勿論、サウンドハウス価格)。

何でこう言う話になるかというと、そもそもSmall Cloneは滅多にONにしないのである。コーラスを掛けた方が良い曲というのは現在の筆者のバンドのレパートリーでは滅多に無いからである。
そして、フランジャーやオートワウやフェイザーを使う曲だって滅多に無いのだが、それらのモジュレーション系や空間系のエフェクターを使う確率はコーラスと変わらないのである。
逆に言うと、例えばジミヘンを演る場合にはコーラスでは無くてフランジャーを掛けた方がそれらしいが、今はコーラスで代用しているのだ。仮にSmall Cloneの代わりにフランジャーを搭載してれば、本来ならコーラスを使うべき所をフランジャーで代用するだろう。似たような効果は得られるからである。
ま、要するに、筆者にとって大事なのは「歪みの質と種類」なのであって、モジュレーション系などのエフェクターのプライオリティは低いのであるのであるのである……と、これが真相=本当のところ。

であるから、つまり……
  • 使用頻度の低い単機能のモジュレーション系エフェクターなどを何種類もズラッと並べるのは無駄だし無意味
  • 電車で持ち歩くのに重くなるだけという非常に実質的なデメリットの方が遙かに問題
  • だったら音質や操作性には若干妥協して安価なマルチにするのは有りである
  • マルチにすれば、その曲にピッタリのエフェクトを選択できる
  • 使用頻度は低いのだから余計なコストは掛けない掛けたくない掛けられない

と言う考え方である。

どっちにしろ前述の通り使用頻度が極端に低いので、今のところ、dpGuitarSystem3は今度こそ、Ver. 2.4で暫くは落ち着いて欲しいと切に願う今日この頃。。。しかし。。。


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いつもの練習場所=Rinky Dink Studio用賀にて
※写真に写っているのはdpGuitarSystem3 Ver.2.3
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