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2011.08.29[月]
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ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
■ dpGuitarSystem3 その17 - The Final Answer♪
とうとう、ついに、やっと、積年の悩み完全解決♪
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.5
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前ページのタイトルは「朝令暮改」であるが、何故に朝令暮改になるかと言えば、それはセッティングに納得できていないからである。つまり試行錯誤の途中段階にあると言うことだ。
これに対して、筆者の使うベースと、ベース用のペダルボード=dpBassSystemのようにセッティングや調整が決まってしまえば悩みは無くなり、DoromPATIO HomePageの当該コンテンツの更新も止まる。

ギターについては、先々代のGM8Rと先代のPeavey HP EXPは、いずれも最後の最後まで試行錯誤の改造大会が収束せず【馬鹿だ>自分】、つまりは納得して弾いていたことは実は一度も一瞬も無く【爆】、そしてとうとう半自作のdpTL GoldTopになっちゃったわけだが、こちらは既に不具合の修理・調整以外は試行錯誤は殆ど無い【きっぱり】。つまり気持ちよく演奏に集中できる状態にある。

問題はエフェクター=ペダルボードである。
最初の試行錯誤はdpGuitarSystemであるが、これは20年ぶりぐらいにエフェクターを買い直してのセッティングのお勉強会みたいなものだったからあんまり意味は無い。
次のdpGuitarSystem2については「試行錯誤と朝令暮改の満漢全席」とでも呼べば良いようなものであった。
そして、これらの反省から新たな考え方で組み直しを始めたのが、現在のdpGuitarSystem3なわけである。
しかし、そのdpGuitarSystem3のコンテンツの「No.16のタイトルが朝令暮改」じゃ本末転倒、コンセプト倒れ、何をか況んや。。。なわけであーる【苦笑】
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver.2.4.1
バンドのスタジオ練習の前の晩に急遽仮組みしたこのレイアウト&パラメータで欲しかった答えが出た【♪】

でだ。
前ページのdpGuitarSystem3 Ver. 2.4を小改良したVer. 2.4.1とでも言うような状態をバンドの練習に持ち込んだ。それが上の写真である。
何を変更したのかと言えば、初段をBOSS ST-2 Power Stackとし、Lovepedal ETERNITYはBoss LS-2 Line SelectorのBチャネルに入れたのである。
そして、練習の前日にST-2を筆者的にベストなパラメータに設定した上で、ETERNITYを同時にONにした場合に最も良い音になるにはETERNITYのGlass(トレブル・ブースター)とGainをどう設定すれば良いかを徹底的にヘッドフォンで研究。この成果として、突如「これっきゃないじゃん」と思い付いた設定を実際に練習スタジオのJC-120を使って鳴らすとどうなるかを試したわけである。
その結果は文字通り(^^)v 積年の悩み一挙解消 (^^)vであった。
あるいは別の言い方をすれば「何で今までこうしなかったんだ?>自分」みたいな。。。【爆】

だがまぁいい。とにかく答えが見つかったのである。
但し、見つかった答えは「『ST-2 → ETERNITY』の順で接続したときの『ETERNITYのパラメータの最適値』」だけであるから、これに合わせてペダルボード全体の最終的な接続順をもう一度、冷静に決めなければいけない。練習スタジオに持ち込んだVer. 2.4.1は細かい不都合(主として音色の選択上の問題。つまりは操作性の問題)があったからである。
で、とにかく、最終的な接続順は頭の中で下図のように決まった。
Guitar
Amp
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Guitar

Ch. B
Boost
(Level Up)


ボード上の配置と配線も再度検討し直した結果、下図のように決めた。
日々雑感 - DoromPATIO
dpGuitarSystem3 Ver. 2.5

基本的な考え方は以下の通りである。
  • 演奏中に操作するペダルは全て手前に配置する
  • 常時ON=つまり演奏中は操作する必要の無いペダルは全て奥側に配置する
  • 配線は可能な限りシンプル&最短距離になるようにする
  • 基本のサウンドは「ST-2+RC-Booster+Echo Baby」で作る
  • ETERNITYは単独使用せず、ST-2との同時使用のみとする(このように割り切ることによって長年の懸案事項が解決したのだ※後述
  • Small CloneはAチャネルに入れてBチャネルに切り替えるとOFFになり、それと同時にレベルアップでソロに移行できるようにする

と言うわけで、結局、Echo BabyとSmall Clone以外は一度全て取り外してから組み直したのが下の写真である。グレーのボードのあちゃこちゃには前に開けた穴やペダルを外すときにドライバーでこじった跡が見られるが気にしない気にしない。(^^;;
音には関係ないのである。(^^)v

日々雑感 - DoromPATIO
演奏中に操作=ON/OFFするのは手前の4台のペダルだけである
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反対側。逆から見た場合の手前の3台は常時ONだから演奏中のON/OFFは無い。クリックすると拡大

もうひとつ。
筆者的に「これでベスト。他の選択枝=調整値は無い」と結論付けたパラメータ=つまみの位置=については「二度と触りたくない」と言うか「(運搬中及び演奏中に)動いて欲しくない」ので(プロのリグなどでも良く見られるように)3Mのプラスティックテープで固定してしまった。
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最大のポイントはLovepedal ETERNITYの設定【♪】肝となるGlassとDriveのつまみを動かないように固定=封印
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基準となるAチャネルが動いては困るのでセンターで固定。モードも「A ⇔ B」しか使わないので固定=封印
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Small Cloneの最適値は買ってすぐに見つかったのでこれも固定=封印。DEPTHは浅めと深めのどっちも使うのでスライドスイッチのポジションが暗いステージ上でも判りやすいように頭を塗装(写真では判り辛いが、先に白いラッカーを塗ってから、その上に100円ショップで買った銀ラメのマニュキアを数回塗布♪)。このスライドスイッチは屈んで指先で切り替えるのでは無く、つま先で操作できるから便利。つまみを固定したのでつま先の操作で靴が触れてもレイトのつまみが動かないのも宜しい

写真のように固定した理由は実はもうひとつあり、こうすれば「やっぱり、こうすればもっと良くなるんじゃね?」と言う脳内の別の自分の悪魔の囁きを排除できるからである【苦笑】。さもないと、またしても泥沼の試行錯誤に陥りかねないでは無いか【爆】。
……と、それはさて置き。

固定してしまったパラメータ(つまみの位置)以外は下記の理由により幾らでもいじることがあるので当然フリーである。
  • 使用するギターアンプの違いによる微調整
  • セット内容(その時に演奏する演目)による微調整
  • その日の気分(これ大事)による微調整

勿論、それぞれのパラメータの基本となるセッティングは決まっている。だから、上の3項目はいずれも「調整」である。
そして。
実際の演奏=使用上の順列組合せは下記のようになる。
とってもとってもシンプルである。

接続順と組合せ
組合せ/エフェクター
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Ch. A
Ch. B
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
← 信号の流れ ←
0
Tuning / Mute
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
1
Clean / Crunch / Over Drive
*Wide Range*
with Delay
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
うるさいことを言わなければ基本的にJ-POPからハードロックまで全てをカバーできる基本サウンド
2
Clean / Crunch / Over Drive
*Wide Range*
with Chorus and Delay
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Small CloneのDEPTHは浅い方での爽やかなコーラスサウンド。LS-2のひと踏みでコーラスをOFFって音圧アップのソロに移行できるのがポイント。要するにEric Johnsonの方法論のエッセンスだけを参考にした考え方。但しギター側をフルテンにし、Small CloneのDEPTHを深くしてのジミヘンっぽいサウンドもありである(ジミヘンのウニョウニョはUNI-VIBEだがSmall CloneのDEPTH深めで似たような感じは出せるのだ)
3
Clean / Crunch / Over Drive
*Wide Range*
with Delay
add Boost Up
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ソロの音圧・音量が足りないときのブーストアップ用。後段にRC-Boosterがあるので音圧だけで無く、ゲイン=歪みも多少加わるのがミソ。LS-2のプリアンプの特性なのか高域が若干暴れ気味になるのもソロには向いているので◎
4
Clean / Crunch / Over Drive
*Narrow and Fat*
with Delay
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ハードロックに最適な分厚いオーバードライブサウンド。但し、ギターのボリュームを絞ればマイルドなクリーン/クランチもOK。1の状態から切り替えてハイポジションでのファットなリードサウンドを得ると言う使い方もある。それで音圧が足りなければLS-2をBチャネルに切り替えれば良い。この辺は臨機応援に操作すれば良い。ペダルボードは楽器の一部である
5
Clean / Crunch / Over Drive
*Narrow and Fat*
with Chorus and Delay
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
Small CloneのDEPTHを深めにすると気持ちが良いが、ジミヘンを演るにはファットすぎるのでdpTL GoldTopをタップする必要がある。とにかく使用頻度は低い。強いて挙げれば哀愁のヨーロッパのBメロ部分にはピッタシ
6
Clean / Crunch / Over Drive
*Narrow and Fat*
with Delay
add Boost Up
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ペダルボード - エフェクター - dpGuitarSystem3
ファット&ゲインアップでGary Moore気分に浸れるサウンド♪ サステイン/フィードバックも自由自在。但し、自己陶酔しすぎるとバンドの他のメンバーから嫌われる公算大【苦笑】

上記のサウンドは前述の通り、既にdpGuitarSystem3 Ver. 2.4.1で実証実験済みなので
ここに落ち着くまでの試行錯誤を改めて分析すると、結局はLovepedal ETERNITYの使いこなしに悩んだから時間がかかった、かかり過ぎちゃった……と言うのが結論である。別の言い方をすれば、筆者は「いわゆるTS-9(Tube Screamer)系」が好みじゃないらしいのに、これまで(結果として)大きく分ければTS-9系のペダルを中心に音作りをしようとして失敗してきたような気がする。

そもそもは1970年代に、特にアメリカで爆発的人気となり、以降のオーバードライブ系ペダルの設計に多大な影響を与えたと言われる(MAXON/Ibanezの)Tube Screamer(TS-808 or TS-9)は中域に特徴がある。余り(過激には)歪まない(今は亡きStevie Ray VaughanがTS-808を2台直列で使っていたのは有名だが、ゲインが足りなかったのだろう)
そのTube Screamer系のオーバードライブ・ペダルにはまるっきりのクローンからブティック系の高級高額発展系まで色々とあるが、前に使っていたXotic AC-Boosterもそうだし、Lovepedal ETERNITYも正にそうである。

そのETERNITYであるが、これは大きく分ければブティック系で、今となって冷静に分析すると(つまり筆者の耳による評価では)次のような特徴がある。
  • 完全アナログ回路である(当たり前だ)
  • Tube Screamer系なのは明らかで中域が思いっきり持ち上がっている
  • 恐らくクォリティの高いストラトとの相性が一番良い(筆者の好みと真逆【爆】)
  • 恐らく真空管式のブティック系アンプとの相性が一番良い(困る)
  • 逆に言えば汎用性が低くJC-120などでは真価を発揮しない(大いに困る)
  • ONにしただけでレンジが狭くなる(特に高域)
  • Glass(トレブル・ブースター)を上げていくと、シーソー式に低域が減る
  • Gain(歪み具合の調整)がゼロでも完全なクリーンでは無い(RC-Boosterとは大違い)
  • Gainは11時ぐらいがMAXで、そこから右に目一杯回しても歪み量は殆ど変わらない
  • Gainを上げると9時以上でホワイトノイズが目立つ

このように書くと筆者的には良いところが何も無いみたいだが、dpTL GoldTopをタップして、Glassをフルテン、Gainを8時半ぐらいにした時のサウンドはTelecasterでブルースを演るには最高と言える味のある枯れたサウンドであり、ピッキング・ニュアンス抜群(ピッキングの強弱へのレスポンスの良さ)、ギター側のボリューム操作によるクリーン〜クランチのコントロールが容易……など、実にレベルが高い。
しぃかぁしぃ〜。
このような上品でハイレベルなサウンドを筆者(と言うか、筆者のバンド)は全く必要としない(をいをい。。結局、駄目じゃん【爆】)。

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非常に合理的で美しいレイアウト(←自画自賛。こればっか)(^^;;

これに対して、今年になって入手したBOSS ST-2 Power StackはLovepedal ETERNITYとは何から何まで完全に正反対の歪み系ペダルである。
  • デジタルである(如何にも最近のBOSSらしい設計)
  • つまり正確にはST-2は歪み系ペダルと言うよりはアンプ・シミュレータに近いと言えるかも知れない
  • 無茶苦茶ワイドレンジである(ONにすることによってレンジが狭くなるなどと言うことは全く無く、逆に聴感上は高調波歪みの影響でレンジが広くなったようにすら感じるほど)
  • 一番右のSOUNDつまみを絞りきった状態でも若干は歪んでいる(RC-Boosterのよなクリーン・ブースター的要素は設計目標に入っていない)
  • SOUNDつまみの左側1/3がクランチ、中央1/3が(オーバー)ドライブ、右側1/3がスタックアンプのフルゲイン=オーバードライブとディストーションの中間のようなサウンドで、更に効能書きに依れば3段スタックの箱鳴りまでをシミュレート=と変化するが、ギターがdpTL GoldTop=大出力のハムバッカー・ピックアップの場合には11時近辺(クランチとドライブの境目)ぐらいで歪み量的には充分すぎるほどのゲインが得られる(ストラトを繋いで右一杯に回せばリッチー・ブラックモアやインギーのようなサウンドになると言う理屈)
  • SOUNDつまみを右に回しすぎるとピックアップの出力とギターアンプの音量によってはフィードバックを通り越して高域でのハウリングが起きるので要注意
  • ベースとトレブルのそれぞれのトーンコントロールの効きが非常に良い
  • SOUNDつまみがクランチの範囲であれば、ギター側のボリューム操作で歪み量を自在にコントロールできるのが非常に素晴らしい。この点は明らかにETERNITYよりも優れている(正直、非常に意外であり、BOSS=日本の技術力を再評価した筆者)
  • ギター側のボリュームを極小まで絞っても高域が失われないのでカッティングなどに最適なトーンが簡単に得られる

特徴の最後の2項目こそが、筆者の現行のペダルボード=dpGuitarSystem3に於て「BOSS ST-2 Power Stackが基本サウンドを作るための常時ONのペダルに位置づけられた理由」である。
ST-2の約4倍の価格【!!】のLovepedal ETERNITYのGlassをフルテン、Gainが9時〜11時ぐらいにセッティングした状態で、ギター側のボリュームをギリギリまで下げてデリケートなピッキングをしても完全なクリーン・トーンは得られない。ハイはガッツリ落ちてシャキシャキのカッティングは出来ない。この状態でギター側のボリュームをフルテンにしてもハードロックのソロを取るには歪み量とサステインが少々足りない(ブルース系のロックにはちょうど良いが)。
但し上記はJC-120のような全く歪まないトランジスターアンプに繋いだ場合の話であり、上質な真空管アンプを最初からクランチ気味にセッティングすればまるで異なる結果となる筈ではある

これに対して、BOSS ST-2 Power StackのSOUNDつまみを11時ぐらい、トレブルは1時半ぐらい、レベル(出力)とベースは適宜……にセッティングした状態で、同じくギター側のボリュームをギリギリまで絞って弱めのピッキングをすればほぼ完全なクリーン・トーンが得られる。ハイは全く落ちないので、シャキシャキのカッティングもそのままOKである。しかも、ギター側のボリュームをフルテンにすれば充分な歪みとサステインが得られる。但しファットな高域では無い。

以上のETERNITYとST-2の比較から明らかなのは「Lovepedal ETERNITY君の処遇」は、たったのふたつっきゃ無いってことである。

  1. ヤフオクで高額で売る(Lovepedal ETERNITYは製造年度で相場が異なり、最初期型はとんでもない値段になるが、筆者のは中期ぐらいのもの。それでも多分、35,000円〜45,000円ぐらいにはなるだろう)
  2. 基本サウンドであるBOSS ST-2 Power Stackを補完するブースターとして使用する

ヤフオクで処分するのも手ではある。仮に45,000円で売れたとして、ST-2を補完する10,000円程度の別のペダルを買えば経費他を引いても30,000円も余ってしまう【♪】
しかしそれはいつでも出来る。

と言うわけで、これまでの考え方=ETERNITY単体でのベストなサウンドと、ST-2と組み合わせたときのベストなパラメータの両立(の成果なき探索行為【苦笑】)=を捨てて、ETERNITY単体でのサウンドのことは全く一切配慮考慮せず、ST-2を補完するにはどうしたら良いか?だけを考えたパラメータ=GlassとGainのつまみの設定=を探しまくったら、それがあっさりと見つかった判っちゃった気に入っちゃったと言うことなのであーる。
いやぁ....しかし。。。それにしても、ここまでの道程の長かったこと長かったこと【爆】。

なお。
この「筆者がBOSS ST-2 Power Stackと組み合わせて使う場合だけに有効な『Lovepedal ETERNITYのGlassとGainのパラメータの最適値』」は筆者の使用環境でのみ意味のあること・成立することなのだから、その具体的な設定値については記述しない。


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dpGuitarSystem3 Ver. 2.5 趣味の抜き版画像。Made in Japanが3台、Made in U.S.A.が4台の日米ハイブリッド。なお、上の写真の各つまみの状態は筆者の常用の状態とは大幅に異なる。撮影の時にペダルボードを移動したりすると、つまみの位置は簡単に動いちゃうからである

それにしても。
このdpGuitarSystem3構想がスタートしたのは2009年7月であるから、完成するまでに、なななな何と丸々2年以上掛かったわけだ。
それどころか、その前のdpGuitarSystem2は2005年1月構想開始だから、そこから数えれば、なななななななな何と6年と8ヶ月である。
馬鹿だ。。。【遠い目…】

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Lovepedal Echo Babyは前から動作角度をつま先で簡単に動かせるような仕掛けをしてあったのだが、結局、決め打ちの場所でしか使わないのでこれを機会に固定。つまみの形状が特殊でテープじゃ無理なので、複雑な形状のプラ板を作って固定した。プラ板には穴を開けてあるのでLEDインジケータもちゃんと視認できる
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